賃貸住宅のガス会社変更

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冬になると家計を圧迫するガス料金。

 

プロパンガスの場合は特にその傾向が強いようですが･･･そもそも都市ガスとは何が違うの？

 

安いガス会社に変更することができるって本当？

 

インターネットのプロバイダー選びで「すご～く迷った！」という方は多いのではないでしょうか？

 

一方、これまで、ガス会社や電力会社を選ぶのに迷ったという方はいなかったでしょう。

 

しかし、2016年の春からは電力自由化に伴って電力会社を選べるようになりましたよね。

 

基本的には賃貸住宅でも自由に電力会社を選ぶことができますので、これを機に乗り換えた！という方もいらっしゃるのでは？

 

そして！2017年にはガス会社変更も可能に！

 

でも･･･ガスには都市ガスとプロパンがありますよね。

 

賃貸住宅によって契約しているガスの種類が異なると思いますが、種類を問わず自由にガス会社変更ができるのでしょうか？

 

「プロパンガスは都市ガスよりも高い」･･･これ、常識と言っても良いですよね？

 

私は両方の物件に住んだことがありますが、一人暮らしでも一ヶ月あたりのガス料金が数千円違っていました･･･！

 

ガス料金を安くしたいのであれば都市ガスを使っている賃貸住宅を選ぶのが一番ですが、エリアによってはプロパンのみのところもあります。

 

ただ、プロパンガスは業者によっても金額が違いますので、ガス会社変更をして安いところと契約すれば良いのでは？と思われがちですが･･･。

 

賃貸住宅の場合は、建築の際にガス設備をガス会社負担で設置しているケースも多く、大家さん側としてはそう簡単にガス会社変更ができないという事情があります。

 

ですから、プロパンガスを使っている賃貸住宅では、たとえガスが自由化になったとしてもガス会社変更はほぼできないものと予測されます。

 

若い頃の私がそうでしたが、ガスの種類の違いについてよく知らないという方もいらっしゃるのでは？

 

ガス会社変更を試みる前に、まずは基本事項のおさらいを･･･。

 

プロパンガスの成分は液化しやすいのが特徴で、ご存知の通り細長いボンベに充填されて運ばれてきます。

 

一方の都市ガスは、地中に張り巡らされたガス管を通って、気体の状態で供給されます。

 

プロパンガスの値段はガス会社が自由に決めて良いことになっているのに対して都市ガスは公共料金。

 

つまり、プロパンは業者の都合で値上げされるリスクがありますが、都市ガスはその心配がないということです。

 

賃貸住宅の場合は、ガス会社と大家さんが“べったり”な関係にあって、実は相場よりもガス料金を高く設定されていることもあるんですよ！

 

私の場合、プロパンガスの物件を内覧した時には、ガスの基本料金と従量単価を必ず確認するようにしています。

 

意外に思われるかもしれませんが、同じエリアの賃貸住宅でも物件によって金額が違うんですよ･･･。

 

この平均値はエリアによっても異なりますので、複数の物件を見て比較してみると良いでしょう。

 

そうすれば、どこの物件の大家さんがズルい人なのかわかってしまいます！

 

一度入居してしまうと、団体交渉でもしない限りガス会社変更をしてもらうのは難しいので、契約する前に見抜ける賢さを身に着けたいものですね。

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