壁紙クロス 健康

ホーム ＞ 失敗しない壁紙クロスの掃除法 ＞ 健康に優しい壁紙クロスの基準。どうやって見分ける？

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ともすればデザイン性重視で選んでしまいがちな壁紙クロス。

 

これから張替えリフォームを検討している方は、「健康」をキーワードに基本情報をチェックしておきましょう。

 

私には、「慢性じんましん」という原因不明の持病があります。

 

ハッキリしたことは何もわからないのですが、発症した当時、築20年を超えるアパートに住んでいました。

 

私は、あの物件の建材が原因なんではないかと予想しているんです。

 

見た目はリノベーションされていてオシャレな雰囲気だったのですが、断熱機能も最悪でしたし、水はマズイし、ゴキブリは出るし･･･と、何かと欠陥の多いアパートだったんですよね。

 

いわゆるシックハウス症候群に関係するような壁紙クロスや床材を使っていたんじゃないかという疑いも･･･。

 

ホルムアルデヒドに反応してじんましんが出るケースもあるようなので、ますます怪しい！

 

健康に害を与える住宅なんて、イマドキ最悪ですよね。

 

実際、そのアパートはひっきりなしに人が入れ替わっていました。

 

私のように「今は賃貸でも、いつかは平屋の一軒家を！」とプランニングしている方は、壁紙クロスが健康に与える影響についても知っておいて欲しいのです。

 

マイホームを建てる目的は、究極的には「家族みんなが幸せになるため」ですよね！？

 

せっかく念願のマイホームを手にしても、「外観やインテリアはオシャレだけど、住んでみたら家族が病気になった」なんてことになったら全く意味がありません。

 

環境や人体の健康に与える建材の影響については、これまでも様々な被害があり、それを受けてメーカー各社も研究・開発を重ねてきました。

 

「何が環境や人体に有害なのか？」を裏付けるデータ自体が少なかった時代とは違って、今では有害物質を含む壁紙クロスは製造そのものが禁止されていたりします。

 

法的にもかなり厳しく規制されていますから、これから平屋を建てる方はそれほど心配することはないでしょう。

 

ちなみに、健康に悪影響を与えない壁紙クロスかどうかを見分けるポイントとしては、「ISMマーク」があります。

 

これは、日本壁紙協会によって定められた基準で、「健康に害を与えるような化学物質は最小限に抑えていますよ」とアピールするためのものです。

 

また、自然素材を使った壁紙クロスであることを表す「エコマーク」もメジャーですね。

 

海外からの輸入品の場合は、それぞれの国で定められている安全基準があります。

 

とりわけヨーロッパの基準は厳しいようなので、そういった基準をクリアしているかどうかが一つの目安になりますね。

 

「壁紙クロスと健康の関係」というと、どうしても「化学物質」という観点でも議論になりがち。

 

ですが、私だったらそこにもう一つプラスして「心の健康に与える影響はどうなのか？」を判断基準にしたいですね。

 

私たちのココロが身の回りの“色”から受けている影響は想像以上のものがあります。

 

例えば、赤い物に囲まれていると、「よ～し、いっちょやったるか！」というやる気がUPする効果がある反面、イライラしやすくなって対人トラブルが増えてしまったり。

 

明るくポップな柄の壁紙クロスは、楽しい気分にさせてくれる一方で集中力をそいでしまったり。

 

いずれも、心の状態が仕事や勉強に好ましくない影響を与える典型的な例です。

 

そして、その根本にインテリアの”カラー”がある･･･！

 

個人的には、淡いブルーやグリーン系の壁紙クロスが一番落ち着く気がしますね。

 

副交感神経を優位にして、交感神経を鎮める作用があるので、心身をリラックスモードに導いてくれるそうですよ。

 

リビングから庭への出入りが可能で、家具は木製、ファブリックはリネンやコットンのものを選んでナチュラルな雰囲気の平屋にしたい･･･という夢をお持ちの方なら、淡いグリーンがちょうど良いかもしれませんね。

 

まるで森の中にいるような、ゆったりした時間を演出することができそうです。

 

実際に、はなかなか森林浴に出かける時間なんて確保できないでしょうから、インテリアの工夫で「なんちゃって森林浴Time」を！

 

それだけでも、家族のコミュニケーションが増えたり、仕事の疲れが癒えたり･･･とプラスの効果がありますよ。

 

みなさんも、壁紙のリフォームを検討する際には「心の健康にどう影響を与えるか」についても考えてみてくださいね。

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