床材メーカーを比較!おすすめ床材メーカーはこれだ!
目次
- やっぱり無垢の床材が最上か?
- 床材は、個性的なメーカーぞろい
- こだわりがないなら複合材?
- 床材メーカーはどこが人気?ランキングをチェック!
- まだある!個性派の床材メーカー
- 美しい“森”を演出する「relaxssing woodリラクシングウッド」
- こだわりのフローリング材に出会える「植村産業テラシス事業部」
- 知ってた?サンゲツは床材のメーカーでもあった
- 床材は、やっぱり無垢が良いってこと!?
- 一方で、こんなデメリットもあります。
- 安さ重視のメーカー選びなら?
- Panasonicで人気No1!「アーキスペックフロアW」とは?
- 環境に優しくデザイン性に優れた LIXIL
- もしも床材に飽きてしまったら…?
- 【まとめ】無垢材がベストな選択とは限らない
家の住み心地を大きく左右する床材。
どこのメーカーの、どんな素材の、どんな床にするか?
というのは結構重要な問題です。
ちまたの人気ランキングで上位に入っている床材メーカーに注目!
各社の商品にはどんな特徴があるのでしょうか。
また、すでに家を建てた先輩たちは何を基準に選んでいるの?
無垢がいい!自然がいい!
某ハウスメーカーのことを調べていると、そんな考えに染まってしまいがちですが、はたして無垢はそんなにいいのか?
床材についても、そんな無垢材至上主義に染まってしまいそうです。
そこで逆に、無垢の床材のデメリットについて、まずは考えてみます。
よくいわれるのがメンテナンスが大変という点と価格が高いという点。
しかし、無垢の床材はしょっちゅうワックスがけをしなくてはいけないというわけでもありません。
また、色あせしたり傷が付いてしまうと修復のしようがない合板の床材の方がメンテナンスに費用がかかるという考え方もあります。
ワックス不要なものや、ペット対応でキズや臭いに強いという加工が施された合板の床材になると今度はかえって無垢材より高価。
そうなると、コスト面でのデメリットも絶対というわけではなくなります。
加えて、床面積の狭い平屋建ての場合だとワックスがけ程度のメンテナンスや多少のコスト高はそれほどデメリットでもありません。
そこで、まずは無垢のフローリングで評判がよいメーカーを上げていきましょう。
床材を含む建材の専業メーカーの中で最大手ならば「大建工業」。
出典:大建工業 公式サイトより
商品の価格帯も坪あたり2万~9万円以上と非常に幅広く取りそろえられています。
そして、床材とシステムキッチンなどカラーコーディネートを楽しむのなら、
両方を手掛けているのは「ウッドワン」。
木目を活かしたシステムキッチンならば他のメーカーの選択ないというほど、圧倒的な人気を誇ります。
また、個性派のメーカーならば、ウイスキー樽のオークを床材に加工している「リラクシングウッド」。
天然の木目を際立たせる加工や耐水性・耐汚染性に優れたもの、衝撃吸収に際立ったものなど加工でアピールするのは「永大産業」。
セコイヤやボルドーパインなど非常に個性的な無垢の床材のみを販売している「植村産業」などがあります。
しかし、無垢材がいかにいいかといったとしても依然として床材のシェアは複合材が上回っています。
やはり特殊加工が必要ない場合に、価格の面で考えると複合材の方が安く付きますし、反りなどの心配もありません。
こちらの方でメーカーのシェアをみると、やはり大建工業がトップ。
それに続くのが、無垢材でも技術の高さをアピールする永大産業とパナソニックです。
乱暴に言ってしまうと、それほどこだわりがなければ複合材にしておくのが無難です。
しかしコンパクトな平屋にしたのだから徹底的にこだわりたい。
そう考えるならば、無垢材の専業メーカーもおススメといえるでしょう。
床材のメーカーは何を基準に選ぶ?ランキング1位はココ!
高級感を求め過ぎて高くなるのも困るし、かといってケチって安っぽくなるのも困る・・・。
コスパの高い床材選びのポイントとは?
新築するにあたって、床材をどんなものにするかって悩みどころですよね。
室内における専有面積が広いので、安っぽいものだと家まで安っぽく見えてしまいます。
素材、色、柄・・・どんな床がいいのかな〜と迷う前に、まず決めておくべきはメーカー。
床材は個性的なメーカーがそろっているので、床材そのものというよりもメーカーを基準にして選ぶという方も多いんですよ。
というわけで床材の売れ筋ランキングを参考にしてみると、NO1はなんといっても「ダイケン」。
建材の専業メーカーの中で最大手であり、商品の価格帯も坪あたり2万〜9万円以上と非常に幅広く取りそろえられています。
こちらのサイトで取り上げられているのは「オトユカフロア」という商品で、物が落ちても下の階に響きにくいという遮音性能が売り。
傷・摩耗・熱にも強いということで機能的、しかもカラーバリエーションも豊富という点が売れている秘密なのでしょうね。
続いては、「エイダイ」。(永大産業)
こちらもよく聞くメーカー名ですよね。
天然の木目を際立たせる加工や耐水性・耐汚染性に優れたもの、衝撃吸収に際立ったものなど加工でアピールするメーカーです。
ここでランクインしているダイレクトエクセルという床材は、耐傷・耐熱性はさきほどのダイケン製のものより劣っているようですが、なんといってもカラーバリエ—ションが豊富!
ホワイト系の明るい床材が人気のようです。
賃貸だとなかなかホワイト系の床材って見ないので、マイホームを建てるならあこがれちゃいますね。
続く第3位は、朝日ウッドテックの「ライブナチュラル」。
出典:WOODTEC 公式サイト ライブナチュラルの床材紹介ページ
突き板なのに無垢板のような温かみのある仕上がりが大人気!
「予算的に無垢床は無理だけど、無垢っぽい雰囲気のある床材にしたい」という方に好評の床材です。
床材とシステムキッチンなどカラーコーディネートを楽しむのなら、両方を手掛けている「ウッドワン」。
木目を活かしたシステムキッチンならば他のメーカーの選択ないというほど、圧倒的な人気を誇ります。
ウッドワンといえば「無垢ピノアース」という建材が有名。
ニュージーランドの「ロハスの森」で育った木を素材としているんですって。
ウッドワンの公式サイトにはその特徴について詳しく解説されているんですが、特に注目したいのはその調湿性!
⇒ https://www.woodone.co.jp/wood/muku/muku-1/
床材(+ドア)としてこのピノアースを採用した場合、一般的なシート+単板突板床材の8倍もの水分を吸収するんです。
調湿性が高いということは、室内の余分な水分を吸収してくれるということですから、カビやダニの発生を抑えられるという効果が期待できるんですよ。
インテリアに「美しさ」を求めるのであれば、「relaxssing woodリラクシングウッド」がオススメ。
「自然が作ったけがれなき精巧美」をメインコンセプトとした商品ラインナップは、思わずため息がこぼれてしまうくらいに美しいのです。
シェールフォレ 26,000円/ケース~
「愛しい森」という意味。
無垢一枚広単板を表面材に使い、色や節、照りなど木が本来持っているオリジナリティが損なわれず活かされている複合フローリングです。
ピュアレックス 24,000円/ケース~
純粋な無垢材の素材感を生かし、なおかつ無垢材の弱点(伸縮しやすいなど)を補った複合フローリング。
ナラ、ブラックウォールナット、ハードメープル、アメリカンチェリーなどの種類があります。
フローリング・パネル 15,000円~30,000円/ケース
天然の無垢フローリングパネルです。
ちょっと赤みがかったカラーが印象的なカリン、シックなブラックウォールナット、明るくヘルシーな色味が特徴のカエデカバ、無垢材ならではの温かみを感じるレッドパイン、そして木目が美しいナラ・・・と、全部で16種類もの樹種から選べます。
ウォームソリッド 20,000円
床暖房に対応した無垢フローリング材。
カリン、ビルマチーク、ナラ、カエデカバ、アイリッシュソリッドラバーウッドと、テイストの異なる樹種から選ぶことができます。
いずれも、それぞれの樹種の持つ“表情”が生かされたフローリング材で、まるで森の中にいるような“安らぎ”を演出してくれます。
大量生産、大量消費、そして大量廃棄。
経済の成長と共に「作っては、捨てる」を繰り返してきた私たちですが、地球のあちらこちらに“ガタ”がきているという現実に直面し、経済活動や生活のスタイルを改めなければいけないのだと思い知らされる時代となっています。
改めて、「古びていく味わいの良さ」を教えてくれる無垢材のニーズが高まっているのも、そんな社会の動きと無関係ではないでしょう。
植村産業テラシス事業部は、無垢にこだわってフローリング材を販売するメーカー。
「傷さえも愛おしく、錆もなお美しさを与える」というコンセプトの元、限られた樹種のフローリングだけを取り扱っています。
というのも、木を育てて→伐採して→製材して・・・というプロセスをトータルでプロデュースしているから。
その木を育てる人々を幸せにしたい、彼らの暮らしを楽にしてあげたいという思いから、「値上げのお知らせをしなくてはならないかもしれません」と言い切ってしまう、その誠実なモノづくりは多くの“マニア”の共感を呼んでいます。
価格は以下のように高いのですが、「高くてもいいから、こだわりの無垢材を使いたい」という方は、ぜひチェックしてみて欲しいメーカーです。
ホワイトオーク
- 90×150×2000(mm) 48,000円/本
- 90×150×3000(mm) 74,000円/本
- 30×150×2000(mm) 28,000円/本
- 30×150×3000(mm) 43,000円/本
ポンデロッサパイン
- 90×150×2000(mm) 46,000円/本
- 90×150×3000(mm) 72,000円/本
- 30×150×2000(mm) 25,000円/本
- 30×150×3000(mm) 37,000円/本
ハードメープル
- 90×150×2000(mm) 50,000円/本
- 90×150×3000(mm) 76,000円/本
- 30×150×2000(mm) 29,000円/本
- 30×150×3000(mm) 45,000円/本
ブラックウォールナット
- 90×150×2000(mm) 68,000円/本
- 30×150×2000(mm) 38,000円/本
ブラックチェリー
- 90×150×2000(mm) 64,000円/本
- 90×150×3000(mm) 98,000円/本
- 30×150×2000(mm) 35,000円/本
- 30×150×3000(mm) 53,000円/本
床材選びで盲点だったのは、壁紙のブランドとして有名な「サンゲツ」でも床材を製造・販売しているということです。
例えばこちらは、サンゲツのクッションフロアを採用した事例。
出典:ルポハウス公式インスタグラム 床を木目のクッションフロアにした施工事例
北欧風の家具とテイストをそろえたデザインになっていて、全体的に調和がとれていますね。
「木目のクッションフロア」ということで、無垢床に比べて耐水性に優れているというのもポイントです。
調べてみると、サンゲツは壁紙だけではなく床材も種類が豊富!
クッションフロアだと、3,000円/m2前後くらいですから、比較的取り入れやすいのではないでしょうか。
天然木の風合いを生かしたウッドフロアもあります。(床暖房対応。ワックス不要)
こちら、お値段は13,930円/m2~、ケース売りだと4万円以上なので、やはり壁紙のイメージ同様「高級」路線であることは間違いなさそうです。
とはいえクッションフロアは“高見え”するわりにお値段はリーズナブル。
「無垢床にあこがれはあるけど、予算的に無理そうだ」という方は、サンゲツのクッションフロアを候補に入れてみると良いでしょう。
もっと言うなら、床、壁、カーテンを全てサンゲツでそろえられたらインテリアに統一感が出てステキでしょうね。
なんといっても、サンゲツはインテリアのプロ中のプロ。
単に見た目のデザインだけではなく“質感”、“グレード”なども合わせられるのが理想的だなと感じます。
この他にも、ウイスキー樽のオークを床材に加工している「リラクシングウッド」。
セコイヤやボルドーパインなど非常に個性的な無垢の床材のみを販売している「植村産業」などがあります。
いずれも、無垢材の製造の力を入れているメーカーが多いですね。
安っぽいフローリング生活が長い私としてはやはり無垢材にあこがれるのですが・・・、やっぱり床材は無垢がイイのでしょうか?
さきほどのウッドワンの公式サイトでも解説されていますが、無垢といえばなんといっても調湿性の高さが魅力。
高温多湿な日本では古くからその特性を生かした家づくりが確立されていたのですが、昨今はコンクリート住宅が増えていますよね。
そこで、温故知新で無垢床材の有用性が見直され、ニーズが高まっているんだそうです。
また、無垢材の不規則な木目には人の心身を癒す作用があるのだとか。
専門的には「1/fゆらぎの法則」といって、規則的ではなく不規則なリズムを持つアノ模様が、私たちを自然にリラックスさせてくれるんですって。
加えて、経年劣化を楽しめるというのも無垢の床材の魅力ですよね。
樹種によっても劣化に伴って雰囲気が変わるので、インテリアに合わせて選び分けるという楽しみもあります。
それぞれの無垢床材の魅力についてはコチラのページでも紹介していますので、ぜひご覧になってみてください。
このように、古き懐かしき日本住宅の良さを思い出させてくれる無垢の床材。
メーカー各社も開発に注力しているようですが、知っておくべきデメリットもあります。
よく聞くのは、こんな弱点。
- メンテナンス(ワックスがけ)が大変
- 床暖房に適応していないものが多い(熱に弱い)
- 傷がつきやすい
- 狂いやすい(湿度や温度によっては縮んで隙間が空いたりする)
- 価格が高い
- シミができやすい
例えば私の友人宅は、小さい子供がいるのに無垢の床材を選んでしまったので、食べこぼしにめちゃくちゃ神経質になっていました。
なぜかっていうと、シミになりやすいからです。
リラックス効果があるはずの無垢の家で、妙にイライラしている友人・・・。
それじゃあ本末転倒ですよね。
無垢は一般的なフローリング床材に比べてm2あたりの単価が倍以上になることもありますし、採用には慎重になったほうが良さそうです。
無垢床材のメリットやデメリットについてはこちらのサイトがわかりやすいです。
知識ゼロから床材選びをするならチェックしておくべき!
安さ重視のメーカー選びなら?
「新築するなら床材は無垢がいいかも!」と持ち上げておいて落とすのもなんですが・・・、コスパ重視で床材&メーカーを選ぶのであれば、無垢ではなく普通のフローリング(複合材)が良さそうですよ。
なんてったって、無垢材がいかにいいかといったとしても依然として床材のシェアは複合材が上回っていますから。
やはり特殊加工が必要ない場合に、価格の面で考えると複合材の方が安くおさまりますし、反りや伸縮などの心配もありません。
というわけで複合材の床材に限定してメーカーのシェアをみると、やはり大建工業(ダイケン)がトップですね。
ダイケンでは美しさをキープするための特殊加工「WPC加工」が採用されているのが強み。
これは木材組織にプラスチックを注入・充填させたもので、木の美しさを際立たせつつも耐摩耗性や耐傷性、耐汚性を高めることに成功しているんです。
ちなみに、ダイケンの最安値は「フォレスティアJM」という床材で、通販サイトなら税込み8,530円〜で購入できます。
それに続くのが、無垢材でも技術の高さをアピールする永大産業(EIDAI)とパナソニックです。
エイダイは、艶のある質感を際立たせる塗装技術に定評あり!
特に、10回も塗装と研磨を繰り返す「クリスタル・ナチュラルハード塗装」は、厚塗りすることによって傷や汚れを防ぐという効果があります。
こちらの最安値は税込み9,622円〜の「アトムワイド」。
アンモニアに強く、ペットのいるお宅に人気の床材なんですよ。
最後にご紹介したいのは、私がイチオシのパナソニック!
出典:Panasonic 公式サイト フローリング(木質床材)
花粉やダニの死骸など、アレルギーの原因になる物を捕まえて抑制する「アレルバスター配合塗装」を採用しているんですって。
パナソニックは、全体的に色柄も豊富。
価格も4,309円〜(半坪分)とリーズナブルなのが魅力的です。
このように、床材はメーカーによってアピールポイントも価格も様々。
ぜひ、いろんなメーカーのものを比較して、できればショールームなどで実物も目で見て&手で触れてみて検討してくださいね。
こちらのようにメーカー別の特徴がわかりやすくまとまったサイトを利用すると、効率よくメーカー選びができるんじゃないでしょうか。
Panasonicで人気No1!「アーキスペックフロアW」とは?
Panasonicといえば、2019年12月現在はこちらの「アーキスペックフロアシリーズ」が人気ランキングの上位にランクインしています。
突板仕上げとシート仕上げがありますが、特に人気なのは、こちらの「突板仕上げ=W」という商品。
出典:Panasonic 公式サイト アーキスペックフロアシリーズの詳細ページ
上記の写真は「フレンチヘリンボーン セットホワイトオーク色」というカラーの商品ですが、同じフレンチヘリンボーン柄でもセットユーカリ色やセットオーク色などカラーバリエーションが豊富なのが魅力的。
柄も、スクエアブロック、ランダムボーダーなどあり、木の組み合わせ方で一定のパターンに仕上げた個性的なデザインが人気のポイントと言えるでしょう。
無垢材のような重厚感や温かみを感じさせますが実際は無垢ではなく、汚れや水気に強いのもアピールポイントですね。
m2あたりの単価は10,000~15,000円で、極端に高くもなく安くもなくといったところです。
個人的には「セットホワイトオーク」という色が気に入りました。
真っ白なフローリングは「汚しちゃいけない」「汚れたらどうしよう」と変に神経質になってしまいそうですが、PanasonicのアーキスペックフロアW フレンチヘリンボーンのセットホワイトオークは白とベージュの間くらいの色でほどよい感じ。
光を適度に反射してくれるので家の中が明るくなりますし、暖かい日差しに包まれているような”ぬくもり“を演出してくれます。
白いフローリングのメリットについてはこちらの記事でも書いていますのでぜひ合わせてご覧になってみてくださいね。
環境に優しくデザイン性に優れた LIXIL
個人的には盲点だったのですが、「LIXIL(リクシル)」も床材を取り扱うメーカーですね。
イチオシは、ラシッサ。
出典:LIXIL 公式サイト 一般住宅用床材 ラシッサSフロア・ラシッサDフロア
「早生植林」とラワン材を組み合わせて作る「植林複合合板」をベースとしているのが特徴。
早生植林とは、短い時間で伐採できるようになる樹種のことです。
具体的には「ファルカータ」「ユーカリ」などが挙げられますが、これらの樹種はわずか6~10年程度で35年杉と同じ太さまで成長するんです!
そのため「短期間で伐採できる」=木材資源の持続可能な供給・調達のしくみだ!ということで注目されています。
しかもLIXILの床材は、特殊加工を施すことで無垢材さながらの質感を演出することに成功。
木目が立体的に表現されていて、パッと見た感じだと複合フリーリングとは気づきません。
他の設備もそうですが、LIXILはデザイン性に関しては非常にレベルが高い!
チェスナットなど木目が命の無垢材もリアルに再現できているので、空間もラグジュアリーになりますよね。
価格は31,000円/坪~ということで複合合板にしたらやっぱり高いのですが、無垢材よりリーズナブルなことは間違いないので、「無垢床にしたいけど、予算面で折り合いがつかない」という方はぜひ候補の一つに入れてみてはいかがでしょうか。
もしも床材に飽きてしまったら・・・?
床材は、一度決めて家を建ててしまったらそう簡単には換えられないものですよね。
だからこそ、失敗しないように・・・、後悔しないようにと慎重になるのは当然です。
ただ、今は、こんな便利なアイテムもあります!
出典:Woman Store 公式サイト はめこみ式フロアタイル(12枚セット)
はめ込み式の床材で、今ある床材の上から設置するというもの。
設置もカンタン!しかも、隙間ができにくいのもポイントです。
これなら、「リフォームするまでのお金はないけど、ちょっと部屋の雰囲気を変えたいなあ」という時に便利ですよね。
主には賃貸住宅にお住まいの方に向けた商品なのかもしれませんが、一戸建てのプチリフォームにもオススメ。
床暖房に対応可能な耐熱タイプもあるので安心です。
韓国っぽいテイストのお部屋にあこがれはあるけど、実際にやってみて失敗したら嫌だし・・・と迷っている場合、これで試してから本格的にリフォームするという手もありますよね。
また、床材の傷予防にもなるので、お子さんが小さかったり、ペットがいたりする場合にもお役立ちです。
水や傷に強いのもオススメポイントの一つ!
新築の時は特に、こぼしたり、傷つけたりすることに過敏になりがちですが、これならストレスも緩和されそう。
お母さんの心の安定にも良さそうな床材です。
【まとめ】無垢材がベストな選択とは限らない
価格、樹種、デザイン、耐久性。
フローリングを選ぶ条件はいろいろとあり、メーカーによって”強み“があります。
ここで紹介したポイントを振り返りながら、マイホームの雰囲気やライフスタイルにベストマッチするものを選びましょう。
- 無垢材は人気!しかし、お金がかかる
- フローリングメーカーは個性派ぞろい
- 木の栽培から製材まで、プロセスをトータルコーディネートするメーカーもある
- 人気NO1のメーカーはDAIKEN(ダイケン)
- 安くてもハイスペックな、コスパの高いフローリング材もある
無垢のフローリング材は確かに人気ですが、だからといって必ずしもあなたの暮らしにとって無垢材がベストな選択とは限りません。
いろんなメーカーのフローリング材を比較し、自分たちの生活に照らし合わせながら検討することが大事です。
平屋建ての総合情報
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最終更新: 2023年5月21日目次桐は高級材の代名詞ですが、、、桐は長所も非常に多い素材です桐の床材はあまりおススメしません「キズがつきやすい」の真相は…高級材の代名詞、桐ですが床材に用いられるものは低価格。低価格だから品質が悪いという意味ではなく、桐の特性自体が床材に向いているとはいい難いのです。使用する場所を限定すれば、優れた床材なのかもしれませんが、、、。桐は高級材の代名詞ですが、、、諸説...
三井ホームの床材は全般に価格が抑えられている印象です。価格が低い複合材の床材でも、表面はプリントではありませんから、それなりの雰囲気。三井ホームの新商品では、高めの価格のブラックチェリーを床材に用いています。無垢のオーク材を低めの価格に設定三井ホームでも用意されている床材の価格は大変幅広く、4,000~1万5,000円/平方mといった具合。当然、複合フローリングは価格が低く、無垢材になると価格が高...
住友林業の床材は標準価格でも無垢が中心、オプション価格を払うなら、もっと上のグレードの床材が選べます。選択肢が幅広いのも、木にこだわる住友林業らしいところ。表面に様々な加工を加えた床材も、価格次第で選べます。住友林業でこだわるなら床材は無垢日本古来の工法で、注文住宅を建てたい。そう考える人で、経済的に余裕がある人が選ぶ住宅メーカーが住友林業。名前に「林業」が入っているぐらいですから、木造の住宅には...
ある意味、究極の床材といえるのが大理石、しかし価格帯は下から上まで幅広いので、以外と現実的なのです。しかし、実用性には疑問がつきます。そこで大理石「調」のもの。価格も手ごろですしムードは満点、床材として実におススメなのです。見た目、ムードはすばらしいのですが大理石というと、パルテノン神殿、ローマのコロッセオ、インドのタージマハル。他にはミケランジェロなどの彫刻の作品でしょうか。重厚、荘厳、、、そん...
床材に用いられる桜はカバの場合がほとんどで、価格もそれほど高くはありません。桜というと思い浮かぶソメイヨシノに近い床材はブラックチェリー材。こちらの価格は結構高い部類に入りますが、経年変化が楽しめる良素材です。桜の床材はソメイヨシノではありません季節になると近年では、桜の花の名所に外国人の姿が目立つようになりました。この美しさは万国共通なのね、と考えるとしみじみしてしまいます。そんな桜の花の名所に...
無垢の床材は、木の種類によって大きく価格は異なります。しかし同じ木の種類でも取れる部位によって大きく床材の価格は変わるのです。無垢の床材にこだわるときには、木の種類だけでなく、木目も考慮して選びましょう。同じ種類の木でも価格は大きく異なります無垢の床材と一口にいっても、木の種類を始め様々なものがあります。まずは「柾目(まさめ)」と「板目」の違いについてです。柾目は丸太の中心に近い部分から取れる、床...
積水ハウスの床材のラインナップは集成材が中心。価格が上がれば、付加価値も上がるというわかりやすさです。しかし、床材が無垢材になるといちがいに価格と比例してものがよくなるとは限りません。積水ハウスなら集成材がオススメですがいかがですか?床材のラインナップにも個性が現れる坪単価でみると住宅メーカーをグループ分けした場合に、上位グループに来る積水ハウス。ちょうど、別の項で取り上げた住友林業と同価格帯にな...
竹の持つ特性を生かした床材が人気を呼んでいます。丈夫な上に肌触りも良く、水にも強い。加えて、価格も安い竹は床材として最良に思えます。しかし、あまりにも安い価格の竹は、色々な問題を抱えている可能性もあるのです。優れた特性をもつ竹の魅力中国の建築現場では足場に竹を用いていますが、これは高さが数10階ある高層建築でも同じ。初めて目にすると、ぎょっとするものです。しかし、身近にあり、育成が早く、値段も安い...
チークは床材として最適な樹種ですが、非常に価格が高いことで有名です。そこで、価格を抑えた集成材など「チーク風」のものがでています。もちろん集成材も床材として優秀なもの。価格が高くて手が出ない場合などは充分検討の余地がありますね。銘木だけに経年変化が大きな魅力ウォールナット、マホガニーとならんで世界3大銘木の一つに数えられるのが「チーク」材。硬さや耐水性、収縮率の低さに定評があり加工しやすく、自身が...
数10年もの長期間熟成される、ウイスキーの樽にも用いるナラ。部位によって価格差はあるものの、価格もそれほど高くないので、床材としても最適の素材です。日本の住宅の床材でもナラが最もよく用いられているといわれます。ウイスキーの樽もナラを使っています世界5大ウイスキーといえば、スコッチ、アイリッシュ、アメリカン、カナディアン、そしてジャパニーズ。近年では、日本のウイスキーが世界中で高い評価を受けています...
床材の寿命や保証期間は短いもの。そこで劣化した床材は張替えるしかありませんが、結構な価格をしています。そこで、コーティングならば価格も張替えほどはかかりませんし、長期間の保証が付いていますから安心できそうです。複合・無垢を問わず、床材に水は禁忌です合板で作られた複合材でも、天然木そのままの無垢材でも、床材は木から作られています。ですから、木材がダメージを受けるような環境にあると床材も傷みますので、...
無垢の床材にはデメリットがあるから、合板が主流。代表的なものは反りなのですが、それなりの値段がしたものならば、日常生活に支障が出るほどの反りは出ないはず。加えて、反りも無垢の床材の特性のひとつと楽しんでしまうことが大切です。無垢材にはデメリットがあるのですフローリングによく用いられているのが合板、つまり何枚か薄い板を張り合わせた物が現代では主流になっています。なぜなら、従来の無垢の床材にはない丈夫...