床材 ウォールナット 価格

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ウォールナットは大変人気の高い床材です。

 

手が出しやすい価格や、扱いやすい木質にあるようです。

 

床板として個性もそれほどないので、イメージも限定しません。

 

価格・扱いやすさ・クセのなさ、これがウォールナットの人気の秘密です。

 

「世界三大珍味」とは、トリュフ、フォアグラ、キャビアですが、「世界三大銘木」というものをご存じでしょうか？

 

チーク、マホガニーそしてウォールナットがそれにあたり、いずれも高級木材として非常に人気があります。

 

ウォールナットは、落ち着いた雰囲気を持つ濃い色目の木材で、加工がしやすく、オイルやウレタン塗料などとも相性が良い。

 

このように、よい所ばかり目立つので床材だけでなく家具にもよく用いられており、非常に人気が高い樹種になっています。

 

しかし、価格としてはやや高めの部類に入るぐらいで、手を出しやすいのも人気の秘訣。

 

仕上げの方法にもよりますが、無垢の１枚もの１平方mあたり１万円前後というのが相場になっています。

 

昔から床材に用いられているのが、北米産のウォールナットになり色目は濃い茶色、こちらは日本語でいえばクルミ材。

 

一方、最近人気があるのがアジアンウォールナット。

 

色目はグレー系の濃色、木目が似ているのでウォールナットと呼ばれていますが、実際はクルミとは違う仲間の木です。

 

無塗装で黒色系の色目の床材は、外にあまりありません。

 

そこで、アジアンウォールナットは人気なのですが、そのせいか原木の出荷が年々減っています。

 

独特の色目がお好みならば、注文できるのも今のうちかもしれません。

 

さてウォールナットの無垢を床材に選んだ人たちの声を聞いていると、ほとんどメンテナンスしていないとの声が目立ちます。

 

木質によるのか色目のせいなのか、本来ならばメンテナンスに手がかかるとよく言われる無垢のフローリング。

 

オイルフィニッシュのものですら、築５年でワックスがけをしたのが２回程度というユーザーさんの声もありました。

 

これが明るい色目のヒノキやスギ材、メープルだとそうはいきません。

 

加えて、これらの床材だと部屋がカントリー調のイメージに固定されてしまうという危険性もあります。

 

特に、平屋で部屋数が限られているような場合には、リビングの床材が家全体のイメージを決定しがちです。

 

そう考えると、メンテナンスを怠っても目立たず、部屋のイメージを固定しないウォールナットの床材の選択は正解です。

 

また、最近では表面の加工技術も進んでいます。

 

ノンワックスの加工がされたものや、キズがつきにくい硬質の加工がされたものなど各メーカーから多数出ています。

 

さすが、人気のウォールナットだけあって、選択肢が豊富、もちろん床暖房対応のものも発売されているのです。

 

ウォールナット、こう見ていくと人気の理由が良くわかりますね、３大銘木はダテではないといったところでしょうか。

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