床材 無垢 種類 価格

ホーム ＞ 床材メーカーを比較！ ＞ 無垢の床材は木の種類によって大きく価格は変わるってホント？

ツイート　　

無垢の床材は、木の種類によって大きく価格は異なります。

 

しかし同じ木の種類でも取れる部位によって大きく床材の価格は変わるのです。

 

無垢の床材にこだわるときには、木の種類だけでなく、木目も考慮して選びましょう。

 

無垢の床材と一口にいっても、木の種類を始め様々なものがあります。

 

まずは「柾目（まさめ）」と「板目」の違いについてです。

 

柾目は丸太の中心に近い部分から取れる、床材に現れるまっすぐな木目で、一本の丸太から少量しかとれません。

 

ですから、価格は高くなりますが独特な木目の魅力と、ソリなどが出にくい特徴があるのです。

 

一方で、板目は丸太の中心からずれた部分で取れるもので、木目に山形の模様が出てきます。

 

その模様も味なのですが、、、そのかわり、価格が安いという特長があるのです。

 

一枚の床材を取るにしても、一定の幅と長さを確保しなくてはなりませんから、全て柾目のものとなると非常に価格が高いもの。

 

板目と柾目が混合になった床材と、一枚ものの柾目の床材で比較すると、同じ種類の樹でも価格は倍以上違ってきます。

 

柾目の一枚ものが一番高価、まずは無垢材の基本的な知識として頭に入れておきましょう。

 

次に樹木の種類で価格が大きく変わります。

 

傾向としては成長が早い分、柔らかい床材になる針葉樹が価格が安くなります。

 

具体的にはスギやヒノキ、マツ（パイン）が安価な種類の木といえるでしょう。

 

色目は全般に明るいものが多いので、部屋全体が明るい印象になります。

 

使われ方は、例えば子ども部屋など。

 

板目で多少節が目立つ床材は値段が安いものの、楽しいイメージになりますから、うってつけですね。

 

しかし、主寝室はもっと重厚な印象の床材がいいとなると、価格も高めのチークやウォールナットが人気です。

 

傾向としては、木質も固めで色目も暗い、高級感あふれる、落ち着いた印象の部屋になります。

 

ちょうど、それらの中間のイメージの木質、中間ぐらいの価格帯で考えると、オークやメープル、パーチといったところが人気です。

 

これらの種類はリビングに用いられる傾向にあります。

 

人の出入りが多くなりますから、柔らかい木質だとキズが入りやすいという心配からでしょう。

 

明るい印象を与えたいならばメープルやパーチがおススメになりますし、落ち着いた印象ならばオークが人気です。

 

さて、いくらスギの価格が安いと最初にいいましたが、徹底的にこだわった場合は決してそうはいきません。

 

例えば、国産材・柾目のスギで一枚ものとなると安価なウォールナットよりも、はるかに高くなります。

 

結局は、住宅メーカーが用意した様々なサンプルを見比べた上でフトコロぐあいと相談して、決めていくことになるのでしょう。

 

床材の種類に縛られて、先入観を持ってしまうと選択を誤る可能性がありますから気を付けて下さい。

ツイート　　

スポンサーリンク