優秀な住宅メーカーミルクリークの欠点はそのコンセプトにあり?
ミルクリークの欠点を考えると、そのコンセプトが日本となじまないのではないかという点が思い当たります。
しかしミルクリークのテイストは一部ファンを強力に引き付けるものであって、はじめから万人向けではありません。
欠点とまではいいきれないのかもしれませんね。
輸入住宅ならではの独特のデザイン、高い耐震性能、高断熱高気密、手厚いアフターサービスなどなど、それで値段は意外と普通。
セールスポイントでも似ている「スウェーデンハウス」と比較するとそのコストパフォーマンスの高さは一層際立ちます。
そんなミルクリークには一見欠点はなさそうです。
しかし、アメリカの伝統的なすまい様式、北米輸入住宅というコンセプトこそ欠点と思えるのですが、いかがでしょうか?
最近ラインナップに加わったマスターズ・パリスやアーバニーはともかく、他のトラディッショナル・シリーズは日本の街並みに合わないのでは?
日本の住宅メーカーのデザインは各社個性を出そうとしているのですが、どこか画一的です。
もともと日本の伝統住宅のデザインを引き継いでいるからだと思いますが、ミルクリークの住宅にそれはありません。
さらに、もともとのコンセプトで考えると敷地が充分に取れるような郊外の住宅として企画されているものです。
それが、日本の住宅地に並ぶと浮いてしまわないでしょうか?それも、個性と考える人しかミルクリークで家を建てないでしょうが。
坪単価50~60万円というのが、一般的なミルクリークの価格ですが、営業マンによると30万円からでも充分建つとのことです。
確かに非常に評判が高い空調システム、グリーンエアや屋内のオプションを外すと、その程度でも大丈夫でしょう。
しかし、そうなると立派な外観とのバランスが非常に悪くなるという問題があります。
たとえば軒の装飾が特徴のミルクリーク・グランドの室内がオプションを極力廃したものだったら、どうでしょうか。
カーテンや壁紙なども、シンプルなものだったらバランスが悪くなりそうです。
子供の学習机一つとっても、適当なホームセンターなどで買うことはできなさそうです。
食卓に並ぶ小物一つとってすら高そう。
バランスを取るには、インテリアに金がかかる、これもミルクリークの欠点ではないでしょうか?
マスターズ・シリーズが加わるまでは、狭小地向きのラインナップがなかったというのもミルクリークの欠点でした。
しかし、今では3階建ての住宅にも対応できるようになりましたから、より自由度も高くなったといえます。
以上色々考えてきましたが、ミルクリークは他のメーカーと比べても欠点が少ない住宅メーカー。
これからは宅地開発にもっと力を入れて、街ごとミルクリークにしたりといった展開が楽しみです。
平屋建ての総合情報
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