セルコホーム ミルクリーク 比較

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セルコホーム、ミルクリーク共にセールスポイントがそっくりな両社です。

 

空調システムや外壁などの比較をしていくと違いはあるものの、ターゲットは同じに感じました。

 

セルコホーム、ミルクリークどちらを選ぶかになると、結局スペック以外の点で決まるのかもしれません。

 

北米のミルクリークに対してカナダのセルコホーム。

 

工法は両社とも木造枠組壁構法（2×4）で大差はない感じ。

 

セルコホームはカナダの厳しい省エネ基準をクリアしているというのがウリですが、高気密高断熱ならミルクリークもいっしょ。

 

坪単価も建売から注文まで価格帯がずいぶん広くなりますが、40～70万円というところも両社とも同じ。

 

なんか両社とも被りまくっている印象を受けますね。

 

両社ともグラスウールを多用しているようですし、サッシも2重ガラスを使っています。

 

ただ

• 高断熱の指標であるQ値で比較してみると、セルコホームが1.39W/平方m・Kに対して、ミルクリークは1.3W/平方m・K、
• 高気密の指標であるC値はセルコホームが0.92/平方mに対してミルクリークが2.0/平方m

となっていますから、

 

気密性においてはセルコホームが1枚上手といえるでしょう。

 

ミルクリークなら次に全館空調システムの話になるのですが、セルコホームには不思議なことに、この話が出てきません。

 

少なくともスウェーデンハウスだとそうなるのですが、、、。

 

全館空調システムは非常に高価な設備、ミルクリークも全館空調システムを付けた途端に坪単価が上がることで知られています。

 

だいたい250万円といったところですが、これを通常の暖房器具に置き換えると、いくらぐらいになるのでしょうか？

 

エアコンを全室につける1台10万円と見積もってもせいぜい50万、設備費だけで考えると全室エアコンのほうがはるかに安い。

 

各部屋の温度差がない！というのが全館空調システムですが、使ってない部屋まで空調を入れる必要もありません。

 

光熱費でみてもエアコンの方がよさそうです。

 

そして全館空調分を引いた価格で考えると、ミルクリークの方が割安な坪単価になるという計算になります。

 

外観を観ていくと、セルコホームにはオリジナルブリック、オーストラリア産のレンガを使ったシリーズがあります。

 

恐らく坪単価で考えると高価格帯の部類に入るのでしょうが、本物のレンガを使っている住宅自体、日本では希少。

 

外観にほれてしまったならば、セルコホーム以外に選択肢はなくなるはずです。

 

反対に外観のバリエーションに乏しいのがセルコホーム、ミルクリークの方が基本パターンが豊富です。

 

なんだか一長一短といった感じですね。

 

最後に平屋のバリエーションについてセルコホームとスウェーデンハウスにはページがありますが、ミルクリークにはありません。

 

ミルクリークでも当然平屋は建てられるでしょうが、、、力が入ってなさそうな印象です。

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