ミルクリーク オール電化

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高気密・高断熱がセールスポイントのミルクリークはオール電化に向いています。

 

太陽光パネル搭載の実績もありオール電化、さらにはスマートハウスにも強そうです。

 

しかし、ことさらにアピールしていないのがミルクリークの不思議なところ。さて、何がありますのやら。

 

家庭用電力の小売り自由化を来年にひかえているためか、またオール電化住宅への注目が高まっています。

 

オール電化住宅とはガスを使わない住宅のことで、ガス湯沸かし器のかわりにエコキュートや電気温水器を、ガスコンロのかわりにIHクッキングヒーターを使うのが一般的。

 

エコキュートや蓄熱式の電気暖房機などは、割安な夜間電力を利用できるので光熱費の削減にも効果があります。

 

ガスのように何かを燃やして熱を生むわけではありませんから、二酸化炭素や水蒸気の発生が抑えられるメリットがあります。

 

ですから、ミルクリークのような高気密・高断熱の住宅とは相性がよく、モデルハウスでもIHヒーターは設置されています。

 

全館空調システムのグリーンエアを導入するならば必要はありませんが、特定の部屋だけの暖房を考えるなら蓄熱式の電気暖房機。

 

放射熱でじんわりと、いつ部屋にはいっても温かいという特性がありますので、高気密・高断熱の住宅にピッタリ。

 

これもミルクリークと好相性でしょう。

 

オール電化、何でも電気でまかなうならば、電気を造ってしまえばいい、こんな考え方が最近のトレンド。

 

ミルクリークでも実績は充分、ニューネザーランド様式の特徴がある三角屋根に、太陽光パネルを載せたりしています。

 

ミルクリークは外観が最大のセールスポイントでもありますから、相性が心配なところですが、写真で見る限りはバッチリ。

 

伝統的な北米の様式と、最新の太陽光パネルの近未来感がマッチして、レトロフューチャーなかっこよさがありますね。

 

これに大きな吹き抜けのある階段や、回遊式の2階の間取りなど、ミルクリークらしい雰囲気の間取。

 

同時に光熱費が大変そうでもありますが、太陽光パネルのお影で、負担もずいぶん軽そうです。

 

これもミルクリークの高断熱・高気密あってのことですね。

 

これだけオール電化と相性がいい、ミルクリークですが、スマートハウスへの取り組みについては今一つわかりづらいのです。

 

2013年には渋谷区の住宅展示場に「ミルクリーク・マスターズ・グレイス」をスマートハウスとしてオープンさせています。

 

しかし坪単価120万円の豪華内装が大好評だったというプレスリリースのみ、スマートハウスについての記述はみられません。

 

通常のミルクリークに太陽光発電と蓄電池、HEMSを設置するだけだから、ことさらなPRは必要がないという判断なのでしょうか。

 

構造躯体から省エネを意識していたミルクリークです、当たり前のようにスマートハウスといった考え方なのかもしれませんね。

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