蔵のある家 リフォーム

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蔵のある家は、一般的な住宅と比べて特殊な間取り、構造を採用しています。

 

個性があるというメリットがあるものの、リフォームの際には融通が利かないという弱点もあるようです。

 

蔵のある家は部屋の床面積を削らずに「広い収納を確保できる」という点が魅力的ですが、その分、段差が増えて暮らしにくくなるというデメリットも指摘されています。

 

若い頃は便利に感じていたとしても、自分が老いを重ねてくると段差が多いことに困難を感じ始めるでしょうし、家族構成が変われば「こんなに広い収納は必要ないのでは」と感じるようになるかもしれません。

 

蔵のある家をリフォームして、蔵を撤去したり段差をなくしたりすることはできるのでしょうか？

 

もしくは、家族構成の変化に対応して「蔵」を後付けして収納空間を増やしたりすることはできるのでしょうか。

 

ミサワホームには、「ミサワホームイング」というリフォーム専門のグループ会社がありますので、まずはこちらの公式HPをチェック！

 

リフォーム事例も多数掲載されているものの、「蔵のある家」に特化したリフォーム商品は紹介されていません。

 

「蔵のある家」は間取りが特殊なので、壁量計算も普通の家とは違ったシステムが使われているのだとか。

 

ですので、「蔵部分を撤去する」「蔵を新たに作る」といったリフォームは普通に考えると難しいでしょう。

 

ただ、床材やクロスを張替えたり、屋根や外壁を再塗装したり、水回りの設備を交換したり、階段に手すりやスロープをつけたり･･･と、「蔵」や「構造」と関係のない部分のリフォームは、普通の家と同じようにできるようです。

 

リフォームできるかどうか？の答えは「できるけど、内容による」ということになりますね。

 

蔵のある家は構造が特殊ですから、技術力の高いメーカーでなければ作れません。

 

そのため、やはり「蔵のある家といえば大手・ミサワホーム！」というイメージが定着しているんですね。

 

中小メーカーでも蔵のある家を手掛けているところはありますが、知名度も技術力もミサワホームには敵いません。

 

ミサワホームは、オリジナリティの高い施工方法（パネル工法、BCSシステム）を採用することで強度面でのデメリットを克服することに成功しているため、それだけ安全面での信頼度も高いのです。

 

では、ミサワホームで建てた蔵のある家を、他社でリフォームすることはできるのでしょうか？

 

「地元の工務店やリフォーム会社に依頼したほうが安く済む」なんて話もありますが、リフォームするにも、全体のバランスを考える必要があります。（耐力壁の配置や数）

 

やはり、ミサワで建てたならリフォームもミサワホームにお願いするのが安心！

 

ただ、屋根や壁の塗り替え、床材の張替など、構造に直接関わらない部分のリフォームは他社でも問題ないでしょう。

 

既存の住宅（蔵ナシ）をリフォームして「蔵のある家にしたい」というニーズもあるはずですよね。

 

これについては、「蔵」を想定した構造になっていないので強度面で不安が残ります。

 

家の中に巨大な収納スペースを作るということは、そこに荷重がかかって家全体のバランスが悪くなるということですから、あらかじめそれを想定した構造になっていないと万が一の大地震には耐えられないでしょう。

 

実際、ミサワホームのリフォーム事例にも、「普通の家を、蔵のある家にリフォームした」という事例は見当たりません。

 

できないことはないのでしょうけど、あまりやりたがらないというのが現状のようです。

 

そもそも、ミサワホームの木造住宅は壁接着工法（木製のパネルを特殊な接着剤でくっつけて箱を作る）なので、間取り変更の融通があまりきかないのだとか。

 

リフォームの自由度は低めですから、できたとしても希望通りの間取りにできるとは限りません。

 

ただ、限られた空間の中で効率よく収納スペースを確保するマジックを得意とするメーカーですから、素人には思いつかないような斬新なアイデアを提案してくれるかもしれません。

 

まずは、一度相談に行ってみる価値はありそうですね。

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