蔵のある家 強度

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「強度に不安があるから、蔵のある家を選ぶことに躊躇している」という方も多いようです。

 

ナゼ、蔵のある家は「弱い」のか？

 

まずは構造上の弱点について知っておきましょう。

 

蔵のある家は、平屋なのに階段があったり、3階建てと見せかけて実は2階建てだったり、思いもよらないところに隠れ部屋（蔵収納）があったり

 

･･･と、小さな子供のテンションを上げるには十分な仕掛けが散りばめられています。

 

特徴的なのは、1階でもなく2階でもない「中間層」のあるお宅が多いということ。

 

間取りが複雑になるという指摘もありますが、子供にとってはパズルみたいで楽しいんですよね。

 

ただ、家相の観点から見ると「変わった間取りは家の運気を下げる」と言われていますし、なにより強度が弱くなるというリスクがあります。

 

蔵のある家では、1.5階という「中間層」を大きな収納空間とする間取りが多いです。

 

この場合、荷重が家の中心部に集中するので、大地震が起こった場合は柱や梁の接合部に余計な力がかかって危険なのだとか。

 

最近は、日本全国で想定以上の地震が発生していますから、これからのことを考えるとリスクの高い家は避けたい･･･。

 

それでもミサワホームの蔵のある家の需要が高いのは、信頼度の高い工法を採用しているからです。

 

ミサワホームでは、「ブロックチェックシステム（BCS）」という独自の構造チェックシステムを導入しています。

 

これは、耐力壁の配置バランス＆必要壁量の確保を目的として開発されたシステム。

 

（地震や風などの外力に耐えるためには、耐力壁の量とバランスが大事です！）

 

全ての部屋の壁について、「限界耐力計算」で算出された必要壁量を上回るように設計されているのです。

 

※必要壁量とは･･･構造上、安全性を確保するために必要な軸組の長さ。

 

さらに、BCSを使って算出された必要壁量に基づき、地域の条件に合わせた耐風設計を行っているとのこと。

 

建築基準法で定められている基準値以上の強度を確保できていますので、「蔵のある家は強度が弱い」というデメリットは克服されています。

 

ミサワホーム以外でも、蔵のある家を手掛けているメーカーはあります。

 

しかし、上述のように荷重のバランスが普通の家とは異なりますので、脆弱な構造体では大きな地震や台風には耐えられません。

 

ミサワホームは、「面」で外力を受ける木質パネル接着工法を採用していますので地震にも強いのですが、「線と点」（柱と接合部）で外力を受け止める在来工法は、何度も大きな揺れにさらされるうちに接合部が緩んでしまう可能性が高いのです。

 

もし他社で蔵のある家を建てるのであれば、構造はどうなのか？強度はどうなのか？をよく確認して、ミサワホームと比較してみましょう。

 

なんといってもミサワは「創業以来、倒壊ゼロ！」。

 

その実力を信じるかどうかはアナタ次第です。

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