一条工務店 i-cube 結露

ホーム ＞ 一条工務店のi-cubeは省エネ性能が好評！価格は？ ＞ 一条工務店のi-cubeは結露しやすい？結露の原因と対策まとめ

ツイート　　

 

窓回りがビシャビシャになる結露は、お掃除が大変なだけではなくカビやダニの原因に！

 

どうすれば予防できるのでしょうか？

 

一条工務店の家といえば、断熱性能では業界トップクラス。

 

グラスウールの1.5倍の断熱性能を持つEPSを、外側と内側のダブルで施した超・断熱の家なのです。

 

おまけにi-cube は全館床暖房を標準装備していますので、「真冬でも暖房ナシであったかい！」という声をよく耳にします。

 

ただ、その快適性の背後には「結露しやすい」という弱点もあるとか。

 

私も一条工務店の家に宿泊したことがありますが、廊下も洗面所も足元がほっこり温かいので「寒ッ」と身震いすることが本当にありません。

 

足が温かいと全身の血行も良くなりますので、身体が縮こまることなく動きもスムーズ！

 

･･･なのですが、真冬でもそれだけ室内が温かいということは外との温度差が大きいということ。

 

暖気が冷やされて窓回りで結露が起こりやすくなるというデメリットがあります。

 

実際、「結露で窓ガラスにカビが生えた！」とお嘆きのi-cube オーナーさんも少なくないんですよ。

 

i-cube オーナーさんのブログでもよく書かれていますが、一条工務店の家は冬場の乾燥が気になります。

 

私も、義理の実家（一条工務店の「夢の家」）に泊まった時はやたらに喉が渇いて水をがぶ飲みしてしまいますからね･･･。

 

エアコンをつけているわけでもないので、おそらくは床暖房と空調（自動換気）の影響によるものと推測されます。

 

 

でも･･･ちょっと待ってくださいよ、乾燥しているのに結露しやすいっておかしくないですか？

 

結露というのは空気中の水分が凝結して水になることですから、乾燥しやすい家ならば結露も起こりにくいのでは！？

 

これについては、i-cube の標準装備であるダブルハニカムシェードの存在が関係しているようです。

 

ハニカムシェードとはハチの巣状の構造をしたロールスクリーンのようなもので、カーテンの代わりとしても使えるもの。

 

部屋の断熱性を高める作用がある（窓からの冷気を室内に伝えにくくする）ものの、湿度を通しやすいという特性もあるのだそうです。

 

そのため、ハニカムシェードをぴっちりと閉めてしまうと、シェードと窓の間に湿った空気が溜まりやすくなるのだとか。

 

それが窓ガラスに伝わる外気（冷気）で冷やされて結露する･･･というわけなんです！

 

一条工務店のi-cube には自動換気システムが搭載されていますので、窓を開けて換気しなくとも家の中の空気は常に対流しています。

 

その時、ハニカムシェードを閉めきっていると湿った空気が窓回りに入り込んで溜まりやすくなるため、それが結露の原因になるとのこと。

 

改善策として、一条工務店の営業さんから「シェードを完全に閉めないで、少し開けておいてくださいね」と言われたというi-cube オーナーさんもいますが･･･。

 

そんな方法で本当に結露を防げるのか！？･･･って疑問ではありませんか？

 

しかし、実際にサーモグラフィを使って検証したところ、ハニカムシェードを開けていれば結露が発生するほどの温度差は生じなかったとのことです。

 

本来、一条工務店のような高断熱・高気密の家は一日を通じて室温の変化が少ないはずですから、理論上は結露しにくいのだとか。（サッシも、アルミよりも断熱性の高い樹脂サッシを使っています）

 

しかし、ハニカムシェードを閉め切ることで窓回りに温度差が生じ、飽和した水分が冷やされて結露する･･･ということだったんですね。

 

これからi-cube を建てる方は、冬場のハニカムシェードの使い方には要注意です！

ツイート　　

スポンサーリンク