口コミは良いの悪いの?ビレッジハウスは低家賃だけど大丈夫?
目次
- なぜ?よい口コミでも評価が低いのか
- ビレッジハウスの物件が何となく古いのは、しょうがない!
- 割りきれば、ビレッジハウスの魅力が見えてくる
- 太っ腹!最大3万円の引越しサポートあり
- ペットOKの物件も増やしていきます・・・ってホント?
- ビレッジハウスの評判は本当に正しいのか?
- 良い評判の部屋に住むには追加費用が必要?
- 雇用促進住宅時代そのままの評判の可能性がある
- 良い面ばかりではない、ビレッジハウス
- メリットだけどデメリット!ビレッジハウスの新しい可能性とリスク
- 「物件情報がオープン」という安心感
- 悪いのは、治安じゃなくてマナーだった!?
- 「ボロい」は思い込みかも!こんなキラキラ物件もあります。
- 自治会に入らないといけない場合もある
- 【まとめ】概ね、好評価。「仮の住まい」と割り切ればデメリットも許せる!
- 当サイトに寄せられたリアルな口コミ
ビレッジハウスの口コミはおおむねポジティブなのに、評価点は低め。。。
この理由は、もともと古い物件をリノベーションしているからです。
しかしビレッジハウスを公平な目で見れば、口コミ通り悪くない物件と思えるのです。
全国に広がる「ビレッジハウス」の口コミを見ていくと、非常にポジティブなものが多いのが特徴。
家賃が安いわりに部屋数が多いとか、ベランダが広いとか、間取りについてもよい口コミが多い。
敷地内に公園があるとか、目の前が病院だとか、学校が近いとか、立地にもよい口コミが集まっています。
こんなポジティブな口コミが多いのですが、一方で気になるのが評点の平均が3点程度と低いこと。
これは、ある特定のビレッジハウスだけの傾向ではありません。
全国に多数あるビレッジハウスに共通する傾向なのです。
その理由は、ビレッジハウスの成り立ちにあると考えられます。
ビレッジハウスとはもともと雇用促進住宅と呼ばれる、公営の集合住宅。
これをソフトバンク傘下の不動産投資会社、フォートレス・インベストメント・グループが大量に購入。
順次リノベーションをおこなって、一般の賃貸住宅として展開しているものが多いのです。
そんな雇用促進住宅が全国に多数建てられたのが、平成に入ったころ。
ですから築年数がたってしまっている上に、内装や間取りが古い印象のものが多くなってしまうのです。
例えば畳敷きになってしまっているとか、風呂場の造りが古いとか、こんな物件が多いのです。
ですから、口コミがよいにもかかわらず、評点が低めになってしまっているのです。
しかしリノベーション済みのビレッジハウスはさすがに全部屋フローリングになっていたり。
風呂場もリフォーム済みですから、非常にモダンな印象、それで家賃は割安ですから、申し分ないはずなのです。
加えてビレッジハウスの特徴である、敷金がゼロ、礼金がゼロ、保証人が不要、更新料もゼロ。
これは人気が出て当然だと思われるのですが、そうなると今度は、家賃が少々高めになる。
加えてリノベーションされているのは物件の内装のみ、外観は古い雇用促進住宅のままなのです。
ですから、口コミも悪いものではないのに、評点が低めであるというという印象はビレッジハウス共通のものとなるのです。
しかし!ビレッジハウスも賃貸住宅、すべての条件が借り手の思うがまま。
そんな物件は賃貸住宅には、実際にはないものなのです。
「ビレッジハウスは、理想の平屋建てを購入するまでの仮住まい」。
そんな割り切りをもって見てみれば、おおむね満足がいくものではないか?と思うのです。
何といっても初期費用がゼロ、加えて保証人までも不要。
では、具体的にどんな物件が人気なのでしょうか。例えば、こちら。
⇒ 好立地なだけじゃない、ビレッジハウス品川八潮が人気の理由
入居後の家賃や物件の状態、治安についての口コミが多いビレッジハウスですが、実は引越しの際に受けられるサポートが充実していることも特徴的です。
こちらの公式サイトにもあるように、契約者には最大で3万円の引越しサポートつき、1ヵ月分のフリーレントが受けられるということで、引越し時の出費をかなり抑えられるというメリットがあるんです。
例えば、家賃が50,000円の物件に7/15から入居すると仮定すると、引越しの際にかかる費用は以下のようになります。
- 7月分の家賃 7/15~7/31で27,420円
- 8月分の家賃 前払い 50,000円
合計で77,420円ですが、ここから引越しサポートでマイナス30,000円となり、初期投資は47,420円。
しかもフリーレントで9月分の家賃は0円となりますので、引越しに際してお金の余裕がない!という方には嬉しいサービスです。
近年は人手不足の影響もあって引越し業者の料金も跳ね上がっていますので、こういった引越しサポートがあるというのは助かりますよね。
新しい物件探しをする上で、「ペットがいるから選択肢の幅が狭くなってしまう」とお悩みの方も多いことでしょう。
こちらの記事にもあるように、「ペット可」としている賃貸物件は東京23区内であっても12%程度。
割合が最も高い港区でも約25%です。
ということは、半分以上の物件はペットが飼えないということになりますよね。
100物件のうち12~25件の中から選ばなければいけないということです。
賃貸物件の数が多い東京ですらこの数字ですから、物件数が少ない地方であればその割合はもっと低くなることが予想されます。
その点、ビレッジハウスは「ペットOKの物件を順次増やしております」とのこと。
ただ、物件検索で「ペット可」を条件選択して検索することはできませんし、なにより全体的な物件数がまだまだ少なく「そこまで手が回っていません」という印象を受けてしまいます。
例えば2019年6月現在、関東でビレッジハウスに登録されている物件数は140程度ですし、そのうち東京都内は7件しかないんです。
もともとは公営の集合住宅だったものを買い取った物件が多いので、絶対的な数が少ないのは仕方がないにしても「それで本当にペットを暮らせる物件を増やせるのかな?」と疑問を感じます。
しかし、「よくある質問」のコーナーでは「ペット可の物件については電話でお問い合わせください」と書いてありますので、公式サイト上には載っていないお宝物件もあるのかもしれません。
ペットと一緒に暮らせる格安な物件をお探しの方はビレッジハウスのフリーダイヤルまで問い合わせしてみましょう。
ペット可の物件についてはこちらの記事でも紹介していますので合わせてチェックしてみてくださいね。
ビレッジハウスの評判=雇用促進住宅の評判なのか?
例えば立地が良いとか、きれいな部屋に住めるとか。
ビレッジハウスについての評判を検討してみましょう。
良いものもあれば、悪いものもあるのがビレッジハウスの評判なのですが、それらは本当のことなのでしょうか?
ビレッジハウスの評判を見ていくと、非常にポジティブなものが多いもの。
その反面、これって業者が書かせている広告記事じゃないの?
こんなふうに感じる評判も多いものなのです。
例えば家賃が安いとか、立地が良いとか。
こんな評判については、まあ評判というよりも間違いがない事実。
疑いを挟む余地がないとしても、例えばリノベーション後だから清潔とか。
築年数の割に、内装が新しいとか。
こんなビレッジハウスの評判についてはどうでしょうか?
全てのビレッジハウスが良い評判通りの物件なのでしょうか?
まず、ビレッジハウスの良い評判とともに、掲載されている写真。
床はフローリング、壁紙は真っ白!という部屋に入居するには、条件があります。
まず、全室フローリングになっているビレッジハウスの物件については、オプション料金が必要です。
これについては、一部屋をフローリングにするには月々3,000円が必要なのです。
つまり2LDKといった、ビレッジハウスによくある間取りの部屋で全室フローリング。
こんな物件に入居するには、家賃に月々6,000円をプラスしなければいけないということです。
ですから、ビレッジハウスの内装が新しいという評判については、全室がそうとはいえない。
多くが雇用促進住宅のまま、古い公営住宅のイメージのままビレッジハウスとして運営している。
こう考えたほうが良さそうです。
さて、そんなことを考えながら、ビレッジハウスの実際に入居している人の評判。
これをネット上で拾おうとしてみたのですが、なぜか一切、評判がアップされていません。
そこで、ビレッジハウスが雇用促進住宅だったころに、ささやかれていた評判を拾ってみましょう。
まず、エアコンと網戸が付いていない。
これはビレッジハウスになっても変わらないこと、エアコンについてはフローリング同様オプション料金。
家賃に加えて、月々1,000円が必要となってきます。
次に、湿気がひどいという評判。
これは古い鉄筋コンクリート造ですから、しょうがないこと。
反面、地震には強いという特徴がありますから、良い面を見ていきましょう。
そして、治安が今ひとつという評判。
これについては地域によって違うという話ですが、元々雇用促進住宅は、そこに長く住むことを前提にはしていないもの。
雇用が落ち着くまで入居できる仮住まいのようなものでした。
つまり、いわゆる流れ者的な住人が多いのは事実でしょう。
そして、これらの評判については、ビレッジハウスとなった現在も基本的には変わっていないはずなのです。
家賃が安い=治安が悪い?ビレッジハウスの評判はいかに
ビレッジハウスや家賃が安い、ということは治安や入居者の質は高くはない。
このことは覚悟するべきかもしれません。
ビレッジハウスが雇用促進住宅だった時代から、治安については、あまり良い評判ではないようです。。。
ビレッジハウスとは元・雇用促進住宅と呼ばれた集合住宅をリノベーションした賃貸マンション。
家賃が近隣の相場よりも半額程度と、非常に安く設定されています。
家賃が安い!この条件は将来的に一戸建てとか、平屋建てとか、持ち家を購入したい人にとっても好条件。
家賃が安い分、必要な現金が早く貯まるというものです。
しかし、家賃が安いなど良い話には裏があるもので、、、ビレッジハウス、全てが良いものではありません。
例えば、治安の状況はどうでしょうか?
治安、住居を決める際には非常に気になるものですね。
隣りに入居している人が、人間的に問題があったり、夜遅くまで騒いだり。
駐車場に停めた車にいたずらされたり、、、。
こんな風に治安が悪ければ、せっかくのビレッジハウスの魅力も半減です。
それでは、ビレッジハウスになる前の雇用促進住宅時代、治安がどうだったか?
これについては、あまり良いといえたものではありません。
地域によっては雇用促進住宅は外国人の出稼ぎ労働者が多く住んでいる、そんな話をよく聞きます。
ですから、夜遅くまで人が騒いでいたりとか、休みの日には外国人が集まってバーベキューをしていたりとか。
日本人には近寄りがたい雰囲気があったというのです。
だから、治安が悪い!というつもりはないのですが、、、まあ普通の賃貸マンションとは違う雰囲気だったといいます。
そんな、入居者はビレッジハウスになることで、どうなったのか?
ビレッジハウスの運営会社は、雇用促進住宅の既存の入居者については継続して賃貸することを前提に交渉。
こんな話を聞いていますから、ビレッジハウスになっても例えば外国人労働者は、まだ住んでいる。
こう考えたほうが、良さそうです。
家賃が安いかわりに治安が今ひとつ、、、かもしれない
ですから、ビレッジハウスの治安については、あまり良くない。
特に、通常の家賃を払わなければ住めないような賃貸住宅の住民と比較すると、質もあまり良くない。
こんなふうに言うことができるでしょう。
ビレッジハウスに入居すると近隣の住民と揉める、こんな可能性もゼロではなさそうです。
しかし、何ごとにも正と負の側面があるものです。
ビレッジハウスの場合、治安面では今一つという負の側面がある。
一方で、家賃が圧倒的に安いという正の側面もあるのです。
将来的に注文住宅を購入するために、少しでも家賃の安い賃貸を!
こう考えるならば、ビレッジハウスという選択もありです。
しかし、安いという製の側面がある反面、治安に不安が残る。
こんな、負の側面もあることは覚えておいたほうが良さそうです。
治安面に不安があるならば、ホームセキュリティの導入を検討するのも一つの手ですね。
私も、自宅に導入しようと思って検討しています。
⇒ ホームセキュリティの防犯効果は?導入を迷っている私の考え
(※本記事は、インターネット上の口コミを参考に運営者の個人的な感想・考えを記載しており、ビレッジハウスを批判するものではありません。)
前項では、ビレッジハウスについての不安点をご紹介しました。
しかし、礼金や仲介手数料がない上、保証人も不要なのですから、世間的に見てちょっと不安要素がありそうな方々が集まってきてもおかしくはない物件ですよね。
ビレッジハウス側も、それだけのリスクを背負っているということです。
おまけに、ビレッジハウスは「入居審査も甘い」という口コミ情報もあります。
住宅購入ほど厳しいものではないにしても賃貸物件にも入居審査がありますが、ビレッジハウスはその基準が非常に緩いのだそうです。
こちらでも詳しく紹介していますが、基本的には、「印鑑・身分証明書・収入証明」の3点を持っていればOK.。
一般的に、部屋を借りるのが難しいだろうなと思われる
- 生活保護受給者
- 外国人
- 高齢者
- シングルマザー
- フリーター
といった不安定な身分にある方々でも部屋を借りることができるのです。
高齢者でも一生未婚・賃貸を貫く方も多い時代に、審査の緩いビレッジハウスは救世主的な存在とも言えるでしょう。
(高齢者に厳しい現実についてはコチラをチェック! ⇒ 高齢者になって持ち家がないとどうなる?「一生賃貸派」の残酷な末路 )
必要なのは、月々の家賃を支払えるだけの収入。
それさえあれば、年金暮らしの高齢者でも入居できる・・・となれば、今後ますますニーズは拡大していくのではないかと予想されます。(それも、家賃も安い物件が多いので、低所得の方でもラクに審査を通過できます)
未成年の場合は保護者の名義で借りることもできますので、入居者の層は幅広い。(子供が、高齢の親のために部屋を借りるというパターンもあるでしょう)
所得があまり高くない外国人労働者が多く入居している物件があるというのも納得できます。
しかし、例えばしかるべきサポートがない状態で高齢者が一人暮らしをすれば、仮にその人が認知症などを発症した時に同じ物件に住んでいる人々は少なからず迷惑を被るでしょう。
海外の方が多く住んでいれば、日本ではあまりないような種類のトラブルや犯罪が起こるリスクも高くなります。
「審査が甘い=収入に不安があっても入居できる」という点ではメリットですが、逆にそれが治安を悪化させる要因にもなり得ると考えればデメリットとも言えるでしょう。
とはいえ今後、高齢者の住宅ニーズは高まり「年齢を理由に部屋を貸せない」なんてことは言ってはいられない時代がやってきます。
そのような時代に先駆けてどんな動きを起こしていけるのか?ビレッジハウスの真価が問われると言っても過言ではありません。
昨今は高齢者歓迎の賃貸もあり、キャッシュバックのサービスをしているところもあるようです。
こういった高齢者向けの賃貸特集にもビレッジハウスの物件が出ていたりするようなので、お近くのエリアに限定してリサーチしてみてくださいね。
「物件情報がオープン」という安心感
家賃が安いがゆえに「治安がイマイチ」という評判もあるビレッジハウスですが、令和の日本で本当にそんなことがあり得るのでしょうか。
近隣の賃貸と比べて具体的にどのくらい安いのか、またその周辺環境はどうなっているのか?
実際に、市場に出ている物件を参考にしてみましょう。
こちらは、2019年8月現在も賃貸に出されている物件ですが、築年月は1978年7月ということで築41年というかなり古い建物です。
家賃は3LDKで4万円~4.5万円/月。
同じ静岡県沼津市内で3DLKの物件を探してみると、築20年以上経っていても7万円以上のところがほとんどなので、ビレッジハウスの物件はやはり破格の安さですね。
出典:SUUMO東海版 JR東海道本線 沼津駅 4階建 築26年 - (有)いずみ不動産が提供する賃貸物件情報
気になる治安ですが、写真を見る限りではひどく汚れているとか、老朽化が進んでボロボロ、窓ガラスが割れている・・・といったこともなく、日本全国どこでもよく見かけるようないたって普通の「ちょっと古い団地」という風情。
外には子供が遊ぶ遊具がある広場らしきものもあり、そこの芝もよく手入れされているなという所見です。
一方、我が家の近所にある似たような集合住宅は、荒れ放題のヒドイ状態。(ビレッジハウスの物件ではありません)
ブラジル系の方が多く住んでいるアパートですが、割れたガラスをガムテープで補修しているお宅もちらほら見受けられ、どうやら建物全体としても「管理が行き届いている」とは言い難い状況です。
調べてみると、そういった物件はネット上でもフリーペーパーなどでも詳しい物件情報が出ていないようです。
ビレッジハウスの物件は「古い」「安い」とはいうもののネット上に情報を開示できる程度には整備されていますし、その点では極端に「治安が悪い」というわけではなさそう。
近所にはビレッジハウスの賃貸物件もありますが、似たような古い団地なのに「治安が悪そう」という不安感は抱きません。
少なくとも、割れた窓ガラスがそのままになっているような物件はありませんのでその点は安心ですね。
悪いのは、治安じゃなくてマナーだった!?
実際にビレッジハウスの物件に住んでいる方のブログを発見し、読んでみましたら、興味深い情報を得ることができました。
それは、「ビレッジハウスの物件で問題なのは、治安の悪さではなく“マナー”の悪さだった」ということです。
例えばゴミ出しのルール。
私が住んでいる物件(ビレッジハウスではない)でも、ゴミ出しのルールを守らずにその日に捨ててはいけないものを置いている方がいます。
とはいえ「ルール違反」のシールが貼られればすぐに撤去してくれるので(もしかしたら管理人さんがやっているのかもしれませんが)、単なる「うっかり」であって常識はみんな持っているんだなと認識しています。
しかし、外国人の方が多いビレッジハウスの物件だと、日本のゴミ出しルールをよく理解していない方も多いよう。
ゆえに、「粗大ごみ」の扱いとなる古びた洗濯機などがいつまでも置いてあったりするのでしょう。
また、管理人さんも愚痴を言うばかりで特になにも対策をしていないようだという口コミもあったので、管理する側も住む側もルールに関して「なあなあな感じ」になっているのではないかと推測されます。
火災保険も、加入が必要な物件とそうではない物件があるとか。
万が一、自分の不注意などが原因で下の階に損害を与えてしまった場合(例えば洗濯機からの水漏れとか)、火災保険に入っていれば「個人賠償責任保険」で補償してもらうことができます。
では、自分が被害者になってしまった場合はどうか?
部屋の真上の階の住人が保険に加入していなかった場合、その人自身が自己負担で賠償しなければいけないわけですよね。
しかし、その人にそれだけの経済的余裕がなかったら話がややこしくなりそうですよね。
もしかしたら裁判沙汰になることもあるかもしれませんし、ビレッジハウスの物件に入居する場合はその辺のことも考慮の上で決めたほうが良いでしょう。
賃貸契約の火災保険についてはコチラの記事でも紹介していますので、ぜひ合わせてチェックしてみてください!
「ボロい」は思い込みかも!こんなキラキラ物件もあります。
「雇用促進住宅」という言葉の影響もあって、正直、「ビレッジハウスの物件=ボロい、おしゃれじゃない」というイメージをお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
しかし、2021年4月現在はこんな物件もビレッジハウスで借りられます。
外観は、流行りのタワーマンション。
内部もモダンなリノベーションが施されていて、「分譲マンションです」と言われても信じてしまいそうな雰囲気です。
京葉線の塩見駅から徒歩4分ということで交通の面でも申し分ない物件。
とはいえ、最安の部屋でも家賃は15万円を超えてくるので、「安さ」を重視してお部屋探しをされている方には響かないかもしれません。
ただ、必ずしも安さは追求していないけど「敷金や礼金で高額取られるのが納得できない」「更新料がない物件を探したい」「保証人が要らない物件を探している」という方にとっては魅力的に映るのではないでしょうか。
同じようにちょっと高級路線な物件も多数取り扱いがあるようなので、「ビレッジハウスの物件=古びた公営住宅。あるいは、ちょいわけありっぽいアパート」という先入観を持ってしまっているのであればそれは上書きすべきです。
自治会に入らないといけない場合もある
ビレッジハウスの評判でよくあるのが、「自治会に入らされた」「町内会費を払わなければいけなかった」というもの。
自治会とは、簡単に言えば「地域の人々が助け合うこと」を目的とした任意団体。
例えば公園の草むしり、ゴミ捨て場の掃除、お祭り…etc、
地域環境をより良いものにし、住み心地を向上させると共に、その地域の伝統を継承したり、人々の親睦を深めたり…といった目的があります。
しかし、あくまでも「任意」なので、強制的に加入しなければいけないものではありません。
出典:エイブル 公式サイト 自治会はマンションで暮らす際も加入するべき?自治会のメリット・デメリットまとめ
なので、ハッキリいえば「入りたくない人は入らなくても良い会」なのです。
特にマンションやアパート住まいの方は加入していないケースも多いようです。
ただ、物件によっては自治会への加入が必須で、家賃から自治会費が引かれていくケースもあります。
これはもう、地域性がかなり影響してくるので、郷に入っては郷に従えとしか言いようがないでしょう。
「強制ではない」のは大前提としても、半ば強制的に入らざるを得ない地域もあります。
法律の上では「強制」はできないので、断固として抗うこともできるでしょうが、ハッキリ言っておくと地域の人や管理人さんとの関係はすこぶる悪くなるでしょう。
入りたくて入っているわけではない…というのが多くの人の本音ですから、どうしたって「あなただけズルい」という心理が働きます。
よほどの強靭メンタルでない限り、「自分だけ加入しません」を貫くのは難しい。
町内会費はせいぜい月に数百円ですし、「加入してください」と言われたら素直に従っておくのが賢明だと思います。(自治会費よりも役員が回ってくることのほうが気が重いですが)
ただ、これは契約前にわかることです。
契約書をよく読めば、自治会への加入が義務なのかどうかは事前にわかること。
契約後に「こんなはずじゃなかった」とならないためにも、この点はよく確認しておくことをおススメします。
【まとめ】概ね、好評価。「仮の住まい」と割り切ればデメリットも許せる!
ビレッジハウスの口コミ情報について見てきました。
覚えておきたいポイントをまとめましょう。
- ビレッジハウスの物件は、もともとは公営の雇用促進住宅
- 口コミは悪くないが評価点は低め
- 最大3万円の引越しサポートなどもあり、サービスは充実している
- 家賃が安いが、物件には当たり外れがある
- 審査が緩いため、様々なタイプの人が入居している
- 治安についても賛否両論
- 高齢化社会において、今後はニーズが高まる可能性がある
良くも悪くも様々な口コミ情報がありますが、おおむね好評価する声が多いです。
「期待し過ぎない」というのも、ビレッジハウスでの暮らしを楽しむ秘訣。
初期費用や家賃を抑えてマイホーム購入を見据えた貯えができる、という点では超・ありがい物件と言えるでしょう。
当サイトに寄せられたリアルな口コミ
私は独り暮らしがしたくて物件を探している時に、候補としてビレッジハウスを検討したことがあります。
なぜなら、家賃がお得なことです。
広さに応じて家賃も結構かわってきます。
そして、空き家があれば敷金だけで入ることができるのも魅力の一つです。
20代 女性
ビレッジハウスはお手頃な家賃と初期費用で全国に展開していますが、やはり心配なのは入居した後だと思います。
価格相応であれば安いだけあって保証が心配です。
入居するには直接自分で確かめるのはもちろん大切なことですが、ビレッジハウスが全国展開している点は安心できます。
50代 男性
ビレッジハウスについては、家賃がとてもリーズナブルだったので安心することができました。
また、余計な初期費用に関しても一切かからなかったので良かったです。
そして、鍵交換代が無料だったので安心でした。
20代 男性
引っ越しを考えていたときにビレッジハウスが知人に良いと聞き考えていました。
料金も安くリノベーションしてあまり時間が経っていなかったので、室内もとても綺麗だした。
ただその場所が少し駅から離れていたので、なくなく諦めました。
でも駅からもう少し近ければ決めていました。
30代 女性
最近、この田舎の地域にもビレッジハウスが出来てきて気にして見ています。
CMも見るようになったのでホームページを閲覧しました。
子供が通う香川県高松市には、まだ無いようでがっかりしました。
しかし賃貸の面でとても好条件が揃ってて安心できる企業であると思っています。
40代 女性
ビレッジハウスは手続きがシンプルで、手数料等の負担もないので安心して利用できそうです。
そしてなんといっても家賃の安さが魅力的でした。室内の画像がたくさんあり、生活をイメージしながら家を探すことが可能です。
次に引っ越す際にはビレッジハウスを検討してみようと思っています。
20代 女性
会社の社宅から引っ越しをする時に検討したことがありました。
ビレッジハウスの1番の魅力は敷金、礼金等の初期費用がかなり抑えられるというところです。
貯金が無い人には嬉しい条件ですが、物件数が少なく建物が少し古いです。
あとは間取りが一人暮らし向けではない物件が多いですが、初期費用だけでなく家賃が安くすむので立地や条件が合えば利用してみたいと思います。
20代 女性
ビレッジハウスは保証人も必要ないので気軽に利用出来ると感じました。
心配なところは気軽に入居できると他国籍の方も多いのではないかと・・・。
隣人トラブルや事件、事故に捲き込まれないかが心配です。
でもポジティブに考えれば海外の方と身近にふれあう機会になり、新しい発見が出来るかもしれないと期待できます。
30代 女性
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