東京のビレッジハウスは家賃相場と比較すると安いのか?
低家賃で知られるビレッジハウス、その物件は東京にもあるものです。
しかし23区内のビレッジハウスとなると、その家賃は10万円は下りません。
でも東京の家賃の相場から見ると、やはりかなり安い部類、これがビレッジハウスなのです。
全国に1,000棟以上、10万戸弱というとんでもない数の、賃貸アパート。
これらがビレッジハウスという名前になり、現在、絶賛入居者募集中なのです。
そして、1,000棟以上もあるのですから、それらは全国各地にあるもの。
例えば関東ならば165棟、茨城や千葉、栃木には、それぞれ30棟もビレッジハウスがある。
いや、同じ建物でも間取りが違うと1つと数えていますから165種類とか30種類と、呼んだほうが良さそうです。
さて、ビレッジハウスといえば一番のセールスポイントは家賃の安さ。
なかなか立地も良い物件が多いにも関わらず、近隣の賃貸住宅と比較すると半額程度。
こんな安い家賃で話題となっているのです。
ならば日本の中心地、東京にあるビレッジハウスも家賃も安いのでしょうか?
少し調べてみましょう。
現在、東京都内にビレッジハウスは7棟。
港区、江東区、品川区といった23区内に1棟ずつ。
そして、八王子市、昭島市、あきる野市、西東京市にそれぞれ1棟ずつあります。
この中で、例えば東京都港区芝浦のビレッジハウスになると、家賃は15万円。
ビレッジハウスならば2万円台からの家賃で住めますから、えらく高額に感じるのです。
しかし、そこはやはり23区内、加えて港区芝浦という立地。
間取りも3DKで、60平方m強という条件を考えると、それでも安い。
加えて1993年ですから築25年、ビレッジハウスの中では築年数が浅めの部類に入ります。
ならば、東京の物価だししょうがないかな?そんな風に感じることができるのです。
それでもこれが、品川区八潮となると家賃は12万円になります。
そして、23区を離れると、もっと家賃は安くなる。
それこそビレッジハウス価格になっていくのです。
例えば同じ東京でも昭島市郷地にあるビレッジハウスならば、家賃は3万4,000円。
間取りは2K、29平方mと条件は悪くなるものの、まあ家賃を考えると妥当なもの。
これが間取りが3DK、58平方mの物件になると、家賃は6万8,000円。
これでも、かなり安い部類に入ってくるものなのです。
やはり人口密集地、常に賃貸住宅が不足しているとされる東京です。
それだけにビレッジハウスといえど、全般になかなかの金額はしてしまいます。
しかし、それは飽くまでも他の地域のビレッジハウスと比較すると、という話。
それでも東京でよく似た物件を探すならば、ビレッジハウスが一番安い。
こんな結論にもなりそうなものなのです。
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