アイダ設計 床下収納

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アイダ設計を含む大抵の住宅には床下収納が造られますが、メインの目的は収納ではないワン。

 

あの床下収納は床下の点検口なんだワン。

 

昔のアイダ設計は、点検口を床下収納化するのにオプション料金が必要だった、そんな話を聞いたのですが、今はどうなんだろ？

 

あまり使わない台所用品、例えばカセットコンロとか、ホットプレートとか。

 

または保存食、缶詰とか、漬物とか、梅酒とか。

 

これらのものを入れておくのが一般的な床下収納、床の一部が跳ね上げ式になっており、そこが収納庫になっています。

 

この床下収納が造られているのはもっぱらキッチンなのですが、改めて考えてみるとキッチン周りは収納だらけ。

 

システムキッチンの上部とか下部とかは全部収納、作り付けのカップボードなどもあったりします。

 

さらには近年流行りはパントリー、つまりキッチン周りの収納庫。

 

多くの住宅メーカーがオプションで用意しており、もちろんアイダ設計でも作ることは可能なのです。

 

こちらは４帖半とか６帖とか、ウォークインの収納スペース。

 

買いだめした食料品をストックしておいたり、アイロンがけをする家事室兼用だったりで使い勝手が良いと評判です。

 

さて、こんな床下収納なのですが、収納したり取り出したりするには、当然かがまなければなりません。

 

まあ、頻繁に使うようなものは始めから収納しなければいい。

 

そうはいっても、床下収納は実際、それほど使い勝手がいいものではないのです。

 

システムキッチン、カップボードそしてパントリー。

 

これだけキッチン周りの収納が充実しているのですから、そんな床下収納はなくしてしまえばいいのに。

 

しかし、大抵の住宅には今だに床下収納は付いていますし、アイダ設計もそれは同じです。

 

なぜ、床下収納はなくならないのか？それは、床下の点検口を兼ねているから。

 

水道など配管が混んでいるキッチンは、水漏れなどのトラブルが床下で起こる可能性が高い。

 

だから、床下収納がキッチンに造られているのですね。

 

ですから床下収納、大抵の場合プラスチックのケースになっていると思うのですが、これはカンタンに外れます。

 

そして、すぐに住宅の基礎や配管といった部位へアクセスできるのです。

 

アイダ設計など木造の住宅ならばシロアリの被害は気になる所、これらをチェックするには床下にもぐらなければなりません。

 

そんな時にも、床下収納＝点検口は必要となってくるのです。

 

555万円の家を主力商品にして、ローコスト路線を突き進んでいたアイダ設計。

 

そんなころは床下の点検口だけ開けて、プラスチックのケースを仕込んでいなかった、こんな話があります。

 

普通は黙っていても床下収納になる所、それを点検口にしか活用していなかったのです。

 

床下収納にするにはオプション料金、、、これはかなりシビアです。

 

そこまでアイダ設計はローコスト化に余念がなかったと考えることもできるのですが。

 

近年はそんな噂は聞きませんが、アイダ設計で家を建てる際に、床下収納については確認する必要がありそうなのです。

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