アイダ設計 フローリング

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アイダ設計の標準仕様のフローリングはMDFを用いた安価なもの。

 

風合いは確かに無垢材に劣るものの、決して悪くないと思うワン。

 

もちろんオプション料金を積めばフローリングもアップグレードできるでしょう。

 

しかし、割高になってしまっては、アイダ設計のメリットが行かせない気がするワン。

 

アイダ設計で住宅を建てたところ、様々な不具合が出て、、、。

 

こんな内容のブログ、まあ書かれている日付を確認してみると今から10年近く前。

 

少しでも安く！と、ローコスト系の住宅メーカーがしのぎを削っていた時期のものなので、現在とは事情が違うのでしょうが。

 

そのころのものを見ていると、よくあるクレームがフローリングが鳴るというもの。

 

新築の家なのにフローリングが鳴る、これはちょっとひどい話です。

 

原因はどこにあるのか？

 

当時も今も、アイダ設計がメインで採用しているフローリングのメーカーはノダ。

 

内装材や外装材を手がけるノダは、創業は1938年という老舗のメーカー。

 

比較的安価なフローリングなどを得意としているメーカーです。

 

例えば、今でもアイダ設計がよく使っているのが、ノダのネクシオハードというフローリング。

 

MDFの上に化粧シートを貼り付けたものなのです。

 

MDFとは繊維状にほぐした木材を、接着剤を用いてボード状に形成したもの、安価で安定した品質が特長です。

 

その上に化粧シートを貼ったフローリング、メンテナンス性は高いもので、強度は期待できるのです。

 

工業製品だけに、フローリングが鳴るといった不良はそうそう発生しないもの。

 

以前、アイダ設計で発生していたという床鳴りの原因は、フローリング材にはなさそうです。

 

そんなことを思いながらブログを読み進めていくと、やはり原因は施工ミス。

 

うーん、といったところですね。

 

短納期、低価格、下請けの施工会社にこんなことばかりを要求していると、どうしても施工上ミスが出る。

 

結果、フローリングが鳴る、ブログに書かれる。

 

こんなことをアイダ設計は繰り返してきたようです。

 

ところが、当時と今では会社の方針も違うのでしょう。

 

アイダ設計に対する不満をぶちまけたブログを目にすることも、あまりなくなりました。

 

そして、そんなブログが書かれていた時期と現在と。

 

相変わらずアイダ設計がメインで使っているフローリング材はノダ製なのです。

 

MDFに化粧シート、こんな風に書いてしまうと、非常に味気のないものに感じます。

 

天然無垢のフローリングと比較すると、実際に肌触りから色目から、工業製品丸出しだったりするのです。

 

だからといって、フローリング材自体に不良品が多いかというと大間違い。

 

工業製品だけに品質が安定しているものなのです。

 

もちろん、アイダ設計でもオプション料金さえ払えば天然無垢のフローリングにすることは可能です。

 

しかし、それではローコストのメリットを活かすことはできないもの。

 

最大にメリットを活かすならば、フローリングでも何でも標準仕様にしておくのが一番かなって思います。

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