ザ・クラッソの値引率は、TOTOの意に反して高いもの
TOTOのザ・クラッソは本来、値引き率が低く設定されている商品。
にも関わらず、住宅業界の常として、いつの間にか高い値引き率でザ・クラッソを販売しているところも多いものです。
大切なのは値引きではなく使いやすさ。TOTOのショウルームで試してみましょう。
最近はそうでもなくなってきましたが、昔は車、家電などは値引き販売が当たり前でした。
店頭でどれだけ粘れるかで、購入する価格が変わってくる。
最初から値引きありきで定価を設定するものだから、何がなんやらわからなくなる。
じゃあ、値引きを要求したもの勝ちで、値引きを要求しなかったら泣きを見るの?
というか、定価って一体何なの?
こんな風潮が広まるにつれて、値引きが当たり前という風潮は段々と収まっていきました。
しかし、こんな風潮が収まりつつある一方で、相変わらずなのが住宅業界。
リフォームのチラシなどは相変わらず、高い値引き率をうたったものばかりで、見る方を困惑させているのです。
さて、TOTOのシステムキッチン、ザ・クラッソはメーカーの自信作。
それだけに、値引き率は低めに設定されているはずなのです。
ただ、住宅メーカーの標準仕様になっている場合、ザ・クラッソの値引き率は30%程度。
オプションで他社のキッチンを選ぶと、値引き率が20%程度だったりする。
「あら安い、ならばキッチンはザ・クラッソにしようかしら」という風に、施主は思ったりするのでしょう。
しかし、そんな時にリフォームのチラシなどを見てしまうと大変です。
平気な顔をして「TOTOザ・クラッソ、35%オフ」といった具合に打ち出していたりする。
「リフォーム用のザ・クラッソと当社が推薦するのザ・クラッソは仕様が違っています」
これが、住宅メーカーの言い分なのでしょうが、同じザ・クラッソでも値引き率がずいぶん違う。
これに、不信感がつのっていくものなのです。
と思いながら、WebでTOTOのザ・クラッソを検索していると、もっと高い値引き率をうたうサイトがあったりするのです。
「ザ・クラッソ、40%オフ」、こんなことなら、施主支給でザ・クラッソを取り付けたほうが、安く上がります。
TOTOの自信作のシステムキッチン、値引き率が低く設定されているはずのザ・クラッソですら、この様です。
メーカーの特約店になると卸値が下がるから、値引き率を上げることができ、業界内で値引き合戦になる。
こんなことをいまだに続けているのは、住宅設備の業界ぐらいでしょう。
ですからシステムキッチンなどを選ぶ際には、値引き率にごまかされずに、本当に使いやすいと感じたものを選ぶべき。
そんな風に感じるのです。
ですからTOTOなどのショウルームには必ず足を運んで、ザ・クラッソの使い心地を確かめてから、決めるべきなのです。
平屋建ての総合情報
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