二世帯住宅と近居の組み合わせとは?
二世帯住宅と近居世帯との組み合わせの生活形態。
それを考えると、自分の小さかった頃を思い出します。
祖父母の家の二階には、叔父夫婦(祖父母から見て長男はうちの父)が住んでいて歩いて一分の距離に長男世帯が住んでいる。
おばさんは歩きで40分ほどの距離に住んでいて、もう一方は隣県、電車で1時間くらいの距離。
結構固まって暮らしていたなあ、と思い出されますが、でも普段の交流なんて全然ありませんでしたよ。
隣に暮らしていても、プライバシーを尊重するあまり疎遠になってしまうこともあります。
車や電車で四〇分の片道を使ってでも、頻繁に会いたいと訪問されることもあります。
プライバシーを大切にしてくれる世帯同士なら同居でも上手くいくことも多いです。
暮らす空間がどうしても手狭になってしまうので、その点は同居よりも近居の方が利点は多いでしょうね。
二世帯から、やがて子世帯が独立してしまうことはあり得ます。
それはやはり、手狭になってしまうことも原因の一つです。
夫婦で暮らす分には二世帯で暮らせた家でも、子供が増えると物も増えますし生活のリズムも変わります。
夜泣きに二世帯とも悩まされる可能性だってあります。
そうなると、親世帯の傍に近居先を探して出ることもあるでしょう。
空いた同居の部屋は、ゆくゆくは親戚の子供の下宿先などとして使えるかも知れませんね。
近居先として、新しく家を建てられるなら平屋が便利です。
見通しが良いですし、段差も少ないですから長く住むのに便利です。
ゆくゆくは老朽化してしまう実家の手入れも問題になりますし、そうなると高齢の親を引き取る時期も生じる可能性が出てきます。
高齢者も暮らしやすい家が、ながく住める家としてお勧めです。
二世帯住宅としての機能を残した家が一軒あるならば、もしその家で介護が必要になった場合にも寝泊りできるスペースが独立してあるので、便利です。
但し人が住まない部屋はとても荒れるので、定期的に管理は気を付けられた方が良いです。
老夫婦が一階暮らし、子世帯が二階暮らしなら子世帯が出た後は二階が荒れ放題になってしまうかも。
いつか使う状態を保っておきたいなら物置にしてしまわずに時々泊まって使用するなどを心がけましょう。
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