近居の干渉?親切?判断は自己判断でなくて相手の反応次第
近居を始めた場合、まったく同世帯とも未知の土地で生活を始めるというのはレアケースです。
大体は、どちらかの生活拠点に合わせて転入してくるもの。
となれば、居住地に詳しい側はなにかとお世話をしてあげたくなりますね。
ですが、それも干渉と受け取られて、結果関係が悪化してしまう。
そんなことにならない為には、どうしたらいいんでしょうか。
近居を選んだ時点で、プライベートは確保したいんだと察して、それなりの距離感を保ちましょう。
いざという時に、助け合えればそれでいい、お守りのような存在に徹しましょう。
ですが、例えば祖父母の家近くに近居した次男家族がいて、年に数回帰省してくる長男家族がある。
その長男家族だけを連れて地元の温泉に行く、観光地で長男の孫だけを遊ばせる・・・など、モヤっとする行動は慎みましょう。
後で、長男家族からそんな事を聞いたら次男の方はすっきりしない気持ちを抱えてしまいます。
皆一緒に遊ぶのが一番ですよ、または、事前に声を掛けておいて、都合が良ければ合流しましょうとしておきましょう。
付かず離れずは結構気遣いを要しますので、近所に住んだからあとはご自由にとも少し違うとは心に留めて置かれてください。
生活リズムは家庭ごとにあるものです。
もう、起きている時間だろうからアポなしで呼び鈴を鳴らそう、いなければ出ないだろうい、いれば少し孫の顔が見れるわ。
そんな気持ちで呼び鈴を鳴らせば、ぼさぼさの姿をした嫁が出てきた。
なんてだらしないと口にしたら、事前連絡もなく来られることの方が困るし非常識ときつく言われ締め出された。
後で息子に聞けば、最近子供の体調が悪く付きっ切りで面倒を見ていてヘトヘトなところに来られてこちらも困ったと言われる。
これも、気遣いのすれ違いかも知れないと冷静に整理してみてください。
嫁は、高齢世帯に子供の病気を持ち込んではいけないし、知らせると手伝いに来られるかも、とあえて言わなかったかも。
義理母は、近くを朝早くでもなく、遅くでもなく、食事時でもない時間に来たのだから声かけくらいはいいかしら、と思いつき行動した。
お互いの胸中がこうだった、と後で理解出来ればわだかまりはないのですが、その場で思った事を言ってしまいがちな二人なら喧嘩になっているかも。
干渉と、気遣いの境界線は曖昧なのです。
上記の場合でも、嫁があんなにだらしないわけがない、何かきっと理由があったんだわ。
と思えるならすぐに忘れられる些細な事になり、今後は必ず電話するわねとなるでしょう。
でも、普段からあのひとはだらしない、と思った上でならいつも昼までぐうたらしているのかしらあの嫁は、となってしまいます。
人間的にお互いがお互いを信用、信頼できるかどうかは近居の上で最重要です。
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