目次
- 積水ハウスに床暖房を入れると電気代はどのくらい増える?
- 床暖房にエネファームを選択するのは実際どう?
- エアコンと床暖房を初期費用と月々の電気代で比較!コスパが良いのはどっち?
- 積水ハウスの床暖房は「ガス式」
- 床材にこだわれば床暖房は要らない
積水ハウスで平屋住宅の購入を検討中の我が家。
部屋の空気がクリーンでや乾燥などを気にせず使える床暖房に憧れます。
でも気になるのがランニングコスト…。
そこで、リビングダイニングに床暖房を導入した場合、電気代はどれくらいかかるのか調べてみました。
もちろん導入する面積によって電気代は異なってきますが、床面積の6~7割に入れるのが良いといわれています。
リビングが20畳だとすると、設置面積は12~13畳程度ということになります。
パナソニックによると、12畳にPTCヒーター式の床暖房を導入し1日8時間程度稼働させた場合の電気代は、約8500円でした。
高いととるか、安いととるか、人それぞれだとは思いますが、エアコンなどの電気代やストーブで使用する灯油代などと比較しても思ったよりも高くないと感じました。
足元から暖めてくれる、火を使わないため安心して使うことができるなどメリットが沢山ある床暖房、是非設置したいと思います。
床暖房について調べていると、よく見かける「エネファーム」というワード。
CMでも耳にしますし、なんとなくお得な感じはしますが、実際のところはどうなのでしょう。
エネファームとはひとことでいうと、「電気とお湯を一緒につくりだすシステム」です。
天然ガスから水素を取り出して発電を行い、その排熱でお湯も沸かすということです。
CO2の排出もほどんどないのでエコロジーでとても効率的ですね!導入をすると4人家族の場合、平均で年間約65000円の光熱費削減が見込めます。
導入に際しての補助金も交付されます。
また、最新の一部製品においては停電時の自立運転が可能です。
とても万能なように思えますが、デメリットもありました。
補助金を考慮してもかなりの初期費用が掛かる。
製品にも寿命があり、メンテナンスや点検を行っても最長で20年ほど。
お湯を利用しないと発電しないため、在宅している家族が少ないと発電量が足りない、などです。
家庭環境や生活習慣によっても、導入をすべきかどうかが変わってくるようですね。
我が家も積水ハウスで家を建てるため、現在床暖房やエネルギーについて検討中です。
今後の生活スタイルなどをよく考えながら、検討していきたいと思います。
エアコン、灯油ストーブ、床暖房、オイルヒーター・・・など冬の暖房器具は様々です。
積水ハウスで新築予定のリビングにおけるメイン暖房器具をどれにするか、頭を悩ませていました。
エアコン・床暖房いずれかをメインにすることに決めたので、イニシャルコスト・ランニングコストそれぞれの観点で見ていきます。
イニシャルコストはエアコンの圧勝でした。
12畳向けとされているエアコン及び設置料は13万円前後。
対する床暖房は温水式の場合は80万円ほど、かなりの差があります。
次にランニングコストです。
- エアコンの場合1日8時間運転させるとした際の電気代は1ヶ月で約5,000円。
- 温水式床暖房の場合には、1日10時間運転させた場合で約8,000円です。
外気温や電気やガスの契約内容によっても異なってはきますが、ランニングコストもエアコンの方が低コストでした。
コスト面を考えるとエアコンに軍配が上がります。
効果の面ではどうでしょう。
エアコンはすぐに部屋を暖めてくれるのが大きな利点ではありますが、天井から温風を吹き出します。
暖かい気体は上に上がっていくため、足元は冷えがちです。
その点床暖房は、足元から部屋全体を暖めてくれます。
また、エアコンは空気が乾燥しチリホコリも巻き上げてしまいますが、床暖房の場合は乾燥もさせずにクリーンな空気を保つことが可能です。
効果面では床暖房の方がリビングには向いているように思います。
コスト面・効果面それぞれにメリット・デメリットがあることがわかりました。
日々の生活のことを考えると、快適性は重要です。
イニシャルコストはかかりますがメインは床暖房が良いように思えてきました。
立ち上げはエアコンと床暖房を併用しながら、コスト面と快適性を両立させていきたいです。
床暖房には、電熱線を床下に張り巡らせて床を温める「電気式」と、床の下に温水を循環させて温める「温水式」があります。
積水ハウスの場合は「温水式」を採用しており、電気代に加えてガス料金も気になるところです。
稼働の状況によってもちろん金額は異なりますが、年間のガス代の目安として「一ヶ月あたり約3500円」というデータがあります。
- 1日8時間稼働
- LDKは18帖
- 床暖房は二面切り替え
「二面切り替え」というのは、コントローラーで2か所の暖房部分をコントロールできる機能のこと。
ホットカーペットでもよくある、「半分だけ温める」という切り替え機能。
同様に、床暖房でも、部分的に温めたい所だけを温めることができるのです。
1ヵ月あたり3500円を「高い!}と思うか「思ったより安いじゃん」と思うかは人それぞれだと思いますが、実際に積水ハウスの家に住んでいる方の声によれば「止めた後も2時間くらいは温かい」とのことで、「朝1時間、夜3時間くらいしか使っていない」とのこと。
1日「8時間」も稼働させなくても十分に家を温めることができるでしょう。
それは、積水ハウスの断熱性能が高いからこそ。
積水ハウスで採用されている「SAJサッシ」は、一般的なアルミ樹脂サッシの1.4倍の断熱性があります。
どんなメーカーの、どんなグレードの断熱性能の家なのかによっても床暖房の稼働時間が変わり、結果的に電気もガスも料金が変わってしまうでしょう。
なので単純比較はできませんが、少なくとも積水ハウスならばかなり光熱費を抑えつつも温かく快適な暮らしを手に入れることができそうです。
積水ハウスのオーナーさんの中には、「床暖房は要らない」と断言している方もいます。
彼らに共通しているのは、「床材選びにかなりこだわっていた」ということ。
具体的には、杉やヒノキなどの無垢材を選ぶと「底冷え」を防げるのだと言います。
あるオーナーさんは、部屋ごとに床材を変えたそうですが、
「ヒノキの部屋は寒くないが、シート系の床材を採用した部屋は底冷えするので靴下が欠かせない」
とおっしゃっています。
なぜ無垢材が良いのかというと、熱の伝導率が低いからです。
例えば、スギの熱伝導率は0.087W /(m・k)。
これに対してコンクリートは「1.0」です。
熱を伝えにくいこの性質は、逆に家は「冷たさも伝えにくい」ということ。
だから、無垢床の部屋は冷えにくく、夏は涼しいというわけ。
ただ、コチラの写真にもあるように、木の種類によっても内部の構造が異なり、熱伝導率にも差があります。
出典:㈱マルホン 公式サイト やさしい木のぬくもり〜足を冷やさない木の秘密〜
針葉樹(例:杉)と広葉樹(例:かりん)を比べると、針葉樹のほうが空気を多く含んでいるため熱伝導率が低く、床材として採用すると温かさを感じやすいのです。
「費用カットのために床暖房は避けたい・・・」という方は、このように床材の種類にこだわってみるのもオススメです。
平屋建ての総合情報
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