坪単価の平均が約73万円の積水ハウス。ローコストが売りのハウスメーカーと比べると、値段は高く感じます。
内容・設備の充実ぶりを考えると、決して高い買い物ではないかもしれませんが、少しでもお安く購入したいと考えた時にモデルハウス販売の広告を見つけました。
「○○展示場のモデルハウスを○○万円で販売します」という抽選の広告です。
立派な家が1,000万円前後で抽選に出されており、価格だけ見るとかなりお得です!
展示場のモデルハウスは5年前後で建て替えられるため、建て替えの際に古い建物が売りに出されます。
移設する土地を確保できることが応募の条件です。
「もしも当たったら土地を探そう!」という考えで当選すると大変な目にあうかもしれません。
モデルハウスというのは、そもそも住むために作られた家ではありません。
豪華でフル装備なことが多く、平均的な家に比べて約2倍の大きさです。
その分大きな土地が必要です。
しかも土地自体はあっても、その土地の方角や形によって、そのまま移築できるとは限らないため、何かしらのプラン変更などが必要になるケースがほとんどのようです。
1,000万円前後の価格には含まれていない費用が発生することも多々あります。
金額だけ見るとお得!と感じますが、やはり留意すべき点も多いですね。
応募数も多く、なかなか当たりらないという話も聞きます。
展示されているモデルハウス自体がとても気に入ったので、その家に是非住みたい!ということでなければ、モデルハウスの購入ではなく、自分に合ったプランで家を建てた方が良いのではないかと思いました。
積水ハウスのモデルハウスを購入する際には注意点があります。
もともとは住むために作られた家ではないため、生活するには不便な点や構造上の問題があったり、配管や水回りなどが雑に作られている可能性もあるのです。
また、様々な人が中に入っている為、「新築」とはいえ使用感はあります。
壁の傷など細かい箇所の確認はもちろん、目に見えない部分もしっかりチェックするようにした方がよさそうです。
素人では見る事ができない部分は積水ハウスと交渉し、再点検や修繕をお願いしたり、売買後の保証範囲を明確にしておくべきですね。
実際に「入居してすぐに持ち主負担で修繕工事を余儀なくされた」という方もいました。
ですが、モデルハウスはオプション付で豪華だったり、好立地に建てられていることも多く、お値段も新築に比べて魅力的です。
「家具付で購入することができたので、家全体がプロにコーディネートされた状態で購入できて、大変満足しています」
という方も沢山いますので、納得できるモデルハウスに出会ったら、それは購入のチャンスかもしれません。
後悔の無い様、よく確認してから購入へ踏み切りたいところです。
設備が豪華でお値段的にも魅力があるモデルハウス。
購入したいと思っても、いつでも売りに出されているわけではありません。
平屋建てに住みたい我が家にとっては、希望に近しいモデルルームを探すだけでも大変です。
HP上で告知をしたり、折込チラシなどで大々的に宣伝したりするホームメーカーもありますが、積水ハウスではあまり行っていないようです。
モデルハウスに訪れた際に、販売予定があることを初めて知る場合がほとんどです。
ですから、モデルハウスが建設されていると思われる「ある程度の戸数がある分譲地」に沢山足を運ぶようにしています。
そして現地の営業さんに「分譲地が売れた後、モデルハウスはどうする予定ですか?」と尋ねるのです。
気に入った物件が見つかるまでかなりの時間を要す上、分譲予定地が全て売れるまでは購入が難しいかもしれせんが、運命の出会いを信じて探してみようと思います。
平屋建ての総合情報
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