注文住宅、固定資産税で失敗。税金が高くなる可能性大!
注文住宅でよく聞く失敗談は、固定資産税に関するものです。
家を建てる前は、「賃貸は家賃がかかるから・・・」という言葉を言い訳のように繰り返して、自分自身を納得させようとするものです。
しかし、忘れてはいけません。
家を所有するということは、同時に固定資産税がかかるということを。
新しく建てた家の固定資産税がいくらになるか、その正確な数字は税務署の職員にしか決定権が無いため、誰にも分かりません。
固定資産税の金額を決定するために、税務署の職員自宅に訪問し、全てを計測していくようです。
税務署の職員が家に来るんですよ、あまり気持ちのよいものではありませんよね。
そして、スケールを持って計測していくのです。
固定資産税は、その家の敷地だけではありません。
意外にも、家の設備に対しても課税対象としてきます。
例えば、
- 床暖房
- 照明の数
- 床材
など、お金が掛かっていることが分かるものは課税対象となるのです。
そういった点を考えても、注文住宅であまりにも豪華な作りにしてしまうと、固定資産税が高くなる可能性があるということを覚えておくと良いですね。
ただ、税金を払いたくないと思って設計しても何も楽しくありません。
税金は払うもの。
高額になっても、払ってやる!
というような強い意志を持って、理想の注文住宅を建てたいものです。
固定資産税は、一般的な住宅であれば、月1~2万円程度の金額になることが多いようです。
年間で、15万円前後が一般的です。
なかなかの金額じゃないですか?
家賃が無くなったと思って、家賃と全く同じ金額のローンを組んでいたら、この税金はどうやって支払うのでしょうか?
家賃7万円だったから、ローンも7万円で組んだ。
だけれども、固定資産税が別に15万円必要になった。
そうなれば、貯金の金額を減らすしか無いですよね。
ましてや減給にでも合った日には、もう目も当てられません。
注文住宅を建てるということは、思っている以上にリスクがあるということを頭に入れておきましょう。
太陽光発電の設備に関しても、固定資産税の対象となるように法改正が行われました。
少し前までは、条件の中であれば太陽光発電は課税対象外だったのです。
こういった法改正があれば、当然、今まで課税対象外だった家でも、税金を支払う必要が出てきます。
太陽光発電は良い面ばかりが語られていますが、決して安くないかものですから、このようなリスクがあることを知ったうえで検討したいものです。
読者から頂いた感想
固定資産税の計算は難しいですね。(30代 男性 )
固定資産税もそうですが、税金の計算はいろいろとややこしくて難しいですね。
なんとなくですが、見落としてしまいがちなのも、税金のいやらしいところです。
注文住宅は割高になるのも知りませんでした。
失敗例のようにならないためにも、しっかりと計算して計画を立てなければ・・・。
税務署の職員自宅に訪問し、全てを計測していくのであれば、固定資産税が決まるタイミングは家が建った後ですよね?
計画段階でどの程度の金額がかかるか、事前にわかったりしないものなのでしょうか?
ある程度の目安はわかるとは思いますが、どうなんでしょう?
なんにしても、金銭的なリスクはこわいです。
きちんと潰してから計画に望みたいと改めて思いました。
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