返済計画に失敗、一家離散の危機??
あなたは知っていますか?
住宅ローンを組んだ9割の家族が、返済計画に失敗している
ということを。。。
残念ながら、これは紛れもない事実なんです。
これから住宅ローンを組んで家を買おうと考えている人は、失敗しないためにも、しっかりと地に足の着いた返済計画を立てる必要があります。
誰もが陥る可能性のある『住宅ローンに潜む罠』について、以下に紹介しています。
家族の未来を守るためにも、ぜひ!参考にしてください。
頭金ナシで住宅ローンを組んだ瞬間に、家族を路頭に迷わせる契約を結んだも同然です。
⇒ 注文住宅を頭金なしで買うのは、一家離散の始まり?
注文住宅に限らず、住宅販売をしている営業マンは、どんなにキレイ事を言っても、どんなに素敵なパンフレットが作られていても、営業成績を競い合い、毎月のノルマと戦う身であることに変わりはありません。
本当の意味で、購入者側のことを親身に考えてくれる良識的な営業マンは一握りでしょう。
ですから、営業マンや住宅雑誌に掲載されている甘い売り文句に釣られてはいけません。
一生を棒に振る可能性もあるということを忘れてはいけません!
今の年収はおいくらでしょうか?
400万円でしょうか、500万円でしょうか。
中には1000万円を越える方もいらっしゃるでしょう。
しかし、その年収が来年も、再来年も、これから10年、いや、35年間減らずに増え続ける保障は誰がしてくれるのでしょうか?
生命保険のように、給料が減ったら補填してくれる保険がこの世にないのは、給料が上がる確率よりも、減る確率が高いからでしょう。
考えてみてください。
月々の返済金額が5万円だったとして、今月いっぱいで、今の会社がクビになったとしたら・・・
同じ年収を貰える会社に、すぐに再就職できますか?
その間、返済はどうするのでしょうか?
貯金は減る一方、、、300万円の貯金があったとしても、持って1年でしょう。
失業保険ですか?
私も実際に経験をしているのですが、失業保険なんて今の給料の半額しか貰えないんでよ。
相当、精神的に追いやられてしまい、一家離散の危機に陥ってしまうことでしょう。
これは決して脅しではありません。
実際に、何組もの家族がこういった首が回らない状況に追い込まれているんです。
そうなった時、家を売った営業マン、ローンを担当してくれた銀行マンが、返済を身代わりしてくれるのでしょうか?
そんなことは有り得ないでしょう。
住宅ローンに潜む5つ罠!
金持ち父さん貧乏父さんの著者、ロバート・キヨサキは言いました。
「ファイナンシャルインテリジェンスを高めるべきだ!」と。
ファイナンシャルインテリジェンスとは、『お金の知識』という意味です。
住宅ローンも、金融商品なのです。
金融商品を買う、家に投資する、という意識を持って、慎重にローン契約を結びましょう!
これから住宅ローンに潜んだ罠についてご紹介していきますので、ぜひ参考にして下さい。
上記に記載した収入の面でモロに失敗した友人がいます。
家を購入するまでは景気が良く収入も右肩上がりだったのですが、家を購入して数年でリーマン・ショックが発生し、収入が10分の1になってしまったのです。
そんな彼が言ってました。
「住宅ローンは元本の返済までの期間が長い。。。」
と。
実際に返済が開始すると、まずは利息から支払っていくというのです。
利息を先に払わされて元本が減らないんです!
恐ろしいですよ、利息ばかり支払わされて、元本が減らないなんて事実を聞いて、私は驚きました。
住宅ローンで良くある段階金利とは、最初の支払いを奨学にするために、10年後ぐらいからの利息を高めに設定するローンのこと。
この仕組みの意図は、
「ローンを組んだ当初は若くて給料が低いから、10年ぐらい立ったら出世して返済も楽になっているでしょう。」
という安易な考えに根付いています。
先程も申し上げましたが、先の給料は誰も保障してくれません。
先のことを当てにして住宅ローンを組むことは、最も危険であるということを理解しておいて下さい。
営業マンや、住宅雑誌の常套句が、
「賃貸は、30年経っても自分のモノにならないんですよ!」
というもの。
自分のモノにならないことの何が問題なのでしょうか。
確かに10万円×30年だったら、3000万円を払っていることになります。
が、賃貸の場合は、物件に問題が起きた場合も全て大家さんが負担してくれます。
修繕費等物を積み立てているから、実際に住人が支払うことは稀です。
それが、持ち家であればどうでしょう。
30年も経てば、ほとんどの住宅に何かしらの問題が発生します。
- 雨漏り
- 害虫駆除
- 外壁塗装の剥がれ
- 水漏れ
- カビの繁殖
などなど、起こった問題に対して全て自腹です。
だいたい住居の寿命が20年と聞きますから、ローンを35年で組んでいた場合、残りの返済期間の15年間は、ローンと、家の修理にビクビクしながら過ごすことになりかねません。
人の心理を上手く活用した常套句に惑わせれてはいけません!
住宅ローンの金利が安いから、今のうちが借り得ですよ!
という言葉を良く聞きます。
しかし、何が借り得なのでしょうか?
金利が高くなったら、ローンが組めないのでしょうか?
そんなことありません。
銀行も、住宅の営業マンも、ローンを組んで住宅を買ってもらわなければ困るんです。
だから、何年か先に金利が高くなったとしても、何かしらの優遇を付けたり、必ず借りやすいように策を練ってくれるはずです。
ですから、慌てずに、ご自身の会計が住宅購入できるレベルにまで達してから購入するようにしましょう。
住宅ローンの返済期間を長く設定することが、良いことのように宣伝されているケースがあります。
これも非常に危険です。
確かに月々の返済額が減ることは間違いありません。
が、よく考えてみてください。
返済が伸びれば伸びるほど金利が増えます。
そして、定年以降、どうやってローンを返済してくんですか?
35歳で、フラット35でローンを組んだとしましょう。
60歳以降、70歳までの10年間、どうやってローンを払いましょう。
年齢が高くなれば、働き先は交通整備員しかないでしょう。
休日にスーパーに買物に行くと、ご年配の方が交通整理をされているのをよく見かけますが、そういった理由からなのでしょう。
決して、交通整備員という仕事がダメ!ということではありません。
大好きな家族と、終の棲家を守るために交通整備員をするんだ!
という強い理念と心を持って働ける人は、どれぐらいいるでしょうか?
私だったら無理です。
これは人ごとではありません。
家を買うな!というわけではありません。
男だったら、一度は「一国一城の主になりたい」と思うことでしょう。
私だって思ったこともありました。
実際にローンを組もうとして、色々と検討したり、住宅展示場に足を運んだこともありました。
しかし、今思い返せば、本当に購入しなくて良かった!と思っています。
住宅ローンには、多大なるリスクがあることを理解したうえで、身の丈にあった住宅購入を実現してもらいたい
私がこの記事を書いた意図です。
夢のマイホームが手に入るかもしれない!
そう思った瞬間、人は現実が見えなくなります。
どんなときでも、冷静さを忘れないように、こういった最新情報を収集して、検討を重ねましょう!
読者から頂いた感想
9割が失敗している・・・!(30代 男性 )
実に9割の家庭が返済計画に失敗しているとは、これは恐ろしいことですね・・・。
家計を助けるためのローンのはずなのに、逆に首を絞めることになってしまうとは。
確かに、マイホームでなくても、車やパソコンなど何か大きな買い物をするときは、現実が見えなくなる感覚は経験があります。
毎月の支払いで分割してしまうと、意外にもたいしたことない金額に思えてしまうんですよね。
注文住宅でそんな恐ろしい失敗をしないためにも、 ローンの返済計画は特に慎重になりたいと思いました。
その点、失敗例を元に記事を書いてくれているのでとても参考になりました。
こんどはその逆に、こうすればうまくいった!というような話も聞いてみたいですね。
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