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ミサワホームが住宅ローンを肩代わり?その目的とメリット

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「蔵」でおなじみのミサワホーム。

 

自社のグループで金融サービス業も展開するなど住宅ローンについてのサポートが手厚いことでも人気です。

 

さらに、なんとこの度、返済できなくなった住宅ローンを肩代わりするサービスまで始めてしまったんです!

 

その仕組みと、ミサワホームの狙いとは?

 

家を建てる、お金を借りる、お金を返す。

 

これらのプロセスをスムーズに、不安やストレスなく済ませられるのが理想的ですよね。

 

その理想を追求してきたミサワホームが新たに始めたサービスってどんなの!?

 

えっ、そこまでやっちゃう!?

世界に名をとどろかせた一流企業でさえ、倒産してしまうリスクを抱えている時代。

 

また、「AIに仕事を奪われるかも」なんて笑い話がリアルになってもおかしくない時代ですから、一生、安定して収入を得られる保証はどこにもないわけです。

 

職を失えば住宅ローンの残債を支払えなくなる可能性だってあるわけですが、2017年、ミサワホームはビックリなサービスを始めました。

 

それは、住宅ローンを返せなくなった場合にその返済をミサワホームが肩代わりするというもの。

 

土地と建物を引き渡せば、返済を免除してくれるというのです。

 

この太っ腹なシステムで受注戸数の巻き返しを図るとのことですが、そんなことを始めちゃってミサワホームは本当に大丈夫なんでしょうか!?

 

返済は賃料収入で。こんな仕組みになってます。

住宅ローンを返せなくなった物件は、土地ごとミサワホームが引き受けるというような形になります。

 

それだと同社が借金を背負い込むような形になりそうですが・・・?

 

実際は、返済できなくなった住宅ローンを移住・住みかえ支援機構(JTI)が肩代わりします。

 

そして、その物件を賃貸として貸し出し、家賃収入を住宅ローンの返済に充てるという仕組になっているんです。

 

ですから、当然、ミサワホーム側が一方的に借金を背負い込むわけではありません!

 

このような仕組みなら、空き家を無駄にせず有効活用できますよね。

 

普通に売り出すだけでは借り手がつかない物件も、賃貸ならニーズありそうですし。

 

実際、私も一軒家を借りたい!

 

>ただし、利用には条件があります。

買取りとは違う、住宅ローン肩代わり制度。

 

こういった仕組みがあれば、「万が一、ローンを返せなくなってもどうにかなるかな」と、新築購入に前向きになれるかもしれません。

 

というか、ミサワホームはそのような効果を期待してこの制度を始めたわけですし。

 

ただ、借金を肩代わりすること=リスクを背負うことには違いありませんよね。

 

「どんな家でも、引き受けますよ!」というわけにはいかないでしょう。

 

実際、ミサワホームに住宅ローンを肩代わりしてもらうためにはいくつか満たすべき条件がありますので覚えておきましょう!

 

家を新築・購入する際に、住宅金融支援機構の35年金利固定の住宅ローン審査に合格すること

 

住宅ローンはミサワホームの子会社であるミサワフィナンシャルサービスを介して契約すること(繰上返済手数料や保証料が無料!保証人も不要!と、実はメリットいろいろ)

 

長期優良住宅の認定を受けられる住宅であること、またJTIにその証明書を発行してもらうこと

 

この証明書発行に5万円かかるというのがネックではありますが、それでイザという時に助けてもらえるならお安いものですよね?

 

これから家を建てる方は、「万が一、住宅ローンを返せなくなったら」という最悪な事態も考慮の上でメーカー&金融機関選びを!

 

ミサワホームは建築費も高いですが、その分だけイザという時に頼れるメーカーだということですね。

 

「ノンリコオプション」をもっと深堀り!

ミサワホームがローンを肩代わりしてくれるシステムは、「ミサワライフデザインシステム」の中にある「ノンリコオプション」というもの。

 

ミサワホーム 公式サイト ミサワライフデザインシステム ノンリコオプション
出典:ミサワホーム 公式サイト ミサワライフデザインシステム ノンリコオプション

 

「住み継ぐ」「売れる」「貸せる」「返せる」を柱とした、今までなかった新しい住宅取得システムです。

 

実際のところ、

 

「家を建てたは良いけど、急に海外赴任が決まった」
「親の介護をすることになったから、地元に帰らなければいけなくなった」
「家を建てた直後に会社が倒産した」

 

・・・等々、いつ、誰に、どんなことが起こってもおかしくない時代です。

 

時代に関わらず、ライフイベントとは予期せずやってくるものですが、それを考えていたら家なんで買えません。

 

ある程度そこまで考えた上で、リスクを覚悟しておかなければいけないというのも、住宅購入のハードルを上げていたのかもしれませんね。

 

ミサワホームのように「高級」の路線で打っているメーカーならばなおさら、少子高齢化でリッチな世代の人数が減っていくことは切実な問題なのでしょう。

 

こういった手厚いシステムがあれば、若者も住宅購入に踏み切りやすいのではないでしょうか。

 

「家にしばられずに、もっと自由に人生設計!」というキャッチコピーは、いわゆる「風の時代」を象徴している言葉ですよね。

 

「家」は帰る場所だ・・・という考え方は、今となっては少し古いのかもしれません。

 

もっと流動的に、自由に。

 

家族の在り方が変わると共に、「家」の定義も変わりつつあるようです。

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