ミサワホームの家は100年住宅!ベースとなる技術と考え方
これからは、「少ない資源を大切に使って長く住める家を作ろう!」という家造りが主流の時代。
例えば、100年住宅の代表格であるミサワホームではどんなことにこだわった家造りをしているのでしょうか。
ミサワホームの100年住宅を支える技術や考え方について見ていきましょう。
海外では、地域によっては普通の住宅でも100年、200年と住み継ぐことができる長寿命の家がスタンダードのようです。
一方、日本ではこれまで、だいたい30年くらいのスパンで取り壊して建て替えるのが一般的でした。
が、これからは家の「健康寿命」も延びていきそうな予感!
ミサワホームは、自社の商品を「100年住宅」と謳っています。
でも、何をもって「100年の価値がある家」とするか、その解釈は難しいですよね。
どんなにボロボロになっていても、とにかく100年間そこに在り続けることができれば100年住宅と言えるのか?
それとも、100年経っても新築同様の外観や快適な暮らしを提供できる家でなければいけないのか。
ミサワホームが実現しようとしているのは後者のほう。
100年経てば、人々のライフスタイルも住宅の技術や性能も、今の時点からは想像がつかないくらいの変化を遂げているはず。
それでも違和感なく受け入れられるようなデザイン、性能を持った家を作ろう!自ら新しい暮らし方の提案をしていこう!!
・・・という非常にポジティブな意味で「100年住宅」という言葉を使っているようです。
実際、ミサワホームは国交省の長期優良住宅の認定を受けており、自社の公式サイトには「100年住宅 認定」を受けている旨が記載されています。
地震大国・日本で100年後も住み続けられる「100年住宅」であるためには、なんといっても「強さ」は最低条件でしょう。
ミサワホームでは「耐震」と「制震」のWの技術で巨大地震に耐える「MGEO」という安全技術を採用しています。
これは、地震のエネルギーを制震装置で吸収し、建物の揺れを制限するというものです。
この技術により、ミサワホームの家はあの東日本大震災でも全壊・半壊はゼロだったそうです。
4日間で13回の巨大地震を与える加震実験でも構造体の損傷はなかったそうで、繰り返すであろう余震にも強い家であると自負しています。
また、時代が変わっても愛される普遍的なデザイン性も強みとしていて、実際に26年連続で「グッドデザイン賞」を受賞しているんですよ。
特に、「蔵のある家」は全業種の中でグランプリを獲得していますから、「住宅」という枠を超えてその価値の高さを認められる商品だということですよね。
強さとデザインに加えてミサワホームが大切にしているのは、「学び」。
100年住宅のヒントとなる海外の古民家、日本の神社仏閣の建材や構造を研究することはもちろんのこと、自然エネルギーを生かすデザインや住まい方についても探究を重ねています。
例えば、古い木造建築ほど建物の強度が高いのは、建材(天然の木)の乾燥が進んでいるからなんですって。
つまり、木は乾燥すればするほど耐久性能が上がるんだそうです。
また、昔は自然の風や日差し、湿気さえもうまく取り入れ、それらを活かして暮らしていたため、エアコンがなくてもそれなりに快適に過ごすことができていたんですよ。
こういった「古い物」「伝統的な暮らし方」に学び、足りない部分は新しい技術で補って補強していくことで、100年後も価値が失われない100年住宅を生み出すことができるのです。
家造りは究極のエコなんだ!
・・・と、そんな斬新な気づきを与えてくれるミサワホームの「これから」に期待がふくらみますね。
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