桧家住宅は「隠す」より「見せる」にシフト!キッチンをLDKの主役に。
標準装備が充実していることで知られる桧家住宅ですが、キッチンに関してもデザイン性、機能性共に創意工夫が光るオリジナルキッチンが用意されています。
実際に桧家住宅で家を建てた方がそのキッチンをどう評価しているのか気になったので口コミを調べてみました。
ポジティブな評判
- コスパが高過ぎて、逆に不安になる
- 一体、どこでコストを調整しているのか不思議
- キッチン、リビング、タタミダイニングと一続きになっていて、その開放感がイイ
「コスパが高過ぎて・・・」という口コミに、桧家住宅のキッチンの魅力の全てが表れているように感じます。
実際、「スマート・ワン」の標準装備として採用されているアイランドキッチンを見てみると、スタイリッシュなイタリア製のデザイン水栓や食洗器がついていたりと豪華な内容。
リビングとのインテリアの統一性を大切にした7つのインテリアモデルプランが用意されているなど、機能性だけではなくデザイン性も大事にしていることがうかがえますね。
出典:桧家住宅 公式サイト スマートワン 標準仕様 選べる7つのインテリアモデルプラン
一方で、ちょっと残念な評価もあります。
イマイチな評判
- オリジナルキッチンは高さを指定できない
- シンクが浅く、水はねしやすい
- キッチンがオープン過ぎて、リビングから手元が丸見え
どうやら、桧家住宅のオリジナルキッチンは「見せるキッチン」を意識しているよう。
「家族からもお客さんからも、あまり炊事は見られたくない」
「家事はひそやかにやりたい」
という私のようなタイプにはちょっと違和感を覚えるキッチンと言えるかもしれません。
桧家住宅のキッチンは、クリナップの「ステディア」か、桧家住宅オリジナルの「プレミアムワン」シリーズかを選ぶことができます。
公式サイト上では「クリナップ」とも「ステディア」とも明記されていませんが、実際に桧家住宅で建てた方の情報や、こちらのページで紹介されている標準装備のシステムキッチンの写真を元にするとステディアで間違いないでしょう。
出典:桧家住宅 公式サイト スマートワン標準装備 システムキッチン
クリナップと桧家住宅オリジナルのキッチン、それぞれの特徴をまとめてみましたのでぜひ参考にしてみてくださいね。
クリナップのステディア
まずはこの、ぬくもりのあるデザインが魅力的。
そのうえ、レンジフードを自動洗浄できる「洗エールレンジフード」や取り出しやすさを考え抜かれたオールスライド収納、ワンタッチで昇降できるウォールキャビネットなど、かゆいところまで手が届くような「使う人目線」な配慮が光りますね。
出典:クリナップ 公式サイト ステディア ワンタッチ昇降できるウォールキャビネット
桧家住宅オリジナルの「プレミアムワン」シリーズ
リビングのインテリアとの調和を大切にしたオシャレキッチン。
カフェやバーを思わせるような、こだわりのデザイン性が魅力的です。
※標準仕様となっているのは「ビヴァリオI」のみですが、ここではシリーズの全ての商品をご紹介します。
- アルタクラッセ
イタリアで生まれたこだわりのキッチン。
傷や汚れに強い、イタリアンセラミックを使ったワークトップはスタイリッシュで使い心地もバッチリ。
個人的には、GESSI社のデザイン水栓に目を奪われます。
- ビヴァリオ(標準仕様)
趣のある木目柄デザインが美しいキッチン。
ペニンシュラ型、アイランド型、二の字型があり、いずれも存在感たっぷりですね。
キッチンが主役のLDKにしたい!という方にオススメのシリーズです。
- クチーナ・グランデ
最近、じわじわ人気の床から浮いた「フロートタイプ」のシステムキッチン。
シンプルなカラー展開が、上質な家具のような美しい質感を引き立てます。
よく見るとワークトップが薄いのも、このシリーズならでは。
ともすれば生活感が丸出しになりがちなキッチンにエッジを効かせたい!カッコいいキッチンにしたいという方に好評のようです。
ここまで見てきてお分かりいただけるように、桧家住宅のキッチンは標準でも非常にオシャレ。
これは、「コスパが良過ぎて不安」になるのも納得ですね。
さらに、こんなオプションが用意されています。
- マガジンラック
- サイドフック
- 浄水器
- タッチレス水栓
- おうちカフェカウンター
- キッチンウォールキャビネット
※オリジナルキッチンのうち、「アルタクラッセ」「クチーナ・グランデ」もグレードアップ(オプション)扱いになります。
個人的には、桧家住宅で建てるならこのキッチンウォールキャビネットは絶対に採用したい!と思いますね。
出典:桧家住宅 公式サイト プレミアムワン キッチンウォールキャビ(家電収納付)
収納力が約76%もUPするので、片付かずに表に出てしまっているアレコレを一気に収納するにはピッタリの品。
炊飯器、コーヒーメーカー、ポットといった、「見える位置にあると、途端に部屋に生活感が出てしまう」あれやこれやを隠してしまっておけるのがイイですね。
カラーも、グロスホワイト、ライトチェリー、ラスティックブラウン、ラスティックピュアとスタイリッシュなラインナップとなっているので、床材や家具の色とのバランスを考えながらコーディネートできます。
実際に桧家住宅で建てたオーナーさんの中でも、このオプションを付けた方は多いみたいです。
気になる価格は、フルセットで70万円。
これ一つあれば食器棚もパントリーも要らないので、それを考えるとコスパは高いのではないかと感じます。
もう一つ、キッチンのコーディネートで外せないのは床材です。
床は、専有面積が広い分だけその空間の印象を決定づけるほどのパワーを持っていますよね。
桧家住宅の施工実例を眺めてみると、ハードメープル(明るいブラウン系)や、ホワイトアッシュ(白とベージュの間のような色)を選んでいるお宅が多いという印象を受けます。
実際に採用している床材については明記されていないのですが、オーナーさんのブログなどを参考にしてみるとDAIKENの「ワンラブフロア」や桧家住宅オリジナルのフローリングを選んだという方が多いですね。
キッチンで人気なのは、こちらのワンラブフロア。
その名の通りワンちゃん(ペット)に優しい床材で、汚れに強くクッション性が高いことが人気のポイントです。
へこみ傷が目立ちにくいというメリットもあるので、“ぶつけ盛り”な小さなお子さんがいる家庭ならリビングや子供部屋もこの床材がおすすめですよ。
こちらの実例でも、「床材には消臭効果やキズが付きにくいものを使用」と明記されていますので、おそらくワンラブフロアが使われているものと推測されます。
出典:桧家住宅 公式サイト 社員の家「素材にこだわった開放的なLDK」
床暖房やホットカーペットにも対応可能な“強さ”もポイント高いですね。
桧家住宅のキッチンの特徴や人気のオプション、床材についてご紹介してきました。
ポイントをまとめます。
- 桧家住宅のキッチンは、クリナップかオリジナルキッチンから選べる
- オリジナルキッチン「プレミアムワン」シリーズはデザイン性の高さに定評あり
- オプションも充実していて、特に収納力抜群のウォールキャビネットが人気
- 床材は、汚れや衝撃に強いDAIKENのワンラブフロアが手堅い
昨今は、キッチンとリビングが一続きになったいわゆる「LDK」タイプの間取りがスタンダード。
だからこそ、桧家住宅のようにリビングとのインテリアの統一感を重視したキッチンは魅力的です。
もはや、キッチンは単なる「炊事をする場所」ではなく、インテリアの一部。
桧家住宅のキッチン実例は、これからは「見せるキッチン」が求められているのだと改めて気づかせてくれますね。
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