パパまるハウスの坪単価は安いと噂ですが、実際のところは?
目次
- パパまるハウスは坪単価が安い!
- パパまるハウスは、価格が明瞭で信頼できる
- パパまるハウスは本当に880万円で家が買えるのか?
- パパまるハウスは競合メーカーより高い?
- ローコスト住宅メーカーのパパまるハウスだから、安い!でも高品質
- パパまるハウスを実際に建てると総額は?
- 総額が上がっても導入したい、追加のオプション設備
- 耐震等級について明記されていない?
- 商品ごとの価格もわかりやすい
お得に家を建てたい時、一つの指標になるのが坪単価だと思います。
単純に坪単価が安ければ安い方が、合計金額も安く済むからです。
ローコスト住宅メーカーで知られるパパまるハウスですが、いったい坪単価はどのくらいなのか気になったので、調べてきました。
ホームページによると、基本の「パパまる」プランでは、21坪の家を740万円から建てられるようです。
https://www.papamaru.jp/plan-papamaru
単純に価格を坪数で割ると、約35万円になります。
最も高い「二世帯」プランでは、50坪の家で1585万円からだそうです。
しかしこちらは、逆に坪単価が下がって、約32万円になりました。
オプションを多少つけたとしても、坪単価35万円程度だと考えられます。
口コミによれば、大手ハウスメーカーや注文住宅メーカーだと、坪単価が50万円以上になってしまうところもあるとのことです。
パパまるハウスとよく比較されるローコストメーカーでは、坪単価が25万円程度のところもあるようです。
しかしパパまるハウスも、十分に坪単価を抑えられたメーカーだと言えるでしょう。
パパまるハウスと言えば、ローコスト住宅メーカーとして有名です。
同じような価格帯で家を建てられるメーカーは他にもありますが、どんな違いがあるのでしょうか。
口コミによると、パパまるハウスの良さの一つとして「プランごとの価格が明確であること」があげられています。
たしかにパパまるハウスのホームページを見ると、家のタイプや坪数ごとの値段がはっきり書かれています。
たとえば「パパゼロ」プランで50坪の家を建てるときは、1455万円からです。
https://www.papamaru.jp/plan-zeh
一方、他のメーカーのホームページを見ると、家のイメージ写真がたくさん載っていたり、詳しく標準設備を紹介していたりしても、価格を明示しているところは少ないです。
「金額を知りたい方は見積もりをお申し込みください」という文章で締めくくられていることがほとんどでした。
「ホームページの分かりやすい位置に、価格を明瞭に記しているパパまるハウスは、信頼できるメーカーだな」と私は思いました。
パパまるハウスの家造りは、880万円から家が買えるという低価格のものになっています。
その価格は本当なのか、パパまるハウスの価格を調べてみました。
HPに公開されているモデルハウスを見ると、パパまるユーロという商品の4LDKの建物価格が950万円と、1000万円をきっています。
https://eco-sys.co.jp/papamaruhouse/plan/papamaru-euro/
別のパパまるキューブのモデルハウスの価格をみてみても、建物価格が1200万円までとかなりお安いのが分かります。
しかしこれらは新シリーズのためパパまるハウス内では高いようです。
というのも、パパまるシリーズを見ると、上記の2つのような詳しい本体価格や延べ床面積の詳細記載はありませんが、坪数と建物価格が記載されています。
21坪で740万円、25坪で840万円、27坪で880万円、30坪で950万円と書かれてあります。
21坪は69.42㎡なので、住宅ローンの控除を受けるのに必要な条件の50㎡も超えています。
実際に建てている人の価格は、また少し変わってくるかもしれませんが、パパまるハウスではその名の通り、本当に880万円からの家造りが可能です。
ローコスト住宅メーカーとして知られるパパまるハウスですが、「同じ価格帯のメーカーと比べると、少し高い」という口コミを見かけました。
口コミによると、その価格の違いは、標準装備の違いから生まれているといえそうです。
一般的なローコスト住宅メーカーでは、最安プランそのままだと「まともに暮らせない」という意見が目立ちました。
断熱が不十分で寒かったり、音が響いたり、見るからに安っぽくなったりという問題があるようです。
パパまるハウスは本社が新潟にあり、元々地域密着の家づくりをしていました。
北陸の寒さに耐える家づくりが基本にあるため、標準装備でも寒さ対策がしっかりしているのでしょう。
また、ヒノキヤグループの傘下にあるということも影響していそうです。
アクアフォームという断熱材が使えたり、アフターフォローサービスがついてきたりするからです。
他と比べたら少し高くても、総合的に快適な家を建てられるのだから、私ならパパまるハウスを選びたいなと思いました。
パパまるハウスは、いわゆるローコスト住宅メーカーです。
最も坪単価が安いプランは「パパまる」などで、50坪の家を1455万円から建てることができます。
一方、注文住宅を建てる際の坪単価は、全国平均で50~60万円だそうです。
パパまるハウスの「最低坪単価が約29万円」という安さに、私は驚いてしまいました。
グレードアップ設備の金額も、ホームページのカタログに記載してあります。
詳細なカスタマイズについては資料請求をしないと金額が分からないとはいえ、ホームページの情報だけでも概算することが可能です。
ローコスト住宅メーカーは他にも何社かありますが、パパまるハウスのように、ホームページに価格を明示しているところはありません。
また、パパまるハウスは標準設備が充実しています。
https://www.papamaru.jp/archives/modelhouse
壁にはしっかりと断熱材が使われていますし、24時間換気システム等もついています。
必要であれば、グレードアップのオプション設定として、ソーラーパネル等も搭載することが出来ます。
安く家が建てられ、足りないものがあれば足せるという考えは、自分で家造りを考えることが出来、価格も考えることが出来ます。
安いだけではなく、選べる充実した家造りが、パパまるハウスの魅力だと思います。
情報開示がしっかりしていて、家自体も安いのに高品質なので、施主に対して誠実な会社なのだなぁと思います。
マイホーム購入がゴールにならないよう、無理をせずに家を買えることを意識して販売されているパパまるハウスの住宅。
実際にその価格はどうなっているのでしょうか。
家を買う時にまず注目するのはその本体価格です。
しかし家を買うのにかかるお金はそれだけではありません。
本体価格とは別に付帯工事費や諸費用が掛かりますし、土地代もかかります。
本体価格は約7割で、その他の費用が残りの3割を占めるので、住宅ローンの返済の事を考えても、家にかかるお金は本体価格のみと勘違いしていると後々困ります。
実際に住宅検索サイト、スーモで売られている既に建てられているパパまるハウスの建売住宅の価格を調べてみました。
土地代と建物価格が分けて書かれていないので、建物本体の価格は分かりませんが、土地代+建物で、2,000万円~3,500万円で売られています。
スーモでは土地代が含まれている分価格が分かり易いですが、実際にここから購入時には、火災保険に入るなど、更に足されるお金も多いため更に総額は上がります。
そして、建売に比べるとやはり家造りは注文住宅の方がお金がかかるというのは、住宅ハウスメーカーさんから聞いたことがあります。
家造りには、色々とお金がかかりますし、付帯工事費などは、専門家でない限り、詳しくなくて当然です。
しっかりと話しをして、総額を意識して、家を選ぶことが重要です。
口コミを見ていると、気になる意見がありました。
「パパまるハウスは社名の由来でもある880万円程度で家を建てられると謳っているが、暮らしやすさなどを考えてオプションを付けていると、総額では倍くらいかかってしまう」というものです。
さらに調べたところ、Z空調を導入して総額が上がったという口コミが多いようです。
これは家の中の温度を一定に保ち、夏は涼しく、冬は涼しくするというシステムです。
部屋の中と廊下の気温が変わらないため、快適に過ごすことができるそうです。
私は夜にトイレへ行くために起きて、寒さで目が覚めてしまうことが多いので、これは快適そうだなと思いました。
こちらは普通のプランでは標準装備されておらず、プレミアムZという名前で販売されています。
パパまるハウスならではの機能なので、ぜひつけたいところです。
またこちらを導入したおかげか、古い家で暮らしていた時より月々の光熱費が安くなったという口コミも見かけました。
長く住む環境が快適になったり、生活費が安くなったりするのであれば、建設費の総額が少し高くなっても元はとれるんじゃないかなと思います。
パパまるハウスについてはおおむね口コミ評価も高いようですが、一点、ちょっと気になるところがあります。
それは、耐震等級について公式に明記されていないということです。
その点について指摘する声も多く、みなさんの「知りたい」という関心が非常に高いことが伺えます。
実際のところはどうなのか?
例えばこちら、SUUMOに出ている実例では、「耐震・免震・制震」という記載はありますが等級に関する記述はナシ。
出典:SUUMO公式サイト パパまるハウス 【1,651万円×5LDK×37.3坪】機能性×断熱性×冷暖システムで叶える、「とにかくあたたかい」平屋
パンフレットでも、数値の記載は見つけることができませんでした。
この点は、営業さんにしっかり確認したほうが良いですね。
ちなみに、上記SUUMOの実例は37.3坪で1651万円(坪単価44.3万円)
公式サイトのサンプルでは36坪で1080万円が目安とあるので、オプションなどでだいたい500万円そこそこかけたのかなあと推測できますね。
「オプションで、18畳の屋根裏収納をつけた」と記載されていますので、それを考えたらやっぱりオトク!
ローコスト住宅の実例を見る時は、モデルプランの金額と参照しながら見てみるといいですよ。
「オプションの相場感」を掴むことができますし、なによりもその会社がどのくらい「サバ読んでるか」(本当は含むべきものを省いたりしていないかどうか)を推測することができるのでオススメです。
住宅メーカーのWEBサイトを見ていると、「で、この商品はいくらなの?」と突っ込みたくなることはありませんか?
普通に何かを買う場合は、商品名と価格はセットで表示されているのが一般的。
しかし、家はオプションでかなり金額が変わってしまうため、定価はあってないようなもの。
ゆえに、商品と価格がセットで表示されることはほとんどありません。
しかし、パパまるハウスはそこが違います!
コチラでわかるように、商品別に価格帯の目安がしっかりと表示されているのはとても良心的ですよね。
これを参考に、価格表をまとめてみます。
- パパまる 962.5万円~
- サンテラス 1584万円~
- スマイル 1215.5万円~
- パパまる ハイスタイル1551万円~
- サン・ステージ 1577.4万円~
- パパまる カラフル 1430万円~
- パパまる はぴママ 1391.5万円~
- パパまる ベーシック 1336.5万円~
- パパまる アーバン 1243万円~
- パパまる 平屋 968万円~
- パパまる ユーロ 1243万円~
- パパゼロ 1322.2万円~
- パパまる 二世帯 1787.5万円~
いずれも税込み価格!
「~」となっていますので、あくまでも目安ですが、商品別の価格表を作れるというでもポイント高いですよね。
パパまるハウスで住宅購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください!
平屋建ての総合情報
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