中古の家に付き物のリスク、これらを回避する方法は?
中古の家を購入するときにリスクは付き物ですが、住宅診断をおこなうことで、そのリスクはある程度回避できます。
新築とは安価とはいえ中古の家は高価な買い物であることは、違いありません。
リスクの回避はおこないたいものです。
中古で家を購入するリスクは、大きく分けて2つあり、中古で自動車を購入するリスクと似ています。
1つ目は、家の状態がわかないという点。
中古車は前のオーナーがどのような乗り方をしていたかがわからない、死亡事故を起こした車には絶対に乗りたくありません。
同様に賃貸の不動産によくある話で、格安のものは事故物件ではないか?などと噂されたりします。
、、、とここまでは冗談半分なのですが、家の骨組み、構造躯体に問題を抱えているようなケースだと冗談では済まされません。
車の場合もフレームと呼ばれる骨組みの部分にダメージが残っているような車は「事故車」と呼び市場で敬遠される傾向があります。
構造躯体に問題があったり事故車だと、中古の家も車も簡単に補修が効かない。
大金を払って補修をするか、リスクを抱えたまま住み続ける・乗り続けるということになるのです。
中古車の場合は事故車は通常の中古車と比較して、低い市場価値しかないのですぐわかります。
しかし、住宅はそれがわからないというリスクがあるのです。
2つ目は、価格が適当かどうかがわからないという点。
家も車も過去の取引履歴から値段が付けられているとはいえ、購入者にとってはどうしても不透明。
割安・割高な場合はどうしても出て来るものですし、例え1万円でもお得に購入したいというのは人情です。
1つ目のリスクについては、中古の家について問題があれば売主が補修をする、瑕疵担保期間を設けること。
加えて、最近では一般的になりつつある住宅診断をおこなうこと。
これらでリスクを回避しようとしています。
そして、住宅診断については家の構造についても調べることが可能。
「間取りをリフォームすることを前提に中古の家を買ったのに、筋交いが入っていて壁を壊せない」
住宅診断をおこなえば、こんなリスクも避けることができるのです。
2つ目のリスクについては、、、正直、現在の所どうしようもないというところです。
数多く中古の家を見て相場感をつかみ、割高な物件は避けるという方法しかありません。
後は、その値段が適当と思ったのですから適当だったんだ、と思いこむだけです。
2つ目とつながるのですが車と違い、中古の家というか土地は値段が上下するというリスクもあります。
購入した土地が値上がりした、こんなことがあればうれしいものですが、都市部をのぞいてこんなことは、まず起こりません。
これから住宅市場は縮小の方向しかありませんから、期待してはいけない。
ひょっとしたら上がるかも、、、小さな希望を抱いているだけならばいいのですが、過大な希望は禁物なのです。
平屋建ての総合情報
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