中古の家が売れない原因は、主に3つ考えられます
中古の家が売れない原因は、価格、不動産業者、中古の家、このいずれかに問題があるからです。
ですから売れない場合には、値引きや販売契約内容、家のメンテナンス、以上の3点を見直し、考えなおす必要があるのです。
物が売れない?まあ、こういう時代だからしょうがないよねえ。
時代が悪いとぼやいてみても、時代を変える力などないわけですから、何らかの手を打たなければなりません。
特に悠長なことをいってられないのが生鮮食品、何といっても日々、いや刻々と鮮度が落ちて行ってしまいます。
その点、中古の家は腐るものでもありませんから、ずっと売出しておけばいつかは売れるだろうと思ったら大間違い。
中古の家も、長く売りだしていれば築年数は年々増えていきますし、所有しているだけでも固定資産税がかかってきます。
加えて、不動産会社の雑誌などに掲載しているならば、いつも掲載されている中古の家には新鮮味を覚えなくなる。
実は中古の家も生鮮食品と同じ、鮮度が重要なのです。
生鮮食品は売りきるために、スーパーなど閉店間際になると、半額シールを貼りつけたりする、要は値引きですよね。
市場価値と値札が見合っていなかったら、売れないのは当たり前、値引きをするしかありません。
少しずつ値段を下げていけば、どこかできっと購入者と折り合いがつくはずですから。
中古の家が売れない理由は、先に述べた「値段」以外にも「売り方」、「商品」という2つが考えられます。
中古住宅を売りたいと考えた場合に、不動産業者と仲介契約を結ぶのが一般的、手数料を支払って売ってきてもらうんですね。
その方法には一般、専任・専属専任の3通りがあります。
複数の会社に仲介を依頼するのを「一般」、一社に任せ切ってしまうのを「専任・専属専任」と呼ぶのです。
当然、一社に任せ切った方が不動産業者としてもモチベーションが上がりますが、多くの人の目に触れさせるなら一般の方が、、、。
このような媒介契約は一般的に3カ月、期間中に引き合いがない場合は売り方が悪いことが考えられます。
媒介業者を変える、契約方法を変えることを考えなくてはいけません。
中古の家の価値がなくなるのは築20年と一般的にいわれます。
ひょっとすると、家が古いから売れないという理由も考えられますから、動きが悪い時には家を解体して更地で売る。
商品が悪いケースですね。
他にも掃除が行き届いていないとか、雑草が刈られていないとか、自分でできるレベルのメンテナンスは積極的に。
ただし、大規模なリフォームを入れるといったところまで商品をよくするために注力する、金をかける必要はありません。
専門のハウスクリーニング業者を入れる程度のお金をかけるのは有効ですが、リフォームまでするのは疑問。
そんなところにお金をかけることができるならば、値引きを考えた方がよっぽど引き合いが増えるでしょう。
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