中古の家が寒い、そんな場合に取るべき方法とは?
中古で購入した家が寒い、こんなケースなら築年数によっては建替えも検討すべき。
まだ新しい中古の家ならば、断熱材の追加が考えられますが、寒い場合に手を打つべきはまず窓から。
サッシを一枚追加するだけでずいぶん変わるはずです。
中古の家を購入するということは、その家を手放さざるを得なくなった事情があるわけで、、、。
手元にある、ちょっと面白いアンケート結果を見てみましょう。
「住まいを手放すことにした理由ランキング」
以下、転勤とか家族形態の変化とかが続いていきます。
さて、アンケート結果の1位を見るとよくわかるのが、現在の住宅に不満があるから家を手放すことにしたということ。
つまり、中古の家は買った人にとっても、何らかの不満があるだろう、ということが容易に想像できてしまいます。
それが、間取りや家族が増えて手狭になったなどからくる不満なら、何ら問題はないでしょう。
しかし「寒い」といった場合ならばどう対処するのが正しいのでしょうか?
中古の家を購入したはいいけれど寒い、、、これは購入した家の築年数によって対処方法は変わってきます。
まず、築30年も経ってしまった中古住宅が寒いといったケース。
ここまで古い家の場合になると、断熱に対する考え方は現代の家と全く違います。
場合によっては、壁や屋根に断熱材が全く入っていないというケースもあるかも。
加えて築30年ということは、1981年以前に建てられたことになりますから、住宅の耐震性についての建築基準法が改正される前。
断熱ばかりか耐震性も現代の基準と全く違う家と考えることができます。
こんな寒くて危険な中古の家ならば、建て替えるのが上策、築年数から考えても購入時に家の代金は含まれていないも同然のはず。
例えばリフォームで断熱材を施工するなどの手も考えられますが、躯体の構造からもそこまで手をかける価値はなさそうです。
これが、築年数が10年の中古の家が寒い場合だとすると、打つべき手も変わります。
まず考えるべきは窓のリフォーム、忘れがちですが家の寒い・暑いの原因の大部分は窓にあるのです。
サッシを内側から追加する、これでずいぶん家が寒いという件の改善になるはず、次に断熱材の追加を検討ということになります。
しかし、これは大工事。
外にしろ内にしろ、断熱材は壁をめくって施工する必要がありますから、相当な費用を覚悟しなくてはなりません。
めくらない方法ならば金属サイディングを追加するという方法もありますが、まあ数ミリの暑さの断熱材で何ができるというのか。
やるならば徹底的に行うべきでしょう。
しかし、その前に断熱は窓から、このことは忘れないようにしてください。
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