積水ハウス 4階建て 価格

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階数が増えるということは床面積が広くなることとイコールですから、当然、建物の総額は高くなっていくでしょう。

 

ですが、一般的には「3階建て、4階建ては坪単価も割高になる」と言われています。

 

そのカラクリとは？

 

世の中的に「働き方改革」が推進されている中、起業して自宅の1階に事務所や店舗を構えるという選択をされる方もいらっしゃるでしょう。

 

または、賃貸併用住宅で家賃収入を得るとか。

 

そのような場合には「4階建て」という選択肢も出てくるわけですが、積水ハウスの4階建ては他とはちょっと違います！

 

「フレキシブルβシステム」という新しいオリジナル工法を使っており、従来のような「通し柱」がないのです。

 

ゆえに、1階～4階それぞれの階の間取りを自由に設計できますし、部屋の四隅の柱も不要。

 

コーナー部分を窓にすることで、明るく開放感のあるインテリアを実現することができるんです。

 

また、柱の太さが従来の2倍、梁の縦幅が1.8倍ということで、必要な本数を減らして工期を短縮することにも成功しているんですって！

 

物件によっては約5か月も短縮できるそうですよ。

 

4階建ての商品としては「BIENA（ビエナ））」と「BEREO　PLUS（べレオ・プラス）」がありますが、価格はどうなっているんでしょうか？

 

厳しい法的な規制（道路車線制限、北傾斜制限など）もあり、建設には様々なハードルがある4階建て。

 

ですが、積水ハウスなら多彩な屋根形状でフレキシブルにクリアできますし、「250mmモジュール」の設計になっているので敷地をギリギリまで活用できるという強みもあります。

 

あれこれ至れり尽くせりでさぞや価格も高くなるのだろうと思われますが、積水ハウスの4階建ての坪単価は78万円台が相場のよう。

 

これ、積水ハウスの2階建て住宅とほぼ同じなんですよね。

 

ビエナは70万円～100万円／坪、べレオ・プラスは80万円～100万円／坪と価格の幅はありますが、この坪単価だけを見れば「思ったよりも良心的な価格じゃない！？」と感じる方が多いのではないでしょうか。

 

（もちろん、階数が増えればその分だけ施工面積も増えて総額は2倍ちかい金額になったりしますが）

 

結局、家の価格が上がるのはあれこれオプションをつけるからであって、標準仕様で建てるなら2階建てでも4階建てでも坪単価は一緒でしょ！

 

･･･ハイ、理論的にはそうなんでしょうが、3階建てや4階建ての場合は「強度」について求められる条件がより厳しくなります。

 

そのため、構造計算が必要だったり地盤改良（目安は100万円！）が必要だったり･･･

 

と建物本体以外の部分にかかる費用が高くなるんです。

 

結果的に、全部ひっくるめて計算すると坪単価が高くなるんですよね。

 

ですから、一般的な積水ハウスの2階建てに比べて価格が2倍以上になることもあります。

 

つまり、オプションを抑えても土地の性質によっては坪単価も割高になる可能性があるわけです。

 

上で挙げた積水ハウスの4階建ての坪単価はあくまでも一つのサンプルですから、正確な価格を知るには土地の状態も含めて見積もりを取得してみないとなんともいえないってことです！

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