積水ハウスの増築なら積水ハウスリフォームに頼むべき!?
目次
- 増築というだけでやっかいなのに…
- 積水ハウスリフォーム以外に選択肢はない
- 増築はしないに越したことはありません
- 積水ハウスの増築は高くつく
- 実際の増築事例①ワークスペースをプラスして860万円
- 実際の増築事例②二世帯住宅の大規模な増築リフォーム
積水ハウスリフォームは高いから…増築を考えている場合なら、そんなことはいってられないのが現実です。
積水ハウスの家を増築するならば、「積水ハウスリフォーム以外に手掛けることはできません。」
こう言い切ってもいいぐらい、実はやっかいな工事なのです。
積水ハウスの増築はやっかいです。
いや、増築自体がやっかいな上に積水ハウス、それとマッチした新しい構造躯体を追加しなくてはならない。
これはかなり面倒な上に高く付きます。
土地に余裕があるならば、別棟を建てた方が金額的に安くつくかもしれません。
もしくは、金額をもう少し追加して改築してしまった方が話がシンプルでいいかもしれないくらい増築は面倒。
そして、積水ハウス独自の構造をしているので、増築するならば積水ハウスリフォームに頼る以外に選択肢はなくなります。
積水ハウスの構造といえば、軽量鉄骨のプレハブもしくは木造軸組、それもかなりのオリジナル性を持った構造です。
他の工務店でもできないことはありませんが、それでも非常に不安が残ります。
なぜならば、増築する場合には建物の一部を壊す必要があるのですが、その場合構造的に問題がない部分を狙う必要があるのです。
問題があるかないか、それが判断できるのは積水ハウスのみ。
そして、それらを手掛けることができるのは積水ハウスと連携が保てる、積水ハウスリフォームのみなのです。
リフォーム専門の積水ハウスリフォームについては、こちらで詳しくご紹介しています!
特に長期優良住宅などの規定が定められた現在、増築に関する規定が非常に厳しくなりました。
逆に言うならば、昔はそれだけいい加減に、構造計算もおこなわずに増築を施工していたということ。
増築した部分から家が崩壊した、、、想像するだけでもぞっとしますが、昔の住宅ならば充分あり得る事態です。
さすがに現在、そのような施工は許されていませんから、増築を手掛けることができるのは、限られた業者のみ。
積水ハウスならば、積水ハウスリフォームのみと考えた方がよいでしょう。
リフォームと一口にいっても、増築は壁や屋根を手直しするのとは全く違います。
新築や建て替えと比較して非常にコストもかかります。
一方で、住んだままで工事をおこなうことができるので仮住まいが不要とか、思い入れのある家に住み続けられるとか。
様々なメリットもあるのです。
しかし、どう考えてみても増築は最後の手段、なぜ始めから増築が必要ではない間取りにしなかったのか?
深く後悔してしまうぐらいに、コストも手間もかかるのです。
そして、それほどの大工事になるのですから、高いと評判の積水ハウスリフォームに依頼する以外に選択肢はありません。
「今後のライフスタイルの変化を想像した上で、家の間取りを考えましょう」とは、しょっちゅう耳にするアドバイス。
これが、増築を考えた場合に重みを増してくるのです。
やっぱり、アドバイスには耳を傾けておくべきなのですね。
イラスト上では、家を「増築」するのはさほど難しいことではないように思えます。
ちょちょっと描き足すだけですから…。
「一部屋増やすだけ」「ちょっと空間を広げるだけ」そんな感覚で考える方も多いはずです。
しかし、実際に調べてみると、それが想像よりも難しいことであることが分かるでしょう。
例えば、約10年前に積水ハウスで家を建て(鉄骨造)、同社に増築リフォームについての依頼をしたAさん。
- 一部屋分+トイレの増築
- サンルームの増築
ざっくりと言えばこのような増築の依頼だったそうですが、積水ハウスからの回答は歯切れが悪いもので、「10平米未満の増設にこだわって、なかなか話が進まなかった」とのこと。
これは、10平米を越えると建物全体に対して再度の構造計算が必要になるからで、これには想定以上の費用や時間がかかることが予想されます。
というのも、積水ハウスのような大手メーカーが建てている住宅には「型式適合認定」という制度があり、新築の段階では個別に構造計算はしていません。
⇒ 参考:長沼アーキテクツ株式会社 公式サイト 型式適合認定とは?ハウスメーカー住宅がリフォームが難しい理由を解説
「認定された型式で建てられる住宅は、あらかじめ建築基準法に適合している」と認められているため、構造計算を簡略化することができるのです。
つまり、建てる家ごとにわざわざ構造計算をする必要がないということです。
しかし、増築するとなればこのルールから外れてしまうことになるため、設計者は構造の再検討をしながら計画を進めていくことになります。
型式の資料は新築する時に建てたメーカーが持っていて、それを開示することもできないため、他社では増築できないというデメリットも…。
こういった理由があるため、積水ハウスをはじめ大手のメーカーの住宅は「増改築しにくい」という事情があるのです。
全ての建物に当てはまるわけではありませんが、増改築の打ち合わせがスムーズに進まなかったり、費用が高額になってしまう背景にはこの「型式適合認定」という制度が要因の一つになっていることは頭の片隅に置いておくと良いでしょう。
実際に、積水ハウスで増築リフォームをすると、どんな増築がどのくらいのお値段で叶うのか?
具体的な実例を見てみましょう。
出典:SUUMO 公式サイト ご自宅にワークスペースをプラス&耐震補強・断熱
こちらは、積水ハウスで建てた物件にワークスペースをプラスした860万円の増築実例です。
具体的には、リビングがあったところに子供部屋とワークスペース部分、そして屋外のウッドデッキを増築したというもの。
リフォーム面積は23m2なので、約7坪です。
耐震補強や断熱の工事も追加しているとはいえ、やはり坪単価に換算すると「高い・・」と感じてしまいます。
他社なら、新築の家が1軒建つような金額であることは否めません。
しかし、口コミを見てみると、積水ハウスの増築は顧客満足度が高いことに好感が持てます。
「他社だと強度云々の問題で希望通りには進まなかったが、積水ハウスさんは要望に応えてくれた」
「細かい注文にも答えてもらえた」
「既存の状態を生かしつつ、家に新しい風を吹き込んでくれた」
…etc、打ち合わせの対応に対しても仕上がりに対しても、おおむね好評価する声が多いです。
増築は、ある意味では新築以上に難しい点も多々あるでしょう。
下手な工事だと、既存の住宅の良さを生かすことができずにチグハグな仕上がりになりかねません。
古き良きものを生かしつつ、新しい要素を融合させることは至難の業。
また、この実例のようにコストをオープンにしているというのも好評価されるポイントと言えるでしょう。
見積もりが明確で、納得できる価格設定かどうかを確認できるのは信頼に繋がります。
この点においては、積水ハウスが手掛ける「新築」の物件よりも透明性が高いようです。
「高い」のには理由があり、そこに納得感があるからこそ積水ハウスのリフォームは支持されているのでしょう。
特殊な増築こそ、積水ハウスの出番?
積水ハウスの公式サイトには、二世帯住宅の大規模な増築リフォームの実例が紹介されています。
出典:積水ハウス 公式サイト 家族の想いを受け継いだ、二世帯大規模リノベーション
同居をするにあたって、ご主人の実家を増築したという物件。
このオーナーさんと同じように、実家を建て替え(あるいは増築)して二世帯同居を検討中の方も多いのではないでしょうか。
…となると、気になるのは費用ですね。
このリフォームの概要は以下の通りです。
- 2階部分を大きく増築
- 2階にも洗面・バスルームを新設
- 玄関は二世帯で別々にして、土間収納を設置
- 延べ床面積が137.13→188.31m2
面積だけで見ると約51m2で、約31畳。
費用は公表されていませんが、この規模の増築でいくらかかるのか。やはり気になってしまいますね。
一般的な目安として、増築にかかる費用は10畳×木造で約350万円なので、面積だけで単純計算すると費用は1000万円以上。
参考:外壁塗装・リフォームの見積比較の窓口『ミツマド』 公式サイト 増築にかかる費用の相場
水回りだとまた金額が変わってくるので、実際の費用はもっと高額であったと推測されます。
加えて、この実例の場合は、増築に加えて「エアリアルヨガ」の教室用の設備を整えるというリフォームも施されているのがポイント。
エアリアルヨガとは、ハンモックに身体をあずけてポーズをとるというヨガで、そのハンモックを吊るすためには重さに耐えられるだけの梁も必要です。
このような特殊な増築リフォームとなると、やはり元々の家の構造を熟知したメーカーでなければ心配ですよね。
規模が大きい増築であるほど、自然と「積水ハウスの増築なら、やはり積水ハウスのグループ会社に依頼するべき」という選択に導かれるのかもしれません。
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