積水ハウスリフォーム アドバイザー

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この前、車のディーラーに立ち寄ったら、肩書きの欄に「カーライフアドバイザー」とある名刺をもらいました。

 

営業でもセールスでもいいはずなのに、アドバイザーって、、、。

 

なんでしょうなあ、好きな車ぐらい自分で選べるし、アドバイスなんか不要なんだけどなあ、そんなことよりもっと安くしてくれる？

 

こんなつまらないことで、気分を害している私は心が狭いのだと思います。

 

さて車ならばそう思ってしまいますが、家のリフォームならばどうでしょうか？

 

家のリフォームを依頼するなんて、一生に一度ぐらいですから、車と違って知識の蓄積もそれほどないわけです。

 

積水ハウスリフォームの営業担当社員は「アドバイザー」なる肩書きを持っています。

 

こっち方ならアドバイザーもありだと思うんですよね。

 

積水ハウスリフォームは業務を拡大中の様で、アドバイザーという肩書の営業職の募集を盛んにおこなっています。

 

募集要項にある業務内容をみると、積水ハウスオーナーの住宅に対する悩みや不便さをリスニング。

 

ニーズにこたえるリフォームプランの提案。

 

、、、こんな風に簡単に書いてありますが、これは大変な仕事だと思います。

 

住宅は決まった形がありません、更には住んでいる人も全員違います。

 

その人たちのニーズをリフォームという形にして提案するというのは非常に難しそう。

 

単に間取りや工法だけでなく、資金繰りの話もしなくてはなりませんし、建築基準法も絡んできます。

 

リフォームをしたらそれでおしまいではありません。

 

そこはクレーム産業と呼ばれる住宅業界、そのあとのフォローも大変そうです。

 

リフォームは工務店に直接依頼する方が安く付くというのは当然です。

 

しかし工務の専門家ではあっても、ニーズを聞き出し応えるという点で、工務店は万全ではないのです。

 

もっというならば、積水ハウスリフォームが高い金額で仕事を請け負えるのは、ニーズに応えるという機能と能力があるから。

 

つまり、アドバイザーなる営業担当者がいるからなのです。

 

リフォームは既存のものを改良する作業。

 

ゼロから家を建てるよりも、はるかに難しい点は多々あります。

 

工務店ならばいわれた通りの仕事を請け負っていれば、それで満点がもらえます。

 

しかし積水ハウスリフォームのアドバイザーという肩書をもっているならば、そうはいきません。

 

オーナーが今の住宅のどこに不満を持っているのか、そこを明らかにするだけでも相当な能力が必要になるはず、、、。

 

営業と名が付けば誰もが苦労する点だわな、そんなことを考えながら、ディーラーさんでもらった名刺を見直しているのでした。

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