太陽光発電 維持費

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太陽光発電の維持費は、決してパワコンの電力だけではありません！

 

メンテナンスルフリーとして販売されていた太陽光発電の装置は、実はメンテナンスが必須だったのですから、その点検費用、修理費用なども維持費として考えてく必要があるでしょう。

 

その点について、詳しくまとめてみました。

 

太陽光発電はメンテナンス（←リンク）が必要ない、いわゆるメンテナンスフリーと言われていました。

 

ですが、今はメンテナンスが必要だと言われています。

 

これ、いくら売るための文句だとしても、詐欺的な行為だと思います。

 

メンテナンスが必要ないと言って売られた人が、後から実はメンテナンスが必要なんですよ、と違う人から聞いたらどんな気持ちになるか、それを考えもしなかったのでしょうか。

 

売りたいものを売ればそれで良いのでしょうか。

 

太陽光発電に関しては、導入を考えていろんな話を聞き、検討を繰り返してきた私は、最終的にはこんな憤りを感じるようになりました。

 

でも、そういった先人の犠牲があって、今は太陽光発電アドバイザーなる資格を持つ専門家もいらっしゃいますし、クーリングオフもしっかりと出来るようになってきていますから、買う側からすると良いタイミングかもしれませんね。

 

しかし、太陽光発電を契約する場合は、しっかりとメンテナンスが必要だと言ってくれる正直な販売店・営業マンから買いたいと思っています。

 

太陽光発電のメンテナンスとしては、以下の項目において維持費がかかると思って下さい。

 

パワコンを稼働させる電力

定期点検の費用

保障が切れた後のソーラパネルの補修費用

寿命が切れたパワーコンディショナーの交換費用

他各種電気系トラブルの修理費用

 

この中で、最も金額がかかって可能性が高いのが、パワーコンディショナーの交換です。

 

パワーコンディショナー、通称パワコンはソーラーパネルよりも壊れやすいです。

 

変換器ですから、常に電気的な働きをしているためずっと動いていることもあって消耗が激しいのでしょう。

 

寿命と思われる期間（10年程度か）が過ぎると、ほぼ間違いなく故障するようです。

 

その際の交換費用としては、１０から２０万円程度を見ておく必要があるみたいです。

 

また、ソーラーパネルも保証期間が過ぎると自己負担となります。

 

ソーラーパネルの場合は、故障したパネル単位で交換できるため、総交換しなくても良いので多大な費用が必要になることはないと言われています。

 

ちなみにソーラーパネルの保証期間は、概ね１０から１５年が一般的です。

 

こうした太陽光発電のメンテナンス費用を維持費と考えると、年間で1.5万円から2万円程度積み立てておくのが良いでしょう。

 

しかし、この金額は、住宅用太陽光発電で得られる売電収入と同等の額ではないでしょうか？

 

せっかく売電収入で自分の光熱費をゼロ円にして、あわよくば住宅ローンにまで充当できないかと考える人は少なく無いと思います。

 

私もそうですから。

 

しかし、実際には、毎月維持費として残しておきたい金額が2万円ということになると、現実的な売電収入がすべて太陽光発電のメンテナンスに吹っ飛ぶ、という結果にしかならないのでしょう。

 

これが、遊んでいる土地に設置するような大規模な産業用太陽光発電を構えられる人であれば話は変わってきますが、住宅用の太陽光発電であれば、限られた屋根のサイズにソーラーパネルを載せるわけですから、よほど効率のよい発電ができなければ夢物語に終わってしまうのではないでしょうか・・・

 

今太陽光発電の契約で失敗したくないなら、このあたりの現実的な話をしてくれる販売者を探すのが、最も大切なことでしょう。

 

親切で親身になって考えてくれる営業マンに出会えるまで、何社も見積もりを取っていきたいと思います。

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