冬を暖かく過ごすための工夫
さて北海道の平屋建ての家とはどんなものだと思いますか？
北海道という場所は当然ですが冬には雪がこんこんと降り積もって寒さが非常に厳しいところです。
特別な工法があるの？
しかし真夏には本州なみに暑いことだって多々あるのです。
こんな風に寒暖の差が非常に激しい過酷な自然環境気を持っている北海道で住宅を建築するにはそれなりの経験に裏打ちされた知識や技術がひつようなのではないかと素人の私は思ってしまうわけです。
たとえばスウェーデンハウスに代表されるような高気密、そして高断熱の家です。
寒さ対策が必須
北海道の平屋建てを含む家づくりはまずは、冬の寒さをしのぐことを第一に考えられています。
寒さは全ての生命活動を危機に陥れるからです。
そこで重要なポイントは外の寒気をきっぱりと遮断する為の工夫として気密性と断熱性がしっかりとした住宅を建築するということが必要になるのです。
建物の外部に位置する壁面に内部には優秀な断熱材が埋め込まれています。
断熱材の素材にはグラスウールや発砲ウレタンなどが主に用いられています。
平屋建てなどの木造住宅の壁の内部に断熱材を埋め込んで、コンクリート住宅の壁内部にも断熱材が注入されています。
気密性が重要
北海道の住宅の壁の内部には特殊な仕上げ専門の断熱材が充填されているのですが、この工法にはある程度の職人の熟練度あいが必要になります。
いわゆる外断熱と呼ばれているのですが、しっかりと仕上げた時にはそれなりの成果が期待できるのです。
ですからそこに住む人は安易に壁面に穴を開けてしまうとその気密性はとたんに損なわれることになります。
さらに気密性を高めるために気密性が高い保温シ－トなどを隙間なく貼りつけて能力アップをはかる方法もあるようです。
読者から頂いた感想
雪はどうなんでしょう？（30代 男性 ）
日本内部でも気候によって施工方法が全然違うものなんですね。
寒い地域では機密性が重要だということはわかりました。
気になるのは雪です。
平屋の広い面積の屋根は、雪の加重に耐えられるのでしょうか？
東北の、いわゆる雪国といわれている地域では、極端に屋根が急な家が多いです。
中には積雪対策で、２階に玄関がある家も・・・。
近年、徐々に雪の降る量が減っているということもありますが、平屋の雪に対する強度はやはり無視できないでしょう。
とは言え、北海道に平屋建てがないわけではないと思うので、どういう対策をしているのか気になるところです。
余談ですが、逆に鹿児島の家は屋根の低い平屋が多いです。
これは台風対策で、風に飛ばされない家を目指した結果なのかなと思います。
平屋建ての総合情報
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