積水ハウス 断熱材

ホーム ＞ 積水ハウスの2世帯住宅 ＞ 積水ハウスの断熱材、仕様と機能、コストをまとめて比較！

ツイート　　

住宅建材としての断熱材は、外の暑さや寒さを家の中に入れないようにするための機能を主な目的として使われます。

 

世の中の物質の中で、一番断熱効果が高いものは何か、ご存知でしょうか？

 

答えは空気です。

 

6cm以内の幅の中の対流しない空気の層は、他のあらゆる物質よりも圧倒的に断熱効果が高いのです。

 

ですので、断熱材と呼ばれる建材には、空気を閉じ込めることを目的として作られているものが多いです。

 

 

グラスウール

 

一般的によく使われる、細かいガラス繊維の綿状の素材です。

 

施工性が高く、コストも易いためによく使われる建材です。

 

耐火性、防蟻性にも優れています。

 

さらに吸音性能も高いので、防音材として使われることもあります。

 

短所は、施工に気をつけなければ、断熱材が壁の中でずり落ちてしまうということが起こりえます。

 

特に、施工性の高さから新人の職人さんが担当する事が多いので、断熱材の施工中は足を運んでビシッと見て回ると良いかもしれません。

 

ロックウール

 

グラスウールに似ているため、よく比較される素材です。

 

グラスウールに比べると少し高価。

 

その分性能が高いのが特徴です。

 

発泡プラスティック系断熱材

 

発泡ポリエチレンに代表される建材です。

 

高い断熱性はもちろん、湿気に強く、濡れても性能の低下が起こりにくいのが特徴です。

 

性能は高いのですが、繊維系に比べるとかなり高価です。

 

さらに、経年経過による性能劣化が起こりやすいのもデメリットですね。

 

天然繊維系断熱

 

セルロースファイバー、羊毛などに代表される天然繊維を使った素材です。

 

アレルギーの危険が少なく、部屋の湿度を調節する調湿機能があるのが特徴です。

 

デメリットとしてはやはりコストが高いこと。

 

とくに羊毛は海外からの輸入のためかなりコストがかかります。

 

リフォームなどでは使いまわせるのですが・・・。

 

積水ハウスでは壁はグラスウール、1階の床は発泡プラスティック系断熱材を採用し、「ぐるりん断熱」という名前で、細かい隙間もしっかりと断熱する施工を行っています。

 

予算や気候によって、断熱材のグレードを3種類の中から選ぶことが出来るので、環境によってはコストを削減することが出来るかもしれません。

ツイート　　

スポンサーリンク