積水ハウス ツーバイフォー

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積水ハウスではツーバイフォー工法を扱っていません。

 

しかし、積水ハウスが取り扱っている木造のシャーウッド構法は在来軸組構法とツーバイフォー工法の間の子の様な工法です。

 

というわけで、まずはシャーウッド構法について詳しく解説します。

 

シャーウッド構法は、在来軸組構法と呼ばれる日本建築に古くから伝わっている構法を独自の技術で発展させたものです。

 

ツーバイフォーを含み、これまでの木造と大きく異なるのは、土台が無いことです。

 

土台に直接柱を建てることで、土台がある場合と比べると耐震性の面で一歩抜きん出ています。

 

さらに、接合部に特殊な金具を使うことで、強度と施工性を両立させています。

 

在来軸組構法とツーバイフォー工法の間の子といったのはこの部分です。

 

ツーバイフォー工法の大きな特徴は、その施工性にあります。

 

熟練の職人を必要とせず、短い工期で出来上がるのがツーバイフォー工法です。

 

シャーウッド構法は、ツーバイフォーには及ばずとも、高い施工性を特徴として備えています。

 

それはつまり、品質を一低に保てるということを意味しています。

 

さらに積水ハウスは昨年2014年からSHEAD工法という新しい工法を発表しました。

 

SHEAD工法とは、液状化そのものを発生させない地盤改良の工法のことです。

 

地盤改良は柱状改良と呼ばれるセメント系固化材と土を混合して固化させる方法で施工されます。

 

SHEAD工法はその柱状改良で地面に壁を造り、液状化そのものを発生させない方法です。

 

最近では、ツーバイフォー構法と在来軸組構法の2つが、日本の木造のツートップと言って良いでしょう。

 

それぞれにメリット、デメリットがあります。

 

ですが、近年ではハウスメーカー側の技術開発も進み、シャーウッド構法のような両者の良いトコ取りな構法も出てきています。

 

これから家を建てる人は、ツーバイフォー構法と在来軸組構法についてはもちろん、ハウスメーカーそれぞれの構法とその特徴を詳しく知る必要があると思います。

 

簡単なことではありませんが、よい家づくりのために勉強で補える所は補っていきたいものですね。

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