積水ハウス 2世帯住宅

ホーム ＞ 積水ハウスの2世帯住宅 ＞ 積水ハウス ゆかりの家が提案する上質な和の空間とは？

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縁の家（ゆかりのいえ）が2007年にグッドデザイン賞を受賞したのにはワケがあります。

 

伝統的な日本の家を、現代の価値観の上に蘇らせたこと。

 

そしてその完成度が高いことが主な理由です。

 

上質な和の空間のニーズに答えた形で、積水ハウスが提案する和の形と言えるでしょう。

 

和モダンなるデザインが話題になる昨今、『和』への関心は年々高まっています。

 

しかし、日本人である僕らでも、日本の建築のあり方には相当に無知なのが現状。

 

そこで、簡単に和の空間の持つ”日本人ならば誰もが感じられる和の感触”とは何なのか。

 

日本の建築は、古来より”調和”を第一に考えその歴史を紡いできました。

 

それは採光や通風の建築としての機能はもちろん、自然や四季の景観、住む人の人間関係まで、全てが”調和”というコンセプトのもとに成り立っています。

 

移り変わる一瞬、その一瞬の時間の中に美を見出すのも日本独自の文化と言えるでしょう。

 

そういう意味で、上質な和の空間とは、あらゆるものの”調和”がとれている空間だと言えます。

 

さて、改めて積水ハウスのゆかりの家、グッドデザイン賞を受賞した物件を見てみましょう。

 

間取りはコの字型の2階建て住宅です。

 

家の中心に大きな中庭が配置され、見る角度、つまり家の場所によって表情を変えていきます。

 

玄関ドアを通って、庭を右手に客間へ。

 

さながら茶室のように、中庭の景観を楽しんでから客間へと導線がつながっています。

 

客間の反対側、南西側はキッチンです。

 

家族専用のダイニングが設けられ、裏口から庭を介して家をぐるっと一周できるように設計されています。

 

北側にはリビング。

 

中庭を通して、南の温かい日光が差し込む絶好のポジションに配置されています。

 

さらにリビングは吹抜けになっていますので、中庭の景観も合わせ、とても開放的な空間です。

 

まるで回遊庭園ですね。

 

お客さんの心を和らげる配慮と、プライベートの両立がよく考えられています。

 

家と庭とを一体のものとして考え、庭を中心に設計されていることがよくわかります。

 

ゆかりの家はそこらの”和モダン”と言われるデザインとは、レベルの違う完成度を持っているようです。

 

周りの景観や環境の影響もあるので、シャーウッドのゆかりの家全てがこの物件を実現出来るわけではありません。

 

ですが、日本の住まいに憧れる人は、ゆかりの家を考えてみるのも悪くないかも知れませんね。

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