ローコスト住宅のアイダ設計が遂にZEHを発表したぞ!
ローコストを武器に成長を続けてきたアイダ設計が発表した新商品は次世代住宅ZEH、「ブラーボ・ゼネクト」。
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000010879.html
最近では、そう目新しくもないZEH、気になるのはアイダ設計ならではのローコスト具合。
今回の発表に価格こそありませんでしたが、実に気にかかるところです。
少し前なら555万円の家、今ならば888万円の家、ローコスト系住宅メーカー「アイダ設計」が奮闘しています。
ローコスト系住宅というと、スタンダードな一戸建が頭に浮かびがち。
しかし、アイダ設計は888万円で高齢者向けの平屋住宅や賃貸マンションも提案、懐の広いところを見せているのです。
グレードが上がり980万円の家となると、長期優良住宅やオール電化、安全性重視など更にバリエーションは増してきます。
なぜ、アイダ設計はローコストで住宅が造れるのか?
その理由は大きく分けて2つ。
まず、自社でプレカット工場を所有しているので部材を安価に調達できるという点。
加えて、様々な業者に分離発注をおこなうことによって建築コストをカットすることを行っている点。
これらを武器に近年ではCMの露出も増加させながら、更なる成長を狙っているのです。
そんなアイダ設計が打ち出した新商品は従来のローコストと近年のトレンドをマッチさせたもの。
商品名は「BRAVO ZNEXT(ブラーボ・ゼネクト)」、来たるべき「ZEH」の時代を見据えた企画間取型の注文住宅です。
ZEH、ネット・ゼロ・エネルギー・ハウスとは、住宅の年間一時エネルギー消費料を概ねゼロにするという次世代型の家。
ポイントは高断熱・高気密といった省エネの仕様と、太陽光発電などによるエネルギー創造の仕組みを併せ持っていること。
現在、国土交通省を始めとして国を挙げて取り組もうとしているもので、大手の住宅メーカーはすでに商品を発表しています。
しかし、アイダ設計の様な準大手の住宅メーカーがZEHを発表するのは目新しい。
いよいよ本格的にZEHの時代がやってきたか、、、と思わせてくれるのです。
ところがこのZEH、どれほど斬新な設計を持っているかというと、甚だ疑問なのが現実です。
アイダ設計はすでに、長期優良住宅の認定を受けたシリーズやオール電化の商品をラインナップに持っています。
これに大容量の蓄電池と、様々な家電を連携させるHEMSを搭載すればZEHの完成というわけではないのでしょうか
つまり「BRAVO ZNEXT」と打ち出してみても、内容にそれほど目新しさは実はないというのが本当のところでは?
もっとも、国土交通省がいうところのZEH自体に目新しさがないというのが、一番の問題点だと思うのですが、、、。
そして、アイダ設計に期待されているのがローコストの実現、今回の発表には具体的な価格への言及はありませんでした。
そこが、一番の肝になるはずなんですけれど、、、。
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