2分でわかる!三井ホームのエネファーム。
三井ホームはエネファームを『スマートグリーンズ』というコンセプトのもとに採用しています。
『スマートグリーンズ』とは一体何なのか?
エネファームを導入した方がいいのかどうか、今回はその辺りのことを詳しく考えてみます。
簡単に言えば、ガスから電気がつくれる家庭用燃料電池です。
発電時の排熱を利用してお湯を作るので非常に効率的。
お風呂はもちろん、お湯を床暖房にも使えるので、電気代の節約にもなります。(ガス使ってるんですが)
三井ホームでは太陽光発電とこのシステムを併用した「ダブル発電」で天候に左右されない発電プランを提案しています。
代表的なメリットは「省エネと電気代削減」です。
電気の製造に関わるエネルギーを効率的に使うことで、省エネを実現しています。
エネファームを設置した住宅で発電を行うため、送電ロスがほとんど存在しないのもポイントです。
さらにリモコンのモニターから、リアルタイムで発電量や使用電力量を把握できるので便利です。
その他、エネファームを設置している住宅専用のガス料金優待プランが存在していたりするのもメリットですね。
やはり最大のデメリットはイニシャルコストです。
各メーカーの努力により、製品価格も徐々に下がっているので、浮いた電気代でイニシャルコストをペイできるのもそんなに遠い未来ではなくなってきています。
なくなってきてはいますが、それでも安いとは言えないのが現状。
製品価格と設置導入による電気代削減効果を照らしあわせた時に、その結果に満足がいかない方もいらっしゃいます。
さらに都市ガスを始めとする天然ガス資源は海外からの輸入に依存しているため、料金の高沸の可能性を考えると、設置すれば以降安心というわけでもないので注意が必要です。
そして無期限に使えるというわけでもなく、メンテナンスや点検を行っても寿命は20年程度。
停電時に自立して動作できないのも考えるべきポイントです。
技術の進歩によって今後解消されるであろう問題ですが、逆に言うと今導入するのは少しチャレンジャーかも知れません。
三井ホームでは「スマートグリーンズ」というコンセプトでエネファームを採用しています。
公式サイトでは、「家そのものの省エネルギー性に加え、自然エネルギーを賢く活かすスマート設備「グリーンズ」を採用することによって、さらに環境と人にやさしい住まいを実現する」という謳い文句で宣伝しています。
太陽光発電とエネファームのダブル発電によってエネルギーを作り出し、気密性の高い家で省エネを実現しようとする家づくり。
それが「スマートグリーンズ」です。
しかし考えるべきは、省エネが必ずしもお財布に優しいとは限らないこと。
20年先、30年先を見据えた賢い選択が迫られます。
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