三井ホームWESTWOODの平屋建ては屋根裏部屋という新提案
三井ホームが発表した新商品WESTWOODは、屋根裏部屋というスペースを提案する斬新なもの。
天井が高すぎるなどデメリットも目立ちますが、平屋建てを検討するうえでも三井ホームのWESTWOODは参考になりそうですね。
ちょうどよいコンパクトさが人気の秘密でしょうか、高齢層、若年層問わず、平屋建ての住宅の需要が増えています。
それを受けて多くの住宅メーカーが、平屋建て新商品を発売していますが、三井ホームの新商品は「WESTWOOD」。
WESTWOODは「平屋+屋根裏部屋」とメーカーはいっています。
だから平屋ではないのですが、、、コンパクトで高機能という点では平屋と共通点が多いので、ここで取り上げてみます。
外観だけ見ると、大きな屋根が特徴のWESTWOOD。
平屋の弱点である居住面積の狭さを、縦方向への広がりで視覚的・感覚的に補おうという発想で設計されています。
巨大な吹き抜けがあり、2階の部屋はキャットウォーク的な廊下がある。
2階の部屋のインテリアは、他のメーカーではなかなか見ないタイプのもので、三井ホームは「ATTIC」と名づけました。
ATTIC、辞書には屋根裏、屋根裏部屋とあり、家屋の最上階で傾斜した屋根がそのまま天井になっているような状態のこと。
子どものころにあこがれた、映画に出てきたような、あの部屋があるのです。
三角形の天井まで続く壁面収納なんて、まぁおしゃれ、外観よしインテリアよし。
例えば、2階の部屋をなくしたプランも可能でしょうから、解放感のある平屋と考えても魅力的な新商品です。
しかし細かいところを見ていくと、一体どうしたことだと、考えたくなる点が多数出てきます。
まず、多用される吹き抜け、光熱費のことを考えると、やっぱりゾッとします。
多用される天窓、誰がどうやってメンテナンスをするのでしょうか、年に1度業者をよんでクリーニングしてもらいますか?
加えて、容赦なく差し込んでくる夏の日光にはどう対処するのでしょうか、雪の重みには?
天窓は明るいというメリットがありますが、メンテナンスなどのことを考えると、デメリットの方が大きそうです。
マイナスな面ばかりいっていていてもしょうがありません。
プラスの面を見ていくと居住面積の狭くなってしまう点がメリットであり、デメリットであるのが平屋建て。
その点を視覚などで補おうと考えて、天井を高く設計するのは、自分たちの平屋を考える上でも参考になるでしょう。
また天窓ではなく、高いスペースに明り取りの窓を設けるのは、周りが2階建ての住居という立地条件では有効でしょう。
三井ハウスのWESTWOOD、現在公開されているのはイメージでしょうから、実際の家に落とすとずいぶん変わるはず。
参考にできる点は多くあります。
平屋建ての総合情報
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