シンプルだけどテーマが光る!ミサワホームのエクステリア
建物もさることながら、エクステリアにもハウスメーカーの個性が表れます。
ミサワホームは他社に比べてエクステリア工事が高いと言われていますが、どんなこだわりがあるのでしょうか?
「エクステリアデザイン100」を参考に、ミサワホームの玄関まわり、庭づくりの魅力をご紹介します。
他社とはちょっと違った目のつけどころがステキなミサワホームの家づくり。
建物だけではなく、エクステリアにも個性が光ります。
ミサワホームの住宅プランは、「外」(自然)とのつながりを大事にしたものが多いという印象です。
庭を中心とした二世帯住宅や、2階にも設けられるパティオ(中庭)があるプラン、オリジナル開発の廃材を使ったウッドデッキ・・・等々、エクステリアにもこだわりのあるメーカーなんでしょうね。
ミサワホームの施工実例を眺めてみたところ、キーワードになりそうなのは
- 「スッキリ」
- 「シンプル」
- 「ひかえめな緑」。
「お花がいっぱいの南欧風のアプローチ」「童話に出てきそうな、ハーブやお野菜がいっぱいのお庭」といったメルヘンちっくな事例はほとんどなく、あくまでクールでモダン。
アプローチ部分も、シンボルツリーがある程度であまり「花で“盛る”」ようなエクステリアは見かけません。
しかしながら、決して殺風景な印象を与えるわけでもなく、一つ一つのパーツの選び方にさりげないセンスの良さを感じさせるところがスゴイ。
ちなみに、エクステリア工事の費用目安はおよそ150万円~200万円。
他社の平均が100万円ですから、それに比べると「高い!」という印象ですが、それだけ家の外構にも妥協していない証拠とも捉えられます。
「エクステリアは他社に丸投げ!」というハウスメーカーも多い中で、ミサワホームは庭づくりもマイホーム建築の大切な要素の一つと位置付けて注力しているのだとか。
ご存知ない方も多いと思いますが、ライバルであるはずのトヨタホームと共同出資で作った「ウィズガーデン株式会社」というエクステリア専門会社があり、ミサワホームのエクステリア部門はこの会社が担当しています。
2013年には、エクステリア部門を拡充すべく協力体制を強化することを発表。
住まいのコンセプトやライフスタイルに合ったエクステエリア(庭・玄関アプローチなど)を提案しよう!という狙いがあったようです。
デザイン性の高いエクステリアを提供できることも、他社との差別化ポイントの一つ。
人だって、どんなに性格が良くて美人な人でもファッションのセンスがイマイチだと魅力が半減してしまいますからね。
建物とエクステリアをトータルでコーディネートするという発想は、結果的には家そのものの魅力を高めることにもつながります。
エクステリアにも力を入れているということで、ミサワホームでは「エクステリアデザイン100」という専門サイトを開設しています。
個人的にステキだなと思ったのは、「迎えの景」という発想。
玄関ポーチを広く取り、季節を感じられる花台などのしつらえをしたり、自分たちで決めたテーマに合わせた植栽をしたり。
ゲストを「お迎えする」という気持ちを表現する・・・
これこそ、エクステリアの基本ですよね!
他にも、夏を涼しく過ごすためにアプローチにミストシステムを取り入れているお宅や、あえて塀を設けず“木”で外からの視線を遮る工夫が施されている家、アプローチの床を石×芝目地にしてナチュラル感を出している家・・・等々、真似っこしたいアイデアが満載です。
門扉の選び方のポイントや、住まいを美しく演出するための照明の工夫などについても解説されており、大変参考になります。
みなさんもぜひ、のぞいてみてくださいね!
平屋建ての総合情報
スポンサーリンク