ミサワホームのウッドデッキは廃材!?エコな暮らしの提案
ウッドデッキをつける際、迷うのはその「素材」。
天然木を使うべきか、はたまた樹脂製か?
それぞれ一長一短ありますが、ミサワホームのウッドデッキでは、オリジナルに開発した素材をプッシュしています。
それは果たしてどんな素材なのか?
ミサワホームで家を建てた方の情報を参考に、ミサワが独自開発した「M-Wood」の特徴についてまとめてみました。
季節ごとに移ろう庭の風景を眺めながら、のんびり新聞を読んでお茶を飲む。
休みの日には、家族や友達と庭で花火をしながらホームパーティー。
・・・そんなハイソな暮らしを楽しむメインステージとして、ウッドデッキの存在が欠かせません!
いつか平屋を建てるなら、リビングから庭につながる広めのウッドデッキが欲しい!という夢があります。
晴れた日はそこでゴロゴロお昼寝したり、友人が来た日はBBQパーティーを楽しんだり。
もちろん素材は天然の木。
北欧風インテリアにも憧れがあり、家具はもちろんのこと床材やドアも無垢材にしたいという贅沢な野望を持っているので、それならもちろんウッドデッキだって天然物が良いに決まってます!
なにしろ「ウッド」という名前がついているわけですしね・・・。
しかし、実際に家を建てた先輩オーナーさんの話によれば、天然木のウッドデッキはメンテナンスが面倒とのこと。
定期的に保護材を塗らないと、あっという間に腐ったり反ったりささくれ立ったりするらしいですね。
そんな中、ミサワホームで家を建てた人から興味深い話を聞きました。
ミサワホームでは「M Wood」」という人工木材のウッドデッキが使われているとのこと。
天然の木と樹脂を混ぜて作った建材で、一見、天然の木で作ったデッキと見紛うほどのクオリティの高さなのです。
なんでも、廃材(自社の木造パネルの端材など)を細かく切ってミクロン単位に細粒化したものを樹脂と混ぜて作ると聞きました。
ナチュラルな風合いの色ムラ、そして香りもほんのり木のニオイが!
本物の木のウッドデッキとは違って経年劣化のスピードも緩やかですし環境保全にもつながるということで、ミサワホームではこの「M Wood」を強くプッシュしています。
2016年現在は、木材だけではなく様々な資源(廃プラなど)の再利用を目指した「M Wood2」も広く使われていいます。
ちなみに気になるお値段は、幅145×厚さ30×長さ2000mm デッキビス留め用が1本7500円~です。
かかる費用は、(工事費用を含めて)ウッドデッキ一坪タイプで20~30万円とのことです。(6帖で約60万円だったという方もいます。)
人工木材のウッドデッキは天然木のものより安いというイメージがありますが、ミサワホームのM Wood」は市場の相場から見るとそれほど安くないらしい。
なので、つけるとしても「必要最小限」で納めている方も多いようです。
しかも、
- 「夏は熱くなって歩けない」
- 「塗装が剥げやすい」
- 「反りが起こりやすい」
という辛口の指摘もあります。
天然の木と樹脂、両方の弱点が表れてしまうのでしょうね。
ただ、見方を変えればそれぞれのデメリットは半分になるということで、ある意味ではバランスが良い素材なのでは!?
いずれにしても、質感、風合いは実際に現物を見てみなければ確かめられないものです。
ウッドデッキの設置を検討される方は、カタログの写真だけではなく「現物をしっかり見て判断する」ことを怠ってはいけませんね!
平屋建ての総合情報
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