新築の外壁で“白”を選ぶときの注意点！
明るくさわやかな印象を与える白。
ハイトーンのコントラストで他の色と合わせ易く、熱を吸収しにくい特性で新築の外壁には良く使われる色ですね。
しかし、新築の外壁で白を採用する時にも気をつけなければならないことは結構あります。
それでは特徴から順に見ていきましょう。
白は、明るく爽やかなイメージを想起させます。
色みを持たない無彩色なので、どんな色と組み合わせても調和し易く、清潔で健康的な印象を加えてくれます。
風水的にも、白は幸せを包み込んで育ててくれる力を持っているとされています。
何もないところに美的感覚を持てる日本人には、特に愛されている色と言えるでしょう。
白の外壁は基本中の基本です。
さまざまな素材の中で、特に既製品では白をラインナップしていないものはないでしょう。
それくらい愛されている色ですね。
特に日本の住宅事情では、インテリアの内装は大体白が選ばれます。
熱を吸収しにくいという特性も相俟って、外壁には最適とも言える色です。
白を選ぶ際に特に注意が必要なのは、汚れです。
清潔なイメージとは裏腹に汚れの目立つ色なので、日々のメンテナンスは欠かせません。
また、面積を広く見せる膨張色でもあります。
白一色で配色してしまうと全体的にボワッとした引き締まらない印象になってしまいます。
そういった特性も考慮に入れなければなりません。
白は無彩色なので、基本的には隣り合う色を選びません。
どんな色に対しても自然に白の明るく清潔な印象をプラスしてくれます。
考えるべきは色の面積と明るさですね。
○白×黒
無彩色同士のハイコントラストなトーンでかなり目立ちます。
同じ面積で使うとかなり落ち着かなくなるので、使うのであれば白をワンポイントとして使うのがおすすめです。
無彩色だけなので無機質、よく言えばクールな印象を与えます。
至ってはグレーも一緒ですね。
○白×有彩色
有彩色の持つ特徴に、明るく健康的なイメージをプラスします。
どんな色とも相性が良く、よく馴染みます。
ハイトーン同士を合わせて、優しく穏やかな印象にするもよし。
ワンポイントに暗いトーンを合わせて引き締まった印象にするもよし。
調和しやすい白の使い方は実に様々です。
例えば、茶色に合わせると伝統的な重苦しいイメージを払拭して、ナチュラルな落ち着いたイメージを引き立たせてくれます。
ピンクに合わせるとピンクのもつ色っぽさを払拭して、可愛らしさを優しく印象付けてくれます。
黄色に合わせるとにぎやかなイメージをより一層引き出してくれますが、うるささを感じさせません。
使いやすく良いイメージを持たれやすいので、外壁だけでなく、内装にも白を採用している家は多いですね。
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