平屋 ロフト 予算

MENU

平屋建てのロフトなら費用は100万円!メリットデメリットをご紹介

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る
最終更新:
目次

マイホームを建てるなら、「必要不可欠ではないけれど、生活にちょっとした彩を与えてくれるもの」も必要。

 

ロフトはまさにそんな空間で、平屋であれば特にそのありがたみを感じられるはずです。

 

ハード面でもソフト面でもキャパを広げてくれる「ロフトのある平屋」について、費用やメリット&デメリットを見ていきましょう。

 

2階建てほど広くなくても、縦方向にゆとりが欲しい。

 

そんな時に便利なロフトですが、設置にはどのようなルールがあるのでしょうか。

 

また、気になる費用相場は?

 

ロフトと2階建て、何が違うの?

2階もロフトも、階段を使って昇降するという点は共通ですよね。

 

建築事例を見る限りでは「2階もロフトも同じじゃないの?」と思われるかもしれませんが、この2つは似て非なるもので、建築基準法に基づいて区別されています。

 

まずはロフトの条件を確認しておきましょう。

 

  • 天井の高さは1.4m以下である
  • ロフトの面積は、直下階の1/2まで
  • ロフトの梯子を固定してはいけない

 

これらの条件を満たしていれば、法律上は2階建てとはみなされず「平屋」、しかも延べ床面積にもカウントされないので固定資産税の節約効果にもつながります。

 

ロフトのある平屋の間取りを考える上では、最低限、まずはこのルールを押さえておきましょう。

 

どんな使い方ができるの?

では、平屋にロフトを付けた場合はどんな使い方ができるでしょうか。

 

ごく一般的なのは、「収納スペース」としての使い方。

 

2階がない平屋の場合は物を収納する場所が不足しがちなので、ロフトをつけて収納スペースを確保するというケースが多いのです。

 

下からはほとんど見えないので、お客さんが来て見上げたとしても、よほど散らかっていない限りは「だらしない人」とは思われないはずです。

 

 

次に、多いのは、子供用のスペースとして使うケース。

 

子供にとっては秘密基地のような空間で大興奮でしょうし、部屋数が少ない平屋でも個室のような場所を確保できるというメリットがあります。

 

ロフトを子供に明け渡すことで、「リビングにオモチャが散乱するのを防げる」というメリットもあるんですよ。

 

 

最後は、趣味の空間として。

 

子供用ではなく、パパやママが音楽や絵画、読書などの趣味を楽しむスペースとして使っているケースも多いんです。

 

例えばこちらの事例は、採光と通風に優れたロフトにテーブルセットを置いてカフェ気分!

 

SUUMO ロフトのある家
https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_nikkohome/501140_0001_34/jitsurei/jc_0001/

 

こんな感じのロフトに天窓をつけて、週末の夜は家族で星見を楽しむというのもステキですね。

 

夢ふくらむ!ロフトは「未来倉庫」

ロフトがある平屋の住まい。

 

そのイメージを膨らませるために施工実例を検索していく中で、三井ホームが提案している平屋×ロフトのプランにグッときました。

 

三井ホーム公式サイト 「ロフトという未来倉庫」
https://www.mitsuihome.co.jp/home/space/loft/

 

ロフトを「未来倉庫」と表現するセンスもステキですが、家族それぞれの「あこがれ」を叶えるロフトの使い方の提案が、家づくりの「わくわく感」を高めてくれます。

 

子供にとっては秘密基地、パパやママにとっては趣味を楽しむ隠れ家的な場所。

 

決して広くはないそのスペースが、実は最も“夢”に近く、無限に広がっていく未来を感じさせてくれる部屋のように思えてきます。。

 

ハウスネットギャラリーのサイトで平屋×ロフトの事例集を眺めてみると、ますます夢がふくらみますよ。
⇒ ハウスネットギャラリー 「ロフト」事例写真一覧

 

「2階」に比べて面積は制限されるとはいえ、こうして見るとロフトはけっこう広々。

 

なにをどう配置して、何をするための空間にしようか?・・・と、考えるだけでも楽しいですね。

 

小さなお子さんがいるご家庭であれば、親子で家づくりの喜びを共有できる部分があるというのは幸せなことだと思います。

 

知っておきたいデメリット

ただし、メリットもあれば当然のことながらデメリットもあります。

 

まず、収納スペースとして使う場合は、上に荷物を運ぶのが大変です。

 

重い荷物を持って、不安定な梯子を上るのはリスキーですよね。

 

物を運ぶ際は特に、家族の協力が必要です。(一人がロフトの上に待機していて荷物を受け取るという工夫が要ります)

 

荷物の出し入れが面倒で、結局、ロフトに置いたものは置きっぱなし・・・となるケースも多いようです。

 

そのような意味では、「物が溜まる」ということもデメリットとして挙げられるのかもしれません。

 

次に、子供部屋にする場合のデメリット。

 

まずは「誤って落ちてしまうリスクがある」というのが一番ですが、他にも「ロフトは暑い」というデメリットもあります。

 

暑い空気は上に逃げてしまうので、夏場は1階でエアコンをつけていてもロフト部分はあまり冷えないという話もよく耳にしますよ。

 

ロフトを子供スペースとして使うのであれば、エアコンの付け方やサーキュレーターなどの工夫が必須となるでしょう。

 

趣味の空間をする場合も同じで、空調問題が心配です。

 

また、掃除機を持って上がるのが億劫で掃除が手抜きになり、「埃が溜まりやすい」「本などが散らかりやすい」という点もデメリットとして挙げられるかもしれません。

 

平屋にロフトをつけることで生じるメリットやデメリットについてはこちらのサイトでも丁寧に解説されていますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
⇒ リショップナビ「ロフトのメリット・デメリットとつくるときの費用・注意点」

 

「はしご」が運命を左右する

ロフトのメリット&デメリットを見てわかるように、ロフトを有効に活用できるかどうかは「取り付ける梯子次第」という側面があります。

 

賃貸物件にありがちな、ごく簡易的な「THE はしご」というテイストのものでは、ロフトの便利さを生かし切ることができないでしょう。

 

その点、例えばこちらのサイトで紹介されている「収納階段」のようなものを設置できれば、はしごよりも足元が安定しますし、デッドスペースを有効活用して収納空間を増やすこともできて一石二鳥です。

 

重量木骨の家 「理想の家づくりのためのコラム」
https://www.mokkotsu.com/contents/dream/loft/

 

これは「固定」ではなくて、あくまでも「設置」の階段なので、法律で定められたロフトの条件を満たすことができます。

 

また、左右のステップを交互に組み合わせたロフト階段なら、足元も安定しますし見た目もデザイン性があってステキです。

 

いっそ、階段を滑り台にしてしまうというのも斬新ですね。
⇒ コーキ・コーポレーション「赤い暖炉のある家」

 

平屋にロフトを設置する場合は、こういったアイデアを提案してくれる業者さんにお願いしたいものです。

 

となれば、やはりロフトの施工実績が多いメーカーさんを選ぶのは安心ではないでしょうか。

 

ロフト部分にかかる費用は?

生活のすべてがワンフロアで完結するため、「間取りにメリハリがない」「収納スペースが足りない」となりがちな平屋ですが、ロフトがあるとなにかと重宝します。

 

問題は費用面ですが、2階をしっかり作ることに比べたら金額もかなり抑えられるのではないかと予想されます。

 

実態のところはどうなのかというと、施工面積によって金額には幅がありますがだいたい50~100万円といったところ。

 

「7畳で約40万円」という情報もありますが、断熱工事や換気工事も必要になるので、100万円前後は見ておいたほうが良いでしょう。

 

例えば、カフェや雑貨屋さんで見かけるオシャレなシーリングファンを設置すれば、空気の循環を促すばかりではなくインテリアのアクセントにもなりますよね。

 

ネット通販でも商品の流通量は多く、デザインも豊富!

 

部屋のインテリアに合わせて選び分けることができます。

 

また、ここ数年大人気のサーキュレーターも1台あるのとないのとでは大きな違いです。

 

ロフトの熱を逃がしたり、エアコンの冷気を上に上げたり、全体の空気を循環させたりと、一台で何役にも重宝する優れモノ。

 

サーキュレーターは本体のスペックに加えて設置の仕方によっても効果が違ってきますので、こちらのサイトを参考にしてみてくださいね。
⇒ シニアライフハック 「ロフトの暑さ対策グッズ~サーキュレーターの使い方とおすすめ機種」

 

【まとめ】アイデア次第で家族みんなの癒しの場所になる

なくても困らない、しかしあれば便利なロフト空間。

 

子供の好奇心を育み、同時に、失われた大人たちの遊び心を刺激してくれる空間でもあります。

 

ただし、設置に際しては様々な制約やデメリットもありますので、設置を検討される場合にはここで紹介したポイントを意識してみてくださいね。

 

  • ロフトと2階は、法律で明確に区別されている
  • ロフトの使い道はアイデア次第
  • ただし、階段の安全を確保できるかが大事
  • デメリットを解消するには、梯子や空調の工夫が必要。
  • ロフトの設置にかかる費用目安は100万円。

 

ちなみに、平屋建てそのもののメリットやデメットについてはコチラの記事で紹介しています。
⇒ 最近すごい人気の平屋建て!メリットとデメリットは??

 

住宅購入のプランニングでお悩みなら、併せてぜひチェックしてみてくださいね。

 このエントリーをはてなブックマークに追加 LINEで送る

平屋建ての総合情報

スポンサーリンク


同じカテゴリの記事