問題はブリアールの間取りよりも一条工務店の考え方?
間取りの制限が多いことで一条工務店は知られていますが、プリアールもその例に漏れません。
しかし、間取り制限も提案次第で何とかなる、プリアールならばチャームポイントにする、そんな工夫ができるはず。
それができないのが一条工務店の弱点です。
一条工務店の間取りといえば、よくいわれる「一条ルール」が思いつきます。
あれはできない、これはできない、、、間取り上の制限が厳しくて、自由設計という気がしない。
この手の批判は、一条工務店を悪くいう人々の間では定番です。
この傾向がより強いのがツーバイシックスの構造を持つiスマートやiキューブ。
これらと比較すると、ブリアールの間取り制限はゆるいもの。
その一方で、一条ルールの間取り制限に特に引っかからなかったとの声も聞きます。
この両者の差はどこから来るのでしょうか?
ブリアールに限らない、一条工務店独特の間取り上のルール、いわゆる「一条ルール」。
有名なものに、次のようなものがあります。
3.6mの区間に壁がない場合は、タレ壁を造ってやらなくてはならない。
壁に窓が付けられない場合がある。
これらのルールは、柱と梁で住宅を支える在来工法に耐力壁の強さを加えた、モノコック構造が原因。
柱だけでなく壁でも住宅を支えて強さを出しているので、壁の位置や窓の制限があるのです。
広い空間を望んでいる場合に、タレ壁はじゃま以外の何物でもないでしょう。
しかし、ブリアールならばタレ壁の上部をアーチ加工するというオプションを使う。
これによって、タレ壁を間取り上のアクセントにすることができます。
しかし、様々なブログに目を通していて気がついたのですが、、、。
一条工務店独特の間取り制限自体に、問題ははありません。
本当の問題は一条ルールを逆手に取って、施主を喜ばせるような提案ができる人が少ないというところにあります。
例えば担当営業によって提案力に差がある、設計士が同席する時間が短い。
この辺が一条工務店の本当の問題点、これはブリアールの間取りに限ったことではありません。
例えば、オプションの説明が全くないとか、設計士が打ち合わせに同席しないとか。
これは、少ない人数で多くの顧客をこなしていこうと考える、一条工務店の体質にありそうです。
契約が決まったら、担当営業は現場に一度も来ないとか、クレームを放置する傾向にあるとか。
これらは、一条工務店にありがちな不満点なのですが、それもこれも、人件費を削りたがる体質から来ているようです。
南欧風のブリアールならば、どんな間取りにしたいとか夢をふくらませている人も多くいるはず。
それだけに、一条工務店ならではの提案は少ないわ、やりたいことはルールで制限されるわ。
これでは、面白いはずがありません。
一条工務店ならばあまり凝った間取りを考えないほうが良いし、提案も期待しない方が良い。
別件で一条工務店を調べていた時に私が感じた傾向なのですが、ブリアールでもこの傾向は変わらないようです。(あくまでも私個人の考え方です。)
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