auでんきとeo電気を徹底比較!選ぶならどっち?
「電気+○○」のいわゆるセット割で電力業界に殴り込みをかける!
・・・という点では共通しているauでんきとeo電気。
どちらを選ぶか迷った時は、どんなところに注目して検討すれば良いのでしょうか。
具体的な金額(月々の支払額)の違いも含めて、auでんきとeo電気を比較してみました!
同じ量の電気を使った場合、auでんきとeo電気はどちらのほうがオトクなのでしょうか。
選ぶ際の決定的な決め手となるのはどんな点?
あっちもこっちも「電気、始めました」の広告合戦。
さて、我が家はどこの電力会社と契約するのが賢い選択なんだろう?・・・と迷っている方も多いことでしょう。
関西エリアにお住まいの方だと、関電の子会社であるeo電気や、これまた関電との連携が発表されたauでんきのどちらかを検討されている方も少なくないはず。
まず、どちらも他のサービス(電話やネット)と組み合わせて契約することが最低条件になるという点では共通していますよね。
ですから、まずは「au ID」や「eo ID」を持っている(つまり、auやeoのサービスをすでに利用している)方でなければ契約できません。
すでに(auやeoの)電話や光回線を利用している人に向けて、
- 「電気もセットで契約してくれたら、利用料金をお安くしますよ」
- 「だから電気も契約したほうがオトクですよ」
とアピールするプラン内容になっているんですね。
語弊があるかもしれませんが、既存の自社サービスに付加価値をつけるようなイメージです。
ちなみに、auでんきは「電話+ネット+電気」、eo電気は「テレビ+ネット+電話」という“トリプル”セット割が適用されるという点でも共通していますね!
ただし、auでんきはほぼ全国(※沖縄県や離島を除く)に電力を供給できるのに対して、eo電気の電力対象地域は今のところ関西エリア(関西電力が電力を供給している地域)に限定されています。
つまり、eo電気を選べるのは「関西に住んでいて、なおかつeoのネットサービスを利用している人」に限られるということです。
その中でも、「関西に住んでいてauのスマホやケータイを使っていて、eoひかりに加入している人」は、auでんきとeo電気のメリット&デメリットをじっくり比較して検討する必要がありますね。
両者の最大の違いは、電気料金の計算の仕組みが違うということです。
auでんきの場合、料金計算の方法は関西電力と同様で、電気の使用量に応じて単価が3段階に分かれています。(以下は、2016年2月現在の金額です)
※0~15kWhまでは373.73円の最低料金がかかります。
- 15~120kWh・・・22.83円
- 120kWh超過~300kWh・・・29.26円
- 300kWh超過分・・・33.32円
しかし、eo電気の料金プランでは、単価が一律25.92/kWh。
120kWhを超えた部分の単価が今までよりも安くなるということです。
仮にひと月の電気使用量が300kWhだった場合。
auでんきの場合は、関電と同様のルールに基づいて計算された「373.73+29.26×105(kWh)+33.32×180(kWh)=373.73+2397.15+5266.8=8037.68」になります。(※別途、燃料費調整額や再生可能エネルギー発電促進賦課金などが加算されます。)
さらにセット割(5%)が適用されると、8037.68×5/100=401.884で毎月約400円のオトクになります。(8037-401=7636円)
関電エリアの場合は、2016年5月31日までに申し込むとキャッシュバック率が12%にUPするキャンペーンも使えるので、8037-964=7073円まで安くなりますよ。(※適用期間は利用開始から1年間)
一方のeoでんきは、25.92×300(kWh)=7776円。
こちらも2016年3月31日までに申し込むと総額7776円(月648円×12か月)割引になるキャンペーンがあります。
ひと月あたりの電力使用量が300kWhのお宅なら、約1ヵ月分がまるっとカットできるという計算になりますね。
金額的にはトントンといったところですから、どちらを選ぶかは個人の価値観次第・・・。
ですが、個人的にはauのスマホやケータイを使っているならこの際「電話+ネット+電気」を丸ごとauに切り替えたほうがオトクではないかな?と思います。
スマートバリューも利用すればスマホ代も毎月2000円引きになりますので、家計全体の節約効果もUPします!
最後に・・・残念ながらどちらもオール電化や太陽光発電に特化したプランはありませんので、スペックの高いスマート平屋にお住まいの方は従来の電力会社との契約を継続されたほうが良いでしょう。
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