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オール電化はメリットなし?eo電気への切り替えは慎重に。

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オール電化は、生活に必要な熱源を全て電気でまかなっているわけですから、「いかに安く電気を調達できるか」が勝負!

 

「電力単価が安い時間帯に電気を買って熱源を溜めておく」という生活がオール電化住宅のスタンダードになりますが、eo電気にはそのスタイルに適した料金プランはあるのでしょうか。

 

「うちはeo光を使っているし、ひょっとしたら電気もまとめて契約したほうが安くなるんじゃないだろうか?」

 

と、関電 → eo電気への切り替えをご検討中の方も多いことでしょう。

 

しかし、お住まいの住宅のスペックによっては、必ずしもオトクになるとは言えないようです。

 

オール電化のご家庭は慎重に!

大手の電力会社には、オール電化に特化した料金プランがありますよね。

 

関電の場合は、「はぴeプラン」や「時間帯別電灯」、「ピークシフトプラン」がこれに該当します。

 

中でも「はぴeプラン」はオール電化割引が適用されますので、このプランを選んでいる方が多いでしょう。

 

電力自由化に当たって「もっと電気料金を安くできないかな?」と電力会社の切り替えを検討されている方も多いと思いますが、関西電力 → eo電気に切り替えるというのはオール電化のご家庭にとってメリットになるのでしょうか?

 

これについては、逆に料金が上がってしまう可能性もありますので慎重に検討されたほうが良さそうです。

 

オール電化の住宅で電気料金を節約するためには、1日の電気使用量や使用時間帯に合わせて単価を使い分けられるプランを選ぶことが最適ですが、eo電気には残念ながらそのようなプランはありません。

 

シミュレーションサイトもあてにならない?

eo電気を選ぶことでメリットを受けられるのは、基本的にはこれまで関西電力の「従量電灯AまたはB」という料金メニューを利用してきた方。

 

これは24時間同一の単価が適用されるプランで、オール電化向けのように「○時~△時は安い単価で電気を使える」などのサービスはありません。

 

つまり、電気使用量が少なめで、「特にこの時間帯に大量の電気を使う」という偏りもないご家庭に向けたプランなのです。

 

eo電気の公式HP上にある「料金シミュレーション」を使えば、過去の電気料金や使用量を入力することによって切り替え後の料金をシミュレーションすることができますが、これはあくまでも「従量電灯A,B」を契約中の方が対象となるもの。

 

オール電化向けのプランを利用されている場合、金額や使用量を入力して計算しても適切な結果が反映されないようですからご注意ください。

 

契約変更にあたっての注意点

ハッキリ言うと、オール電化住宅の住まいの方はeo電気に切り替えるよりも現在の関西電力との契約を継続されたほうが良い賢い選択と言えるでしょう。

 

ただ、同じ関電の中でもプランはいくつかあり、ご家庭によっては「はぴeタイム」よりも「時間帯別電灯」や「ピークシフトプラン」に切り替えたほうがオトクなケースもあります。

 

例えば、「はぴeタイム」はマイコン型蓄熱式機器割引が適用されますが、日中ほとんど電気を使わないお宅だと「時間帯別電灯」(日中の単価がはぴeより安い)のほうがトータルの電気料金を抑えられるそうですよ。

 

こういったより細かい試算をするには、「エネチェンジ」というサイトが非常に便利!

 

無料でプラン診断ができますので、ぜひ利用してみてください。

 

ちなみに、関電は電力自由化に合わせてプランの見直しを行っているとのことで、オール電化向けの「はぴeプラン」の新規加入を2016年3月31日で停止するそうです。

 

これ以降は再加入もできなくなりますので、「はぴeプラン」を解約する場合は慎重になったほうが良いでしょう。(※加算されたポイントが失効してしまう可能性もあります。)

 

4月以降にオール電化の平屋を新築される方は残念ながら「はぴeプラン」を選ぶことはできませんが、はぴeに代わる新しいプランが設定される可能性も期待できますし、そのタイミングで最適な料金プランを選びましょうね!

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