eo電気のセット割に注目!使えば使うほど安くなるカラクリ
関西電力のグループ会社として通信事業で顧客数を伸ばしてきたケイ・オプティコム。
電力自由化に際してeo電気の名称で電力小売り事業に参入することが決まっていますが、目玉はなんといっても「セット割」。
具体的にどんなサービスがセットで安いのか?
関西エリアで注目の新電力会社、eo電気のセット割についてご紹介します!
電気は○○とセットで賢く購入するのが常識の時代!
eo電気なら、あれこれまとめてこんなに安くなりますよ。
電力自由化では、自社の強み(メイン事業)と電気を組み合わせてお得な料金で提供する「セット割」が目玉になります。
逆に言えば、セット割ナシで新規の電力会社が大手の電力会社に太刀打ちするのは難しいのではないでしょうか。
eo電気の場合は、「eo光ネット」「eo光電話」「eo光テレビ」などの通信サービス事業を展開する会社が母体ですから、当然のことながら通信サービスとのセット割がメインとなります。
つまり、ネットや電話、テレビと電気をぜ~んぶ一括で「eo」ブランドで契約すると料金がオトクになる!ということですね。
「eo」ブランドは全国的にはあまり知名度はありませんが、関西電力のグループ会社である「ケイ・オプティコム」が運営するブランドなので関西エリアでは圧倒的なシェアを獲得しています。
ですから、メインターゲットは「関西エリアでeoのネット回線を利用している方」に絞られるわけですね。
eo電気の対象エリアは、関西電力のエリアと重なり合っています。
つまり、今後は「関西電力 → eo電気」の切り替えを行うご家庭が増えるということになりますよね。
この場合、月の電気使用量が
- 500kWh/月のお宅だと年間約13,100円、
- 600kWh/月で21,900円、
- 700kWh/月だと30,800円
もオトクになるそうですよ。
電気を使う量が多い家庭ほど得をするという計算になりますので、大家族での平屋住まいの方は要チェックですね!
(逆に言えば、家族が少ないご家庭ではあまりメリットを実感できないかもしれません。)
また、セット割を利用することによって月々の支払い管理がラクになるというメリットもありますよ。
ネット、電話、テレビ、電気の契約を一本化してまとめて支払うことができますので、請求書や口座振替の処理がわかりやすくなって便利!(支払い先がいくつもあると、入金処理も面倒ですからね・・・。)
家計簿をつけている方にとっても優しいプランと言えるのではないでしょうか。
それにしても、なぜeoはあえてここで「eo電気」を立ち上げて電気を売るのでしょうか。
そこには、激しい顧客獲得競争を生き抜くための関西電力のしたたかな戦略が見て取れます。
一つには、光回線と電力のセット割を設けることで関電グループ全体の売り上げを維持したいという狙いがあるのでしょう。
たとえ関電としての顧客数が減ってしまったとしても、eoブランドで集客できればグループ全体の利益は確保できるわけです。
もう一つは、光回線そのものの伸び悩みを打開するという目的があります。
最近はLTEがメインとなっているため、光回線の申し込みが少なくなっているのだとか。
そこで、電気とのセット割を提供することで新しい契約者数を増やそうという目論見があるわけです。
全く同じエリア内で電力販売を始める関西電力とeo電気は、一見ライバルのような存在に見えても実は太いパイプで結ばれているということなのですね!
見方を変えれば、eo電気に切り替えたとしても関西電力と同等のクオリティのサービスを受けられるということです。
その点は、大手ならではの安心感があると言えますね。
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