ヤマト住建の注文住宅は坪単価の幅が広い。オリジナリティある提案が魅力!
ヤマト住建の坪単価の目安は、45万円~70万円と、25万円も幅があります。
坪単価に金額幅があるということは、それだけ自由度の高い家作りができる証拠と言っても過言ではありません。
「一人ひとりのお客さまの考えを大切に」というコンセプトにも表れているように、暮らしに合わせて選べるバリエ―ションの豊富さが魅力です。
出典:ヤマト住建 公式サイト 商品ラインナップ「暮らしに合わせて選ぶ」
注文住宅の一例として、SUUMOでオススメされている物件をピックアップしてみましょう。
出典:SUUMO 公式サイト ヤマト住建 【ZEH】を提案してもらって大正解。
延床面積38.5坪、価格は2,000万円~2,499万円、坪単価51.9万円~64.8万円/坪の物件です。
同社の注文住宅の中では、ちょうど真ん中くらいの価格帯にあたる実例と言えるでしょう。
全量売電で、月々の発電量はソーラー本体の月額を上回っているとのこと。
光熱費という観点でオトク感があり、なおかつ「結露ナシ」「収納たっぷり」「家事動線ヨシ!」と暮らしやすさや機能性の面では申し分ない注文住宅に仕上がっています。
玄関からホール⇒洗面所・バスルーム⇒キッチン⇒リビングとひとつながりになっている回遊動線も特徴的。
外から帰ってきて、手洗いうがいをして、なんならシャワーで足も洗って部屋に入るという流れがスムーズにできるので、冬場のウィルス対策にも効果がありそうです。
内装は、濃淡のあるブラウンベース×白壁でシックな印象。
随所に見られるアクセントウォールもイイ味出してます!
注文住宅がこれだけ気が利いた作りになっているのですから、分譲住宅も満足いく内容に違いない!と期待してしまいますね。
しかし、公式サイトでもSUUMOでも、分譲住宅の特設ページなどは開設されていません。
ローコスト系の住宅メーカーだと分譲住宅と注文住宅はページを分けているところも多いので、ここはちょっと不親切かな?とも感じます。
気になるのは分譲住宅の価格ですが、一つには規格住宅であるエネージュSGRの価格が参考になるのではないでしょうか。
あこがれの屋上庭園があるプランで、目安となる価格は延べ床面積25.79坪、1,338万円~。
坪単価に換算すると約51.9万円/坪。
この金額だけを見ると、注文住宅と大差はありません。
公式サイトではいくつかの間取りプランが紹介されていますが、いずれも屋上を完全に「庭」として使っているのが特徴的ですね。
「せっかく一戸建てを建てるんだから庭が欲しい!でも、敷地面積を考慮するとそれは無理・・・」という方をメインターゲットとした規格住宅です。
とりわけ、ワンちゃんを飼っている、もしくはこれから家に迎える予定があるというファミリーにとっては理想的な住まい。
屋上なら多少吠えても近所の目が気になりませんし、なによりこの住宅は愛犬の専門店「GREEN DOG」との共同開発商品なのです。
出典:ヤマト住建 公式サイト エネージュSGR 紹介ぺージ DOG GARDEN
犬が犬らしく、自由に健やかに暮らせる住まいづくりをバックアップしてくれるので、「犬を飼うのは初めてで不安だらけ」「犬にとって快適な家ってどんなんだろう?」というペット初心者の方に特にプッシュしたい商品です。
SUUMOの実例集を参考にする限り、ヤマト住建の総額の目安は1,500万円~2,500万円といったところ。(※諸費用で400万円くらいかかりますので、実際は1,900万円~2,900万円)
自由度が高いので価格に幅はありますが、「高くても3,000万円まではいかない」といったところです。
例えば、実例集で最も高額なのはコチラの実例で2,500万円~2,999万円。
出典:SUUMO 公式サイト ヤマト住建実例集 毎月の発電量を見るのも楽しみ。省エネできて快適な【ZEH】の家
旦那様はインナーガレージ、奥様は自分用のヌークをつけたというこだわりの物件です。
出典:SUUMO 公式サイト ヤマト住建実例集 毎月の発電量を見るのも楽しみ。省エネできて快適な【ZEH】の家
内装は、「白壁×濃淡のあるブラウンの床材×光沢のあるブラックのキッチン」と、エッジの効いたデザイン。
吹き抜けの天井に設置されたシーリングファンも存在感バッチリで、全体的にオシャレなカフェ風の雰囲気を演出することに成功しています。
個人的には、リビング隣にある和室の作り方が絶妙だなと感じました。
小上がりになっているので、その高さを利用してベンチのように腰掛けることもできますし、なんといっても収納が吊り戸棚なんです。
これなら棚の下の部分も活用できるので、空間を有効に利用できる&視覚的に圧迫感がなく、広く見せることができますね。
あえてモザイク風なデザインの畳を選んでいるところにも、施主さん&ヤマト住建のセンスの良さを感じます。
ZEH住宅の開発と販売に注力しているヤマト住建は、「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー」で9年連続受賞を成し遂げています。
2018年度は、「エネージュUW-B」が特別優秀賞、特別優秀企業賞をダブル受賞!
これを記念し、2020年2月現在は同商品を「先着30名限定 30坪 1,703万円~」で販売するというキャンペーンを実施しています。
出典:ヤマト住建 公式サイト キャンペーン情報 ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2018 9期連続受賞記念キャンペーン!(先着30棟限定)
坪単価に換算すると約58万円なので、「そんなにオトクってわけでもないのでは?」と思われるかもしれませんが、
- 全館空調システム
- 内外W断熱
- 太陽光発電
- トリプル樹脂サッシ
- 制震ダンパー
- 無垢床フローリング
- オール電化
- HEMS
- カップボード
- カーテン2万円分
- 照明10万円分
と、各種設備もコミコミの金額。
※設計費は含まれていますが、付帯工事、外構工事、その他諸経費は含まれていません。
標準装備がこれだけ充実して坪単価50万円台なら、やっぱりおトク感ありますね。
他にも、エリア別に様々なキャンペーンが企画されていますので、ヤマト住建の公式サイトからお住まいの地域を絞り込んで検索してみてくださいね。
コスパの高さに定評があるヤマト住建ですが、残念ながら「値引き」はしてくれないそうです。
「断言された」と書き込みしている施主さんがいますので間違いないでしょう。
基本的には「ローコスト」「だけど標準装備が充実している」「自由度が高い」という点を売りにしているメーカーなので、値引きがないのは仕方がないのかもしれません。
ただ、ちょっと気になったのは「オプションで、なんだかんだ200万円のプラスになった」「値引きところか、200万円もオーバーした。屋上庭園もないのに」といった不満の声が散見することです。
どうやら、「人を見て提案内容を変える」という傾向があるメーカーのようなので、その点は注意が必要ですね。
誰にでも提案するのではなく、相手に合わせて金額を上げてくるというスタンスについて不満を感じたという方が多いです。
とはいえ、こういった営業手法は、ヤマト住建に限ったことではありません。
値引きも人によってあったりなかったり、値引き額もまちまちで・・・というメーカーはザラですよね。
要するに、固定された価格があるようでいてない世界ですから、なおさら私たち自身がしっかり勉強してから契約に臨むことが大事。
契約してしまうと値引きも交渉も難しくなってしまうので、契約前の段階で「追加で発生する可能性がある金額はいくらか」「値引きしてもらえる可能性はあるのか」といったことを確認しておくべきです。
ヤマト住建の注文住宅、分譲住宅の坪単価や総額、キャンペーン情報について見てきました。
押さえておきたいポイントをまとめます。
- ヤマト住建の坪単価は45万円~70万円と金額幅が広い
- 総額の目安は2,000万円台(3,000万円を超えるケースはあまりない)
- エリア別に各種キャンペーンを実施している
- 値引きは、基本的にナシ
ZEH住宅に注力している一方、屋上庭園のある家など個性的なデザイン・間取りを展開しているのもヤマト住建の特徴。
家事動線や収納の便を考え尽くされた間取りにも定評があります。
コストを抑えつつ、機能性&デザイン性を兼ね備えた家を建てたい!という方はぜひ検討の候補に入れてみてはいかがでしょうか。
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