平屋のバリアフリーの間取り失敗？
この私たちが住む日本では高齢化社会に突入して、さまざまな問題が湧きだしてきています。
少子高齢化によって年金問題がまず社会問題にまで発展して、
それによって将来への金銭的な問題が、さまざまな弊害を呼んでいます。
高齢化社会は家庭も影響していますが、それによって家庭でもバリアフリ－が一般化してきているのではないでしょうか。
また建築も今までの階段付きの二階建て住宅や三階建て住宅よりも、かつての日本の街を思い出させてくれるような、昔懐かしい平屋建ての住宅が、最注目を浴びてきているのです。
平屋の間取りをバリアフリ－にしたいと考えているひとが、増えてきたのもそういった高齢化社会に伴ってのことなのかもしれません。
リフォ－ムによって平屋の間取りをバリアフリ－にしたいと考えておられる方々も増えてきているようです。
そもそもバリアフリ－というのは、高齢者などが歩行困難にならないように、出来る限る障害物を取り除いてしまおうという考え方になります。
その内容はお風呂場や、部屋と部屋のつなぎ目やトイレなどの段差の解消から始まって
お風呂場、トイレ、玄関などの必要箇所に手すりを取り付けたりという作業があります。
しかしながら平屋をバリアフリ－の間取りにすることにおいても問題点は、転ばぬ先の杖ならぬ、ことが起こる前の前段階でのリフォ－ム等になることです。
将来的にそうであった方が良いだろうなという判断のもとに、段差解消や手すり取り付けということになります。
得てして必要でないことに費用をかけてしまいがちになってしまっているというのが現状ではないでしょうか。
読者から頂いた感想
必要なのかそうでないのかは難しいところですね。（30代 男性 ）
昨今の建築業界では、バリアフリーが大声で叫ばれて久しいです。
猫も杓子もバリアフリー。
少子高齢化の時代ですので、当然といえば当然ですが。
しかし、体がどこも不自由になることなく大往生、という可能性ももちろんあります。
ご高齢になる前に引っ越されてしまう方も多くいらっしゃいます。
結果、将来を見越してあれこれ取り付けたバリアフリーグッズが無駄に・・・というケースも珍しくはないでしょうね。
将来を詳細にイメージして、必要な者ものだけを・・・！というのは難しい話です。
というより、不可能に近いでしょう。
人生は何が起こるかわかりません。
そんな背景もあってか、最近では必要であっても、必要でなくても十分に対応できるフレキシブルな間取りが平屋に限らず人気のようです。
平屋建ての総合情報
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